水曜ミステリー9 小杉健治サスペンス 偽証法廷~刑事が越えた一線 (4/4) 感想
2012年4月4日にテレ東で放送されたドラマ『水曜ミステリー9 小杉健治サスペンス 偽証法廷~刑事が越えた一線』(公式)の『奇妙な死体!?妻に迫る連続殺人犯の魔の手!証拠能力ゼロ衝撃の逆転判決!!』の感想。なお、小杉健治氏の原作小説は未読。
久し振りのテレ東&寺脇ドラマ…
久し振りに観たテレビ東京のスペシャルドラマ、且つ寺脇康文さん主演ドラマ。細かいカット割りの予告編みたいなプロローグでさぞ裁判シーンが白熱するかと思いきや、最後はテレ東らしく『田舎に泊まろう!』的な爽やかエンディングで少々拍子抜け。
更に寺脇さんも相変わらず正義感溢れる熱血漢の刑事役。亀山薫役と微妙に被るのが嬉しいような残念なような。でも、全体的には1時間48分と言う尺もあって、長過ぎず間延びもせずに楽しめた。
演出と編集…
演出の渡邊孝好氏の名前をどこかで聞いたと思ったら、映画『居酒屋ゆうれい(1994)』の監督だった。そう言えば『居酒屋―』も脚本と配役で面白さをキープしたような作品で、『偽証法廷―』と似ていると思った。
特に気になったのが編集。チラチラ先を見せる手法や、大場(寺脇康文)が妻を案じ自宅に急ぐ場面や右田(松重豊)が息子に撲殺される場面などの編集の粗さが気になった。その辺にもう少しリアリティがあれば、物語全体のサスペンスらしさが高まったと思う。
最後は全員いい人ってのがテレビ東京のサスペンスらしいって事なのでしょうか。期待せずに観ましたが、意外に最後まで楽しめました。これからはテレ東のドラマも見てみようかな。
ロケ地に東京都荒川区西尾久にあるお好み焼き『ちえり』が登場していました。以前、東京に住んでいた時に近かったのでよく行きました。私は元『ちえり』で働いていた方が暖簾分けして出来た荒川区東尾久にある『110(いとう)』の方が美味しいと思いますけど(笑)
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松重豊 (出演)
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