11人もいる！ （第8話 12/09） 感想

10/21からテレ朝で始まったドラマ『11人もいる！』（公式）の第8話『母たちの反乱!! 父の混乱』の感想。

巧いね。さすがクドカン脚本！

先週、（私が勝手に考えていた）本作の課題である、群像劇のごちゃごちゃ感と幽霊メグミ（広末涼子）の中途半端な扱いが改善されたのが功を奏し、今回は次週の最終回に向けて、一度大きな山場を作って登場人物全員で乗り越えると言う、まさにホームドラマの醍醐味を描いてきた。
さすが、最終回へのクライマックスの作り方は巧いの一言。こう言うクドカンテイストの脚本を待っていた！

幽霊メグミを含めての大家族ドラマの面白さ！

何度も言うが、本作の個性は、普通の大家族ドラマの中に先妻で死んだ幽霊メグミが組み込まれている点。
今回はメグミの子でない才悟（加藤清史郎）と今の妻・恵（光浦靖子）が幽霊メグミを改めて家族の一員に迎えるという、如何にも非現実的なドラマならではの面白さ。
更に、窓からビールジョッキだけ見せたりして、ちょっとジーンとさせてくるとは、演出も上手い。

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予告編を観ても、最終回の展開は全く読めませんね。でも、それも宮藤官九郎さんの脚本の面白さ。既に幽霊が家族の一員になってる時点で何でもアリなので、全体をどう括ってくるのか、それが楽しみです。

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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話

     

うぬぼれ刑事 DVD-BOX 長瀬智也 , 生田斗真 (出演), 宮藤官九郎(脚本)
ヤスコとケンジ DVD-BOX 松岡昌宏 , 広末涼子 (出演)
11人もいる！オフィシャルガイドブック
テレビ朝日 ドラマ「11人もいる！」オリジナルサウンドトラック 井筒昭雄

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