ダーティ・ママ! (第3話 1/25) 感想
1/11から日テレで始まったドラマ『ダーティ・ママ!』(公式)の第3話『鉄壁のアリバイ! 自白を賭けた女の戦い』の感想。
いくら卓也の見せ場を作りたくても…
視聴率が第2話で12.7%から14.2%に上昇したからではないと思うが、第3話にして安心したのか手抜きなのか、いくら上地雄輔さんの見せ場を作って、更なる視聴率アップを狙ったのだろうが、ここまでご都合主義で古臭い型破りのスタイルで乗り切れると思ったのか?
まずは企画の問題で上地雄輔さんの登場が唐突過ぎるし、今更、上地さん演じる佐々木卓也が警察官として目覚める話を持ってくる必然性が見当たらないのだが…
日テレは、変わり者ドラマを作れば当たると信じてるの?
日テレは余程『家政婦のミタ』の亡霊を追いかけているのか、登場人物を現実離れした変わり者にすれば大ヒットすると信じているのかと、疑うほどの全体に漂う違和感…
正直、話もそれなりだし、展開もおかしい訳でない。むしろ「普通」過ぎるくらい。ただ、オカマや外国人を出して今風に見せているが、事件そのものは絵に描いたような昔の2時間ドラマ風でつまらないし、事件の被疑者カップルと、葵(香里奈)と卓也(上地雄輔)のカップルと、高子(永作博美)と息子の親子と、三つ巴の構図がゴチャゴチャし過ぎ。
登場人物が濃いんだから、『ミタ』のようにお話は誰でも興味を持てるようなシンプルさにしないと、人物も話も活かせないと思う…
このドラマの成功のポイントは、多分「取捨選択」と「メリハリ」だと思います。もっと刑事ドラマとして事件を描くのか、変わり者たち3人のドタバタを描くのか、高子の活躍ぶりを描くのか、まず取捨選択して、無茶苦茶ばかりでなく緩急を付けた方が良いと思いますが…
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