都市伝説の女 (第6話・5/18) 感想
4/13からテレ朝で始まったドラマ『都市伝説の女』(公式)の第6話『東京タワー&スカイツリーの伝説!テレビ局殺人』の感想。
先週後半から仕事が忙しくて全くテレビを観ていません。この日曜の夜になってやっと貯まった録画をバタバタと視聴中。ってことで、かなり面白くないと超辛口になるのを覚悟してお読みください。
今週の月子は捜査もせずに、全開で都市伝説満載の巻…
先週の都市伝説も刑事たちの捜査も無く、ただ丹内(竹中直人)が徐々にいい感じになってきただけだった。さて今週はと言うと、全開で都市伝説満載なのは良かったが、ついに月子(長澤まさみ)は捜査せず終了。
それが悪いかと言うとそうでもない。先週書いた通り本作を『都市伝説探偵・月子の事件簿』と思えば、月子は事件解決しなくて良いし、ただただ都市伝説でワイワイ騒ぎつつ刑事たちに絡んでれば、実は本作は成立しちゃうからだ。
ただ、それが面白いかどうかは別の話…。でも第1と3話も担当した星野和成氏の演出だけに他の二人の演出家より、月子の美脚カットは上手かった(笑)
美脚カット?のように、脚本にも月子を活かして欲しい…
美脚カット(月子の美脚だけを活かすためのカット割りのこと)によって、月子以上に長澤さんの美脚の評価が向上したように、脚本にももっと月子を活かすような工夫をして欲しいと思う。
具体的には今回のような捜査そっちのけで都市伝説に突っ走る女刑事でも良い。何か他の刑事ドラマの女主人公との差別化を決定づけるような工夫だ。
それにはどことなく舌足らず口調の彼女に合った、都市伝説をマシンガントークしているするように聞こえる言い回しや台詞回し、脇役たちの効果的なフォローをして欲しい。でないとちょっと変わった女刑事の普通のドラマになってしまいそうな…
今回の脚本と演出が視聴者の好みの分岐点のような気がします。つまり、面白い人には面白いが、つまらない人にはつまらない。
今回を見る限りでは、“都市伝説オタクの刑事が都市伝説原因論で突っ走るコメディドラマ”と言う方向は明確で、事件解決やその過程はあまり重要視されていません。その辺りを“新しい刑事ドラマ”と言えるのかどうか…
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