ラッキーセブン (第5話 2/13) 感想
1/16からフジで始まったドラマ『ラッキーセブン』(公式)の第5話『別れの予感、駆ける夜』の感想。
なお、本作で感動した方や出演者のファンの皆さんは読むと不快になりますから、読まない方が良いです。
松潤主演だから「コップの中の“嵐”」的ドラマに?!
私は、ドラマを楽しめる程度に、十分に登場人物たちにまだ感情移入したり共感したりしていないのが理由だが、冒頭の駿太郎(松本潤)と藤崎(松嶋菜々子)の意味深なシーンや、急激且つ急速な出演者総動員の一致団結行動が、「コップの中の“嵐”」にしか見えない。
まさか、敢えて主演が嵐の松本さんだから「コップの中の嵐」を意識しているわけでないだろうが、ここまで当事者には一大事なのに、観ている私は完全な蚊帳の外と言うか…。ここまでテレビの中と外の温度差が生半可でないドラマも久し振りだ。
相変らず騒動の時間軸や、人物設定が不明瞭…
これまで駿太郎が新米探偵として大した活躍はしていないにも拘らず、駿太郎の言葉に社長を始め探偵社仲間や警察関係者まで、リーダーよろしく次々と協力。
確かにドラマの主役に一気に登りつめた感はあるが、幾ら何でも新田役の瑛太さんが途中退場する(らしい)からと言って、ここまで騒動の時間軸が強引だとついて行くのが難しい。
また、何となく登場人物たちの設定が不明瞭で、キャラクターが一定しないから、どうしても視聴者の疎外感の半端の無さに拍車がかかってしまう…
本作も出演者が気の毒で…
今期の『最高の人生の終り方~エンディングプランナー~』に続いて、脚本の不出来のお陰で、本作も出演者が気の毒でしょうがない。偶然だろうがどちらもジャニーズ所属タレント主演ドラマだ。
ジャニーズを出演させておけば、黙ってても15%は確保できるって制作陣が手抜きしているとは思わない。しかし、ここまで演技や演出以前に、大人の都合満載の脚本で主演をしなきゃいけない松本さんや山下さん始め、出演者の皆さんが気の毒だ…
前回の感想で書いた通り、瑛太さんが3月公演の舞台稽古で降板する噂は濃厚のようですね。そうなれば松潤の完全単独主演になる訳ですが、視聴者の多くが本作に期待したのは、松本さんと瑛太さんの絡みだったのでは?残念ですが、なんかどうでもよくなってきました…
今週もこのドラマを観ていると、昔に日テレで放送していた『俺たちは天使だ!』と言う探偵モノのドラマ。あれは探偵が案件を通して一攫千金を目論むアクションコメディドラマの傑作でした。あんな感じのドラマを期待したんですけどね。
フジテレビ系ドラマ「ラッキーセブン」オリジナルサウンドトラック
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