家政婦のミタ (第9話 12/07) 感想
10/12から日テレで始まったドラマ『家政婦のミタ』(公式)の第9話『最終章の始まり! 一筋の涙…炎の中で私を死なせて』の感想。
最後の伏線回収含めて、ある意味楽しいフツーのドラマ!
(テレビに限らない)ドラマとは“対立”と言う。相反する対立構造が起こすトラブル。その意味では、常に無表情でミステリアス(もうネタバレしているが)な家政婦と崩壊寸前(頭の中は既に完全崩壊しているが)の阿須田家の“対立”構造はギリギリ保っているから、まあフツーのドラマと言えよう。
更に最終回並みにあれこれエピソードを突っ込んで、後半40分あたりから灯(松嶋菜々子)のキャラクターも変更し、感情出すわ素性は喋るわ。で最後に、うらら(相武紗季)がウザいほど阿須田家にやってくる理由付けして、最後の伏線回収。ここまで何でもアリだとある意味楽しくなってくる。
腹が立つし、馬鹿馬鹿しく、大人の事情がプンプンするドラマ!
楽しい反面、ほぼすべての登場人物がダメ人間なのは腹が立つし、非現実ぶりは馬鹿馬鹿しい。しかし何よりも大人の事情がプンプンするのが、個人的には鼻につくと言うかストンと堕ちない。
結局、型破りな作風で最後まで突き進むのが遊川和彦氏の脚本の面白さだと思っている私には、視聴率や話題のためなら初期設定なんて二の次と言うらしからぬ大人の事情が見え隠れするのが、作品世界に入り込めない理由のような気がする…
最後はみんなでモナカを食べてハッピーエンドで、感動的なグランドフィナーレにしそうですね。それにしても、あと2話もあるなんて、日テレには最高のクリスマスプレゼントって訳だ。でもあと2話何すんの?
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
日本テレビ系水曜ドラマ「家政婦のミタ」オリジナル・サウンドトラック
女王の教室 DVD-BOX 天海祐希, 羽田美智子 (出演)
リバウンド DVD-BOX 相武紗季, 速水もこみち (出演)
ハケンの品格 DVD-BOX 篠原涼子.加藤あい.小泉孝太郎.大泉洋 (出演)
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