37歳で医者になった僕 (第5話・5/8) 感想
4/10からフジテレビで始まったドラマ『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』(公式)の第5話『医者から近くて遠い存在』の感想。なお、原作の川渕圭一氏の小説『研修医純情物語シリーズ』は未読。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
今週は主役そっちのけで、真飛聖さんのPV仕立て…
主役の祐太(草彅剛)は、勝手に音頭を取って“ドクターとナースのカンファレンス”をチラッと開催しただけで、あと何かやったっけ?そんな感じで終了。
本編の半分以上は主役そっちのけで、“真飛聖さんのPV”仕立て。「医者とナース」「ナースの娘」「母と娘」と3つの話を並行に描いているだけで、殆ど重なりがなくて、バツイチ子持ちの看護師長のお話と言うより、真飛聖さん演じるバツイチママと別居中の娘との絆のお話。
ここまで主役がいなくても1時間が成立しちゃうと、もはやこれってドラマと言えるのか甚だ疑問…
せめて…
せめて直美の娘・葵(大出菜々子)が家出中に交通事故に遭い、東央医科大学病院に搬送され、直美が看護を通して事情を知り、いつしか母親のとして娘とつながっていくとか、葵にもう少し医療ドラマらしい関わり方をさせることは出来なかったのだろうか?
そうなれば、何でも首を突っ込む祐太の出番だ。「直美を早退させろ」とか「皆で葵ちゃんを助けよう」とか、まっ37歳で医者になったドクターとは思えない行動だが、主役不在よりはマシだ。
「ナースの娘」の話としては悪くないが、このドラマで描く必要があったかどうかが疑問と言うこと…
タイトルにもある「37歳で医者になった僕」を描きましょうよ。いくら脇役のエピソードを膨らませても、主役が一向に成長しないのは面白くないです。もはやサブタイトルもあまり意味が無いような。来週に期待します。
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