妄想捜査~桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活 (第5話 2/19) 感想
1/22からテレ朝で始まったドラマ『妄想捜査~桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活』(公式)の第5話『美人妻(秘)毒殺トリック!!誘惑する下着の罠!?容疑者は警察官12人』の感想。なお、奥泉光氏の原作小説は未読。
今週も七高剛氏の演出で、「らしさ」は安定…
冒頭のミスたらちね(谷沢恵里香)の登場から、先週の演出担当だった七高剛氏らしいカット割り。もう本作の演出は七高氏だけで良いと思う。お色気のさじ加減も細かい演出の類も本作の雰囲気にピッタリ。
そんな訳で、手堅い演出で「本作らしさ」が安定してきたと思う。しかし、そうなると逆に脚本の穴が目立ってくる訳で…
やはり1時間枠が厳しいのか?
今回の脚本は第1話、4話担当の森ハヤシ氏。3人の脚本家の中で一番「本作らしさ」の表現が上手い人。今回は『西部警察』や『ルパン三世 カリオストロの城』など数々の刑事ドラマや探偵モノの小ネタが散りばめられ、少々おふざけモード過ぎたが、まあギリギリ「らしさ」ってことで…
ただ、中盤の運動会のくだりとか、全体的に間延びしたのは残念。この手のコメディーはテンポが大事だから、もっとテンポ良く展開すべき。やはり1時間枠でこのノリは厳しいのかも。これが30分や45分なら何とかなるかも。
前日の『13歳のハローワーク(第6話)』で、ホスト通いが夫にバレた主婦・絹子役の山下容莉枝さんが二夜連続出演でした。また、容疑者の警察官・笹山役に『タモリ倶楽部』の『空耳アワー』のVTRレギュラー・野田美弘さんも出演されてました。むしろ、この2人が気になった今回でした。
でも、このドラマ、意外と好きです。ここ2話は、クワコーの人物的な背景が薄くなって、普通の推理コメディになってきていますが、私にはこの位のフツーさが合っているようです。来週に期待します。
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