三毛猫ホームズの推理 (第6話・5/19) 感想
4/14から日テレで始まったドラマ『三毛猫ホームズの推理』(公式)の第6話『復讐の卒業写真…涙の女刑事』の感想。なお、赤川次郎氏の原作小説は一切未読。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
また、先週後半から仕事が忙しくて全くテレビを観ていません。この日曜の夜になってやっと貯まった録画をバタバタと視聴中。ってことで、かなり面白くないと超辛口になるのを覚悟してお読みください。
原作と比較しない立場で言うと…
テレビドラマと原作は比較しない立場だから言うのだが、どうも今週も面白みに欠ける。で、そもそも『三毛猫ホームズの推理』と言うタイトルに返れば、単純に、怖がりで気弱で女嫌いの刑事・義太郎(相葉雅紀)が、推理が出来る謎の三毛猫ホームズ(シュシュ / マツコ・デラックス)とコンビを組んで事件を解決する一話完結のミステリードラマで良かったのでは?
そして、毎回女性ゲストが相葉さんにちょっかいを出しつつ、マツコさんが恋愛アドバイスや男気の苦言を呈することで、次第に義太郎が一人前の男、そして刑事に成長していく。この方が余程スッキリして観易いように思うが…
今回は捜査より、義太郎成長物語にしたかったのなら…
二週跨ぎの割に、終わってみれば主人公・義太郎の成長物語と言った方が適切かもしれない内容だった今回。と言うかこれまでもほぼその路線だが(苦笑)。相葉さんのキャラクターを考えれば、そうならざるを得ないのもわからないでもないし。
ならば、なぜもっと義太郎を中心に描かないのかと言う疑問が残る。まるで時間を等分割したかのようにヒロシ(藤木直人)、晴美(大政絢)、石津(大倉忠義)に見せ場があり、主人公が少々埋もれ気味…
もっと相葉さんのキャラを活かせば…
自らが自分の職業に疑問を持ち壁にぶつかり乗り越えていくと言う点では、ドラマ『バーテンダー』の佐々倉溜役の方が、相葉さんのキャラクター活かしていたと思う。その理由は、佐々倉は努力の姿が描かれ、一生懸命だったかっら応援できたのだ。残念ながら義太郎にはそれが少ない。
動物好きで感情豊かで何事にも一生懸命、でもちょっと頼りなくて支えてあげたくなるような可愛らしさってのが、このオジサンが勝手に考える相葉さんの魅力。本作では動物好きしか該当しない。もっと相葉さんを活かした脚本と演出があると思うのだが…
CM直前のカットが雑だとか、セリフが古臭くて使いまわしみたいだとか、なぜ吉瀬さん突然上着を脱いだの?とかは、この際どうでも良いとします。それよりも、事件や物語は悪くないけれど、どうも面白味を感じにくいのです。
ですから、もっと相葉さんを活かして、相葉さんのキャラに頼ったドラマで良いと思います。想像ですが、テレビの前で「相葉ちゃん、義太郎、がんばって」と応援たい女子たちがたくさんいると思うんですが…
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