三毛猫ホームズの推理 (第1話・4/14) 感想
4/14から日テレで始まったドラマ『三毛猫ホームズの推理』(公式)の第1話『天才化け猫&ダメ刑事VS密室殺人』の感想。なお、赤川次郎氏の原作小説は一切未読。
なお、本作を面白いと思った方や出演者のファンの皆さんは読むと不愉快になりますから、読まない方が良いです。
テンポの悪すぎる脚本…
そもそも大宮エリー氏の脚本が苦手な私にとって、だいぶハードルは下げておいたはずだった。しかし、苦手とは別の次元で、想定外のテンポの悪さに驚いた。基本的に原作とは比較しない立場だが、これだけ人気のある小説なら面白いのだろうから、本作がこの仕上がりと言う事はやはり脚本の責任は重大だ。
せめてもう少し刑事ドラマとしてしっかり作り込んで欲しかった。
バラエティ番組内のコントみたいな演出…
冒頭の少し後、片山義太郎(相葉雅紀)と吉塚雪子(ベッキー)のくだり。最初は観ているのも恥ずかしかったが、次第に腹が立ってきた。あそこまで(私には)手抜きと思えるようなバラエティ番組内のコントの、セットとカット割りと演技指導。
その他にも脚本のテンポの悪さを加速させるような、小ネタたち。土曜の夜に親子で楽しめる小ネタは否定しないが、せめて何を描きたいのかを見せて欲しかった…
女性陣の演技力が…
演技についても基本的に触れない立場だが、ここまでのレベルだと書かない訳にはいかない。押し並べて女性陣の演技力の無さに驚いた。ただ台詞を喜怒哀楽の4種類の感情で読んでるだけでは、脚本と演出の逆相乗効果で伝わるものも伝わらないような…
ちなみに、マツコ・デラックスさんは男性陣に入れることにするが、だからと言って男性陣の演技力が勝っているのとは言わない…
ドラマ『バーテンダー』の貫地谷しほりさんは演技力があったんだなと妙な再確認をしました今回でした。それに、もう視聴率目当ての延長は止めて欲しいです。あまりにテンポが悪く、メリハリも無く、スカスカ状態で引っ張られるのは、かなり厳しかったです。
とにかく、犬でも猫でも誰でも推理して構いませんから、刑事ドラマとしてきちんと作って欲しいです。
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