2008
May
30
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「NHKがYouTubeに公式チャンネル」でネットでも受信料か?!
●『NHKがユーチューブに公式チャンネル 藤原紀香やPerfume出演の動画配信』(MSN産経ニュース 2008.5.29 16:36)
●『NHKがYouTubeにチャンネル開設、宣伝動画を試験配信』(INTERNET Watch 2008/05/28 13:59)
NHKがYouTubeに「NHKOnline」と言う公式チャンネルを開設。そこでNHK総合で6月6~8日に放映される特別番組「SAVE THE FUTURE」の宣伝動画(各30~120秒)を16本を掲載。藤原紀香や福原愛、Perfumeらのビデオメッセージや、坂本龍一がプロデュースするイメージソングの紹介や、北海道洞爺湖サミット関連の広報動画も見せるらしい。
実際に見てみるとPC画面上では全く高画質ではないし、それ以前に何故著作権を持っているNHKがYouTubeと提携するのか?記事にはNHKが「NHKの番組に関する動画ですので、皆さんが楽しむだけでなく、ご両親やもしかしたらおじいちゃん、おばあちゃんとのコミュニケーションにも役立つかもしれません」とあるが、そもそもYouTubeを利用できるような高齢者はYouTube上で書き込んだりしないでしょ?もっとITを利用しているはず。
また、NHKは公共放送ゆえに宣伝動画にCMを付けての広告収入を得られないけれど、YouTubeからはいくらかの情報提供料なのか、契約金なのか貰えるのだろうか?日本では既にYouTube上に公式チャンネル「スカイパーフェクTV」と「TOKYO MX」があるが、一度放送した普通の番組が多いから当然閲覧回数はそんなにヒットしていないし、これでは費用対効果も薄そう。
となるとYouTubeの「VIDEO ID」との連携で、新たな受信料の徴収方法を模索しているのか?「VIDEO ID」は簡単に言うと「動画に付けるデジタル指紋」みたいなもの(詳しくはここ)で今後デジタル放送化された番組を勝手にネット上で公開しないようにしたり、逆に観た人を特定できたりするもので、現在世界中で話題&問題視されている機能。
近い将来、「お宅はインターネットをご利用ですか?」「インターネットでNHK観てるでしょ?」ってことで受信料を請求されるかも。請求手段を考える前に、払いたくなるような番組を作るべきではないか。
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※リンク先を一部修正しました。(2008/05/30 10:40)
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