【書評】ディズニーの絆力(アスコム) 鎌田洋(著)
【私的評価】★★★☆☆
【私的評価基準】(書籍用)
・★★★★★ 傑作!是非とも本棚に並べたい一冊。
・★★★★☆ 秀作!私が太鼓判を押せる一冊。
・★★★☆☆ まぁまぁ。お小遣いに余裕があれば買っても良い。
・★★☆☆☆ 好き嫌いの分岐点。図書館で十分。
・★☆☆☆☆ 他の時間とお金の有意義な使い方を模索すべし。
あるお掃除キャストの物語…
著者は、ディズニーの掃除・教育部門で、現在のディズニーランドの礎を築いた人。ディズニーが最も大切にしている「コミュニケーション」を東京ディズニーランドでの数々の事例を通して、“絆”と言う「人との関係の作り方」が紹介されている。ビジネス本と言うより、「あるお掃除キャストの物語」と言ったところだ。
肝心の「絆力」の部分が弱い…
●序章 ★☆☆☆☆
●第1章 人を迎える準備をする ★★☆☆☆
●第2章 出会い、絆をつくる ★★★★☆
●第3章 離れていても、お互いを想う ★☆☆☆☆
●第4章 再会し、さらに絆を深める ★★☆☆☆☆
●終章 ★★★★☆
上記のように全6章からなるが、なぜ“絆力”なのか?や“絆力”をどう活用すべきかと言う部分は少なく、感心するのは「ディズニーランドのなるほど百科」的な様々なサービスの誕生秘話の部分。この手のディズニー本が好きな方なら目新しさは無いかもしれないが、そうでなければ、読み物としては面白いと思う。
東京ディズニーランド開園当時から15年間働いていた著者なので、「あのサービスはこの人が創めたのか!」と言った部分は結構楽しんで読めます。あまり片意地を張った難しい本ではないので、気軽にディズニー秘話を読みたい方にお勧めします。
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