37歳で医者になった僕~研修医純情物語~ (第3話・4/24) 感想
4/10からフジテレビで始まったドラマ『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』(公式)の第3話『医者である前に、人である前に』の感想。なお、原作の川渕圭一氏の小説『研修医純情物語シリーズ』は未読。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
まさか、BGMにエフェクトが掛かってカットアウトするとは!
中盤以降、これでもかと末期の膵臓がん患者・木島(甲本雅裕)の吐血フラグが乱立していたし、研修医の合コン開催や早退と言う急展開フラグも立っていたから、まさかここで王道の演出とも言うべき、BGMにエフェクトが掛かってカットアウトしないよなと思ったら…
何と伏線の飴玉を使ってやっちゃった。お話もベタだが、ここまで演出もベタだと折角の感動もちょっと笑ってしまう。他になかったのだろうか…
いろんな意味で“37歳で医者になった設定”が活かされず…
個人的には、紺野先生にはもう少し社会人の経験を活かして、上手く院内で活躍して欲しいと願う。しかし、ドラマとしては先週名刺を配っただけで、元営業マンらしさも37歳と言う年齢も活かされていない。
確か『踊る大捜査線』の青島俊作が元IT企業のNO.1営業マンで、そのスキルが捜査に役立ったエピソードがあったはず。そう言う魅せ方がもっとあっても良いと思う。そうしないと単に病棟のお荷物で無駄にメンタルが強いだけの若くない研修医で終わってしまいそうで…
紺野先生が大学出たての研修医なら、今回のエピソードも悪くないし、恋人の登場も必要最小限な感じで、全体は落ち着いた雰囲気でまとまって良かったと思います。でも、紺野先生は「37歳で医者になった」んです。その設定の必然性をもっと見せて欲しいです。
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