もう一度君に、プロポーズ (第4話・5/11) 感想
4/20からTBSで始まったドラマ『もう一度君に、プロポーズ』(公式)の第4話『急展開!知らなかった妻の秘密が明らかに』の感想。
結婚当初に子供をつくろうか迷った夫婦のお話なら…
なぜか唐突に波留(竹野内豊)の同僚・蓮沼(渡辺哲)が、めいの娘を預けに来たと思ったら、可南子(和久井映見)の事情を職場仲間に情報共有させるために、妊娠勘違い騒動で24分も大騒ぎ。その上、可南子の弟・裕樹(山本裕典)パートも本筋に殆ど無関係エピソードで30分過ぎまで終わってしまった。
人の心と関係が修復していくお話だから、ゆったり進むのは悪くない。しかし、夫婦にとって、それも結婚当初に子供をつくろうか迷った夫婦にとって、“あの頃に子供をつくっておけば…”と言うデリケートなお話を扱うなら、もう少しその辺りをじっくり描くことに時間を割いて欲しかった…
かわいいおとなの夫婦…
波留、いや竹野内さんの言動が一つ一つがカッコいいのは、もはや言うまでもないが、竹野内さんと和久井さんが“ちゃんと前に進んでる夫婦”を丁寧に演じているのがすごく良い。
お蔭でドラマみたい?な展開でも、かわいいおとなの夫婦の存在がちゃんとリアリティを持たせてる。この辺は二人の演技力と90年代のベタなラブストーリーどらま風の演出が功を奏してる。脚本がもう少しがんばってくれると良いのだが…
かわいいおとなの夫婦に降りかかる別の新たな葛藤…
脚本がこれまでの桐野世樹氏から山上ちはる氏にスイッチした。お蔭かどうかわからないが、本作中で最も意味不明で無駄と思っていた、ウザいシスコン弟・裕樹(山本裕典)と、波留にちょっかいを出しそうな桂(倉科カナ)の存在理由が見えてきた。その意味ではリレー脚本も悪くない。
かわいいおとなの夫婦に降りかかる別の新たな葛藤と言う意味で、今後興味深い。やはりドラマとして見ると、いささか淡々と進み過ぎて、夫婦だけでは面白みに欠ける。その意味で、妙な劇的展開は不要だがもう少し物語のメリハリが欲しいから、裕樹と桂の使い方に期待したい…
サブタイトルの“妻の秘密”って最後の1分に登場した元カレ・一哉(袴田吉彦)なの?まぁよくもここまで引っ張りましたね。それとこれは私の勝手な印象ですが、最近の袴田さんって犯罪者とかキレやすいキャラクターのイメージが強くて、竹野内さんと天秤にかけるにはどうかなと思っちゃいます(苦笑)
また、来週も一悶着ありそうです。脚本家の先生には、もう少しドラマ的な面白さを追及して頂きたいです。
金曜ドラマ もう一度君に、プロポーズ オリジナル・サウンドトラック
ビーチボーイズDVD BOX 反町隆史, 竹野内豊 (出演)
流れ星 完全版 DVD-BOX 竹野内豊, 上戸彩 (出演)
夏子の酒DVD BOX 和久井映見, 石黒賢 (出演)
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