三毛猫ホームズの推理 (第4話・5/5) 感想
4/14から日テレで始まったドラマ『三毛猫ホームズの推理』(公式)の第4話『古城連続殺人!真犯人の涙…』の感想。なお、赤川次郎氏の原作小説は一切未読。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
期待したものと違う…
原作未読だし比較しないから、単純に番宣レベルの情報で期待しただけだが、どうもその期待したドラマとは違うことが、私が本作を楽しめない理由のようだ。
ダメ刑事が兄妹に叱咤激励されながら、飼い猫の手を借りて人間として刑事として成長していく、そんなドラマと思っていた。しかし、実際のドラマはこれらを引き伸ばしを含めて超スローペースでただ羅列しただけ。
こう言うのを観たかったのでは無かったのだが…
主役は義太郎?片山家?それともホームズ?
勿論、ドラマの営業上の主役は義太郎(相葉雅紀)だ。敢えて「営業上の」と書いたのは、本質的な物語上の主役が義太郎になっているか?疑問だからだ。別の言い方をすると、本作の一番の見せ場である「事件の謎を解決」しているのが義太郎だと、今一つしっかり描かれていないと言うこと。
ドラマとしての斬新さなら、ホームズが謎解きヒントを出す部分がもっと見せ場になって良いと思う。しかし実際は、片山家のヒロシ(藤木直人)と晴美(大政絢)も謎解きに参加するから、残念ながら誰が謎解きしているのかわかりにくくなってしまう。
大人の事情で、3人と1匹で解決するなら、ネコの化身(マツコ・デラックス)の存在が中途半端だし。やはり脚本の初期設定が私の肌に合わないと言うことだ。
1時間も要する解決編とは思えませんでした。先週と合わせて正味70分前後程度だと思います。2週跨ぎは反対ですが、今週の前半15分位で解決編を終え、残り30分で次の事件のフリをした方が良かったと思います。なんか、間延びと引き伸ばしばかりで飽きちゃいました。
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