ダーティ・ママ! (第4話 2/1) 感想
1/11から日テレで始まったドラマ『ダーティ・ママ!』(公式)の第4話『妊娠は女の武器!? 期間限定愛人殺しの謎』の感想。なお、秦建日子氏の原作小説は未読。
そもそも赤ん坊を連れてるだけの敏腕女刑事って設定が…
うーん、どうしても主人公・高子(永作博美)の設定が辻褄が合っていないと言うか中途半端過ぎる。敏腕子連れ女刑事なのだろうが、特製ベビーカーに赤ん坊を乗せて連れ回し、周囲に迷惑かけながら、好き勝手に無法捜査をしているだけにしか見えない。
永作さんのキャラクターなら、もっと子連れ=子育てのイメージで、もっと母親である時と無法刑事のギャップを作れば面白いと思う。子育てもしないし、人の言うことも聞かないんじゃ、私には共感のしようが無い…
葵は何のためにいるの?
主役の高子が独走して事件を解決するのも良しとしよう。それに今回の妊娠を共通キーワードにし、事件と葵(香里奈)を描こうと言うのも悪くない。
ただ、葵の必然性をあまり感じられない。現時点ではベビーシッターと言うより、ベビーカー押しと使い走りをしているだけの印象しかない。当然、刑事としての相棒らしさや師弟関係も薄いし、新人刑事として成長を見せているわけでもない。
真面目で正義感が強く、ちょっとトロくて乙女チックな設定はわかるが、今回も卓也(上地雄輔)の見せ場を作るためだけにしか使われていないのが残念。もっと生かすべきだと思う…
全く本作とは関係ありませんが、本作を観ていると、つい名作『子連れ狼』の映画やテレビドラマを思い出しちゃいます。我が子・大五郎を乳母車で連れ歩く刺客・拝一刀のカッコ良さ。まっ、全然違うんですけどね(苦笑)
ダーティ・ママ! [文庫] 秦 建日子 (著)
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