DOCTORS～最強の名医～ （第6話 12/01） 感想

10/27からテレ朝で始まったドラマ『DOCTORS～最強の名医～』（公式）の第6話『スーパー外科医100人に選ばれたい!!』の感想。

脚本、演出、演技が素晴らしい！

久し振りにテレビドラマを観て、お腹一杯で満足になった、そんな今回。笑いあり涙ありで且つ医療について真面目な姿勢の脚本、カット割やCMの跨ぎ方など視聴者重視の演出、個性的で安心感のある演技。この位、称賛しても良いと思う。
視聴率稼ぎや話題づくり、無意味な引き延ばし、特定のタレントにおんぶに抱っこの企画と、今期は嫌気がさすドラマが多い中で、後味がいいドラマって貴重だと思う。スタッフ、キャストがんばれ！

例えば、37分過ぎからの5分間の秀逸さ！

例えば、３７分過ぎからの約５分間なんて正に秀逸。相良（沢村一樹）と佐知（比嘉愛未）が、原因不明の高熱にうなされる浜岡ゆき乃（加藤貴子）の原因究明のために菜緒（柴田杏花）を訪れるシーン。
いつもの音楽で捜索を始める３人。途中、卓（高嶋政伸）のインサートで２人が同時進行しているのを見せ、視聴者に緊張の長さを訴えさせつつ、「もういい加減見つかってよ」と思わせるやや長めの１分２０秒と言う尺でCM。
CMはCMで緊張緩和に丁度良いNMB48出演の賑やかなラウンドワンに始まり、その後は比較的真面目なトーンのCMが続き、CM跨ぎ後ののりしろも短めにして、タイミングよく卓から連絡。そして…
　「先生のお陰で、僕は自分の考えに確信を持てます」
　「えっ？」
　「ありがとうございます」
　「だったら、最初っから頼れよ。俺を」
で、音楽止まって卓ちゃんのコント。ここまで約５分。相良と卓が直接対面していないのに、２人のこれまでの関係性と今後の可能性を見事に描いていると思う。こう言うシークエンスを観るとにやけてしまう。

連続ドラマの面白さも楽しめる！

褒めついでにもう一つ。本作は連続ドラマであることを最大限に活かそうと言う姿勢が明確だ。病院や職員たちの成長や改革の進行もそうだが、登場人物同士の関係性がどんどん深まりつつ修復されていくのが、きちんと描かれている。
そのお陰で、連続ドラマこその「来週はどうなるんだろう？」と言う期待感が高まってくる。こう言うところも上手いなと思う。

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妻と観ていましたが、３０分頃の相良と一緒に佐知が菜緒ちゃんの家に行くと言い出す辺りで、「残りを観なくても面白いね」と２人で確認しちゃいました。
もう登場人物が自然に物語の中で動いてるから、妙な安心感と期待感なんです。こう言うドラマが増えると良いな。次週も期待します。

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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話

     

コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 2nd season DVD-BOX 山下智久, 新垣結衣 (出演)
テレビ朝日木曜ドラマ「DOCTORS~最強の名医」オリジナルサウンドトラック 林ゆうき
救命病棟24時 第3シリーズ DVD-BOX 江口洋介, 松嶋菜々子 (出演)
デカワンコ DVD-BOX（本編5 枚組+ 特典ディスク1 枚） 多部未華子, 沢村一樹 (出演)

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