映画「アーサー・クリスマスの大冒険(3D・日本語吹替え版)」 感想と採点 ※ネタバレあります

アーサー・クリスマスの大冒険(3D・日本語吹替え版)

映画『アーサー・クリスマスの大冒険(3D・日本語吹替え版)』公式)を本日TOHOシネマイレージデイにて劇場鑑賞。キャパ219名にたった3名、それも全員オジサン(笑)。

採点は、★★★★☆(5点満点で4点)。100点満点なら75点にします。★3つと迷いましたが、後味が良かったので★4つにしました。

ざっくりストーリー

サンタクロースと彼の優秀な息子スティーヴは、北極の氷の下にある超ハイテク基地で、100万人の妖精たちと超ハイテク巨大“そり”を使って、世界中の子供たちにクリスマスのプレゼントを送り届けている。
しかし、何らかのミスで600万人の子供たちの内で、たった1人にプレゼントを配達できなかったことに気付く。そして、2人は「たった1人ならしょうがない」と配達を諦めてしまう。
しかし、末っ子のアーサーは諦めなかった。世界中の子供たちから届く熱意のこもったプレゼントのリクエストを整理し返事を書く“手紙係”のアーサーには「たった1人」と無視することなんてできないのだ。プレゼントを持ってアーサーの冒険が始まる…

「サンタってこうやって一晩で配達するんだ」と妙に納得…

「サンタクロースってどうやって一晩で世界中の子供たちにクリスマスプレゼントを配達するんだろう?」って誰でも一度は考えたことがあると思う。本作は、その疑問にキッチリ答えてくれる。
それも今風な超ハイテクな巨大宅配便システムみたいなオペレーションで。これが妙に説得力があって、こんな偏屈な私でも後味スッキリと納得できてしまった。
現代風なパステル調のグラデーションが素晴らしい3Dアニメーションもさることながら、やはり物語が秀逸だ。特に古典的なサンタクロースの伝説とスピーディーなハイテク配達が織り成す、ある意味で「サンタ一家の世襲秘話」を見事にテンポ良く見せてくれる。
誰にもおススメできると言う意味では、久し振りの良作だと思う。


「意見には個人差があるから」と寛大なお心の方のみ、採点理由も含めて、詳細はネタバレが含まれますので、ご理解の上、“続きを読む”よりお進み下さいませ。

ここからネタバレあります!














捻くれ者も素直な気持ちを取り戻せそうな後味の良さ…

正直、序盤は眠気が襲ってきそうな展開もあるが、40分を過ぎた頃から一気に物語りに引き込まれる。特に、超ハイテク・プレゼント宅配オペレーションは、「まさかこんなこと…」なんて突っ込む余裕が無いほどに、よくできている。きっと子供なら「なるほど…」なんて信じてしまうほど。
エンディング間近に、ある理由で夜を作り出すために登場する超ハイテク巨大“そり”には、映画『E.T.』の宇宙船が助けに来るエンディングさえ重なって、ちょっと感動的。私のような捻くれ者でも子供の頃の素直な気持ちを取り戻せそうな後味の良さがいい…

親子だからこその隔たりであり、絆と言う世界共通のテーマ…

ざっくりストーリーにも書いたが、本作は単なるサンタ伝説のお話でなく、主人公アーサーの大冒険がテーマ。
父から家業を受け継いで何となくやっつけ仕事化している父親のサンタと、軍隊のようにシステマチックに業務を進める兄・スティーヴに、どうも納得がいかずにいるアーサーが、引退したおじいしゃんサンタとトナカイと“そり”の“イヴ”とラッピングが得意の妖精エルフと、たった一人にプレゼントを届けるための大冒険に出る。
途中、行き先を間違えアフリカやメキシコや宇宙にまで飛び出しちゃうし、軍隊やら国家を超えたもう滅茶苦茶なロードムービー。これがまた面白い。でも、根底に流れているのは、親子だからこその隔たりであり、絆と言う世界共通のテーマ。それが最後までブレないのも本作の良さ…

大事なのは手段や理由で無い。そこに自分がいること…

劇中で、冒険を通してサンタの存在意義や価値を見出そうとするアーサーに、おじいちゃんサンタがこう言う。「何で来たかなんて関係ない。サンタがいればな」と。
父サンタも兄も見失っていた「サンタの心」を持っていたのは、抜け者扱いされていたアーサーだったのだ。冒険の果てに無事に届けられたプレゼントに歓喜する子供の姿は、観客席もほのぼのと温かい気持ちにさせてくれるはず。
上映時間も100分とちょうど良いし、大人も子供も楽しめる素晴らしい仕上がりだ。


いざ、感想を書いてみると褒め言葉ばかりになってしまいました。もちろん突っ込み所は無くも無いですが、そんな部分が気にならないほど、全体の仕上がりが良いんです。地味なので12月25日まで公開されるかわからないので、早めに3Dで観ておくのをおススメします。

エンドクレジットのデザインも良かったです。シンプルながら華やかで。こう言うのを日本映画でも作って欲しいなと思います。

     

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