ビートたけしのガチバトル2011 (12/28) 感想
12/28にTBSで放送された『ビートたけしのガチバトル2011』(公式)の感想。
相変らずお粗末なTBSの番組作り…
そもそも『TVタックル』で使い古したようなVTRの垂れ流しが多く、議論の放送時間は一体どれほどあったのだろうか。久し振りにTBSのドラマ以外の番組を観たが相変らずな番組作りの姿勢にがっかり…
「放射能汚染は深刻か?」「原発は日本に必要か?」「日本の財政は破綻するのか?」と言う3つのテーマの割りに、財政問題については家庭の財政に例えた無責任なVTRと十数分の議論と言うお粗末な状況。何だかなぁ。
核の研究を止めないのと、原発推進は違うと思うが…
オヤッと思ったのが、大槻義彦氏(早稲田大名誉教授)と飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所)が、原発を安全だと言う立場に寄っていたこと。この2人が核の技術をより研究するのを止めてはならないと言う立場なのは科学者としてわかる。
でも、それを原発安全派・推進派とするのは、議論の配置(配役)として些か強引と言うか、2人はそう言う括りで良かったのか、もしくは自ら選択したのか?どちらにせよ何となく残念…
“ガチ”でも“バトル”でも無かったような…
『ガチバトル』とは名ばかりで、議論が白熱しそうになるとすぐにCM挿入、ビートたけし氏も今回は司会も兼ねているから、どうしても議論をまとめてVTRに繋ごうとしすぎでトーンダウン。どうせなら、たけし氏をパネラーの1人として、山本太郎氏と一緒にガチバトルさせれば面白かったのに…
やはり仕切り役をきちんと設定すべきだったと思います。でなければ「ガチバトル」なんて出来るはず無いと思いますよ。まあ、それこそがTBSの狙いなんでしょうが…
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