家族のうた (第3話・4/29) 感想
4/15からフジテレビで始まったドラマ『家族のうた』(公式)の第3話『歌えない僕の気持ちが解る?』の感想。
世間では低視聴率でも、今週は意外に楽しめたのだが…
どうやら先週の視聴率が3.6%(Wiki)で打切りの噂も流れるが、第3話に限って私は意外に楽しめた。まぁ、自信過剰で極度のマイペースで干渉嫌いな主人公・早川正義(オダギリジョー)に、何故か愛着を感じてしまっているのが大きな理由。
自分勝手なのだが愛嬌があって憎めないダメ男。桑田佳祐さんの『祭りのあと』に登場する
“野暮でイナたい人生を照れることなく語ろう
悪さしながら 男なら 粋で優しい馬鹿でいろ”
そんな主人公像は意外に魅力的なのだ。
初めから「家族のうた」にすれば良かっただけでは?
既に本作が『パパはニュースキャスター』とゴタゴタがあったのはご存じだと思う。しかし、第3話を観て思うのは最初から「家族のうた」をテーマにした父と子の物語で良かったのではと言う事。
「ある日突然に自分の子供が現れて…」と言う部分が第3話は殆ど活かされていない。しかし、活かさなくても悪くなかったし、伝えたいものも見えてきている。と言う事はもはや不要な設定と言う事になる。ならばバッサリ無視しちゃえとは言えないか。
子供たちへの嫌悪感の描き方に工夫が欲しい…
正義の子供たちへの嫌悪感こそが、「歌で家族がまとまること」へ繋がるのだが、その嫌悪感の描き方や流れに違和感を覚える。静かに曲を作りたいはずなのに、突然公園へ行ってみたり。
こう言う半ば強引な展開こそ、本作が都合良く話を進めたいと思う制作側の意図の悪い表れ。そこが改善されないと右上がりの視聴率は厳しいと思う。
もはや普通の「自分勝手な親父と自立心の強い子供たちのドタバタ生活」って感じにした方がスッキリすると思います。そう簡単には行かないでしょうが。来週に期待してよいのかな…
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