11人もいる! (第7話 12/02) 感想
10/21からテレ朝で始まったドラマ『11人もいる!』(公式)の第7話『涙の大家族!! 亡母の真実』の感想。
クドカン節が炸裂!
やっとクドカン節炸裂って感じの第7話。敢えて言えば、今回までを2時間ドラマにしてくれれば、テンポ良くシュールな群像劇っぷりが際立って良かったのに残念(笑)。
手法としては、これまで混在させていた幽霊メグミ(広末涼子)とソアラ(野村麻純)のくだりを前後編でキッチリ区切り、メグミにデートのアドバイスを受ける一男(神木隆之介)が接着剤って寸法。
私が思うに、視聴率の伸び悩みの原因は、群像劇のごちゃごちゃ感であり、幽霊メグミの中途半端な扱いだと思っていたから、今回で兎(きたろう)も退場させたのは正解だと思うし…
この位やって丁度良い、それがクドカン脚本です…
更に、前半戦のメグミパートは完全の布陣。才悟(加藤清史郎)だけでなく恵(光浦靖子)も幽霊が見える体質で、メグミを殺した外山(高橋一生)も幽霊だったと言う二段、三段構えのオチに加え、最強の広末さんの泣きの演技を突っ込んで、
一方のソアラパートは、“これでもか”って感じでサム(RED RICE)の“いい男っぷり”全開。最後にRED RICEさんの歌まで持ってきてファンサービスも怠らず。
私はどうしても宮藤官九郎氏の脚本には完成度を求めちゃう。その点では、この位やってもらって丁度良い。残り2話?はこの調子で進んで欲しい。
やっぱりまとめてきましたね、流石クドカン。浅草デートあたりの少々汎用的な引用で、少々フツーのホームドラマ風にはなりましたが、最終章前にきっちり締めてきたのは、最近のグダグダ脚本が多いドラマ界では光ってる(と言うか今回光った訳ですが)と思います。
やはり、本作の肝は幽霊メグミの使い方なのは、第1回から言っている事。メグミの存在が公然?となったから、これからやり放題なはず。最終回まで大丈夫そうで良かった、良かった。ホッ!
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
うぬぼれ刑事 DVD-BOX 長瀬智也 , 生田斗真 (出演), 宮藤官九郎(脚本)
ヤスコとケンジ DVD-BOX 松岡昌宏 , 広末涼子 (出演)
秘密 デジタルリマスター版 2枚組(本編ブルーレイ+特典DVD) 広末涼子 , 小林薫 (出演)
テレビ朝日 ドラマ「11人もいる!」オリジナルサウンドトラック 井筒昭雄
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