ラッキーセブン (第8話 3/5) 感想
1/16からフジで始まったドラマ『ラッキーセブン』(公式)の第8話『美人ホステスのスキャンダル!』の感想。
なお、本作で感動した方や出演者のファンの皆さんは読むと不快になりますから、読まない方が良いです。
今回は、ドラマの形をした「ファンクラブ向け特典映像集」!
ドラマの楽しみ方に、出演者のファンが観て楽しむと言うのがある。私にもそう言うドラマや映画がある。だから否定はしないし、それで納得することもある。
しかし、今回は1時間丸々「ファンクラブ向け特典映像集」みたいになっていなかったろうか?とにかく「全出演者の見せ場とアップを1か所以上絶対に入れろ!」と言う至上命令でも受けたようなストーリーそっちのけの脚本と演出。
出演者のファンは良しとして、『月9』がドラマを楽しみたい視聴者を置いてけぼりで良いのか?
物語のアイデアは悪くない。でも脚本も演出も雑過ぎる!
本作全体に言える事だが。今回で言うなら主たる事件と探偵社のメンバー・飛鳥(仲里依紗)を「結婚とは?」的な共通項で括る物語のアイデアは悪くない(面白いかどうかは別にして)。脚本はそれをどんどん膨らませて、演出は素直に撮れば良いだけなのにそれができない。
原因は上記の有無を言わせない「見せ場づくり」だ。お陰で物語はブツ切りになり、強引に出演者(登場人物ではない)のアップを入れるから、テンポは悪いし面白味も半減しちゃう。せめて大人の事情くらい見せない工夫をして欲しい…
連続ドラマとしての面白さ…
先週、あれだけ盛り上げたの淳平(大泉洋)恋バナも無かった事になってるし、駿太郎(松本潤)も突然“出来る探偵”になってるし。ここへきて連続ドラマとしての面白さが皆無になってるのが最大の問題。
唯一の連続ネタの瞳子(松嶋菜々子)の謎も、もはや時間稼ぎに引っ張ってるだけにしか見えてこない。せめて最終章には新田(瑛太)を復活させて連ドラして完結するのを願う。
はっきり言って「消化試合丸出し」でしたね。来週からの最終章を前に全員集合ってだけ。今回の淳平がアリなら、初期設定から若手敏腕探偵の活躍するドラマで良かったのに…(苦笑)
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
フジテレビ系ドラマ「ラッキーセブン」オリジナルサウンドトラック
俺たちは天使だ! Vol.1 [Blu-ray]
探偵物語 VOL.3 [DVD]
ジャニドラの嵐 平成ジャニーズ・ドラマ完全ファイル! [単行本]
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