ダーティ・ママ! (第6話 2/15) 感想
1/11から日テレで始まったドラマ『ダーティ・ママ!』(公式)の第6話『急展開! 葵銃撃!! 耳かきガール連続殺人』の感想。なお、秦建日子氏の原作小説は未読。
残念。また、低視聴率回の脚本家で逆戻り…
折角、先週は高子(永作博美)の出番を抑えたお陰で、僅かにマシな刑事ドラマになったと思ったのも束の間、今週はまたエンディングをちょっと“いい母子話”風にしたてただけの中身の無さにがっかり…
脚本はこれまた低視聴率回の第3、4話担当の小林昌氏だ。性差別するつもりは無いが敢えて書く。良くも悪くも如何にも女性脚本家らしい作品を書く人だ。「母」「親子」「絆」を登場人物が語り出すと、途端に冷静さを欠いて、これまでの雰囲気をぶち壊しても浪花節調になっちゃう。しかも、2話連続とは…
第6話に限らず、本作って…
第6話に限らず、本作って2つのおかしな部分がある。それは、必然性を見出せない登場人物が多過ぎること。刑事課強行犯係に8人ほどいるが、人数が多過ぎるのか出番が無いのかよくわからない。また、卓也(上地雄輔)と玲子(板谷由夏)も意味不明。
今回は玲子がスイーツで役立ったように登場するが、あの程度の情報なら葵(香里奈)が「金平糖 神社 限定」とネット検索すればヒットするレベル。せめて男性刑事たちを有効活用してはどうだろう…
結局、本作は「仕事と母親を両立している理想の女性」を描いているつもりなのでしょうが、私には、「非常識で我がままな子連れママ」にしか見えないんですよ。
世の女性たちにはどう見えているのでしょうか。作り手の思い通りなら、もっと視聴率があっても良いと思うんですが…
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