映画「スーパー・チューズデー~正義を売った日~」 感想と採点 ※ネタバレあります

スーパー・チューズデー~正義を売った日~

映画『スーパー・チューズデー~正義を売った日~』公式)を映画の日に劇場鑑賞。

採点は、★★★☆☆(5点満点で3点)。100点満点なら65点にします。

ざっくりストーリー

民主党予備選に出馬したマイク・モリス知事(ジョージ・クルーニ)は決戦のキーポイントになるオハイオ州で勝利するべく、いつものように清廉潔白な人柄と確固たる政治信条で有権者たちを惹きつけ、ライバル候補を引き離していた。
オハイオでの討論会の夜、モリスの大統領選挙キャンペーンチームの広報官・スティーヴン(ライアン・ゴズリング)は、ライバル陣営の参謀・トム(ポール・ジアマッティ)との密会に応じ、「我々の仲間にならないか」と誘いを受けるが、断固拒否をする。
そんなある晩、同じチームでインターンとして働く女性・モリー(エヴァン・レイチェル・ウッド)と一夜を共にするが、そこで選挙戦を揺るがす重大な秘密を知ってしまう…

冒頭ざわざわ、中盤だらだら&じりじり、終わってじわじわと…

冒頭、主人公が誰が見ても罠みたいな敵陣営の密会に乗ったり、若いお姉ちゃんと寝たお蔭でスキャンダルネタを入手したりと、ざわざわして面白そうなスタート。
ところが、ネタ振りが済むと中盤まで意外と主人公を中心に個人的なお話がだらだらと続く。しかし、主人公の立場がひっくり返る辺りからじりじりと面白くなってくる。そしてエンディングの主人公の表情を振り返ると、「選挙とは?」「信頼とは?」なんて事をじわじわと考えてしまう。


「意見には個人差があるから」と寛大なお心の方のみ、採点理由も含めて、詳細はネタバレが含まれますので、ご理解の上、“続きを読む”よりお進み下さいませ。

ここからネタバレあります!














女性の扱いにもう少しリアリティーがあっても…

主人公スティーヴンは切れ者広報官で、候補者のマイク知事の理想に心酔しているのだが、主人公は頭が良い割に敵陣営の策略にさらりと騙される。
また、知事の理想と言っても主人公がスピーチライターを兼ねているのだから、知事本人の考え方と言うのが見えづらい。
また、ファーストレディになるかもしれない知事の奥さんは影が薄くて、インターンのモリーの言動も少々一貫性がなく、女性の扱いにう少しリアリティーがあっても良かったと思う。

豪華俳優陣で描く政治の裏社会はお見事!

罠に嵌って絶体絶命のスティーヴンが、大統領候補が学生スタッフと不倫をし、女は妊娠、堕胎、そして自殺と言うモリス知事スキャンダル(まあ何とも都合の良いのだが)を手に入れてからの、熱い政治理想を掲げた男から冷酷な選挙参謀に変貌する辺りが見所。
もちろん主人公を演じるライアン・ゴズリングを始め、何とも豪華な脇役俳優陣も見所だ。特にクルーニ監督の脇役の使い方が上手い。基本的に全編会話ベースで進むのだが、きらりと光る脇役の演技力と存在感が作品をよりスリリングに魅せてくれる…


中盤のもたつきと、女性が蔑ろになっている点さえなかったら、もう一つ★を付けたと思います。その意味でも、武器を持たない男たちの、名誉や仕事を賭けた頭脳戦とでも言いましょうか。

最後にスーパーチューズデーを制した主人公が、妙に冷静且つ冷酷な表情だったのが印象的。こう言う男が後押しした人間が大統領になり世界を制すると思うとじわじわと恐ろしくなる…

     

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