ダーティ・ママ! (第10話・最終回 3/14) 感想
1/11から日テレで始まったドラマ『ダーティ・ママ!』(公式)の最終回『橋蔵奪還! 子連れ刑事最後の戦い!!』の感想。なお、秦建日子氏の原作小説は未読。
何となく「母子のいい話」でまとめて終了…
結局は、何となく「母子のいい話」でまとめて終わった最終回。良くも悪くもこう言う無難な結末しかないと思うし、どうにか終わらせるしか無かったろうし。
予想通り、原作者より小林昌氏と白木朋子氏のコンビの脚本が勝っていたわけで、この時点で(反論はあろうが)無事に終わって良かったと思う…それだけ。
原因は不十分な初期設定のままの見切り発車だと思う…
私は初回からの数話と番組タイトルから、子連れシングルマザー刑事が違法捜査ギリギリで次々と痛快に事件を解決しながら、真面目で体育会系女子で乙女チックと言う正反対の新米女刑事を成長させるドラマだと勝手に思っていた。
しかし、話が進むにつれ残念ながらそれらは裏切られた。魅力的に活躍すると思った男性刑事たちもほぼ撃沈状態だし、葵(香里奈)は尻軽女風に変わってしまい、最後には必要だかわからない卓也(上地雄輔)との妊娠。
やはり、各登場人物や相関関係の初期設定が不十分なままの見切り発車が、テーマや面白さを見失わせてしまったと思う。うーん、残念。
テーマを「母子」か「刑事(バディ)」か、路線は「コメディ」か「シリアス」かさえ、明確にしてスタートすればもっと面白かったと思います。きっと出演者の皆さんもご苦労されたと思います。お疲れさまでした…
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
ダーティ・ママ! [文庫] 秦 建日子 (著)
ダーティ・ママ! Blu-ray BOX
ダーティ・ママ! DVD-BOX
ダーティ・ママ! オリジナル・サウンドトラック
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