私が恋愛できない理由 （第7話 11/28） 感想

10/17からフジで始まったドラマ『私が恋愛できない理由』（公式）の第7話『想いが止まらない!? 空回りな恋の行方!?』の感想。

思い切って詰め込んだ割りに、いつも通りの深みの無い脚本…

あと何話残ってるのか知らないが、今回は予告編でネタばれさせずに野口進（永井大）と榎本信司（青柳翔）を登場させ、最終章に向けて一気に詰め込んできたなと言う印象。新キャスト２人は、テコ入れと言っても良いのだろう。
しかし、イマイチ盛り上がらないような。主役４人（もう３人ではないだろう）の個々の登場人物の掘り下げが浅過ぎて、いくらあれこれエピソードを付け加えても、上辺でざわついている恋愛ごっこにしか見えないのだが。
やはり、誰か一人に絞り込んで、描いた方が良かったのではと思う…

咲を書き易いのはわかるが、恵美を喰っちゃダメでしょ？

「これから三角関係を書くの？」とつい声を出してしまった。そりゃ咲（吉高由里子）だけが相手の男性が固定状態だから、脚本が書き易いのはわかる。恵美（香里奈）との喧嘩や拓海（萩原聖人）との同胞意識など、ちょっと感動的に描けていると思う。
しかし、拓海が咲に不妊の話をしたり、拓海が不妊を知ってから咲になびいて、三角関係が表面化するくだりが、かなり雑で急ぎ過ぎかも。そして、そのお陰で咲の不倫話の方が面白くなりそうで、（多分）主役の恵美を喰っちゃダメだと思う…

主役の恵美パートに思うこと…

やはり主役の恵美の恋愛部分での出番が極端に少な過ぎるなと。勤める照明会社が、すこぶる景気も雰囲気も良くて、いつも飲み会やって公私混同なのをここまで描く必要があるのかもわからないが、これまで余りに見せ場が無いような気がする。
ただ、今回久し振りに「一つ屋根の下」状態が復活して、若干恵美が全体の中心人物であることは描かれたのは良かった。今回をきっかけに、（一見無駄に見えるエピソードも含めて）恵美パートをもっと丁寧に描いて、他の部分の無駄を削ぎ落とせば良いような…

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初代恋愛指南役の美鈴（稲森いずみ）と二代目の咲がお役ご免になったことで、６０分を４人がシェアするだろうから、益々広く浅くなっていくんでしょう。

当初は、あの「シェアハウス」で、３人がそれぞれの恋愛観を語りつつ、唯一の既婚者である美鈴が３人を見守りながら、自身の結婚生活（これも恋愛として）を守っていくって雰囲気だったのに、今やシェアハウスの意味すら無くなりつつあります。やはり、メインタイトルバックの映像に戻って欲しいです。来週に期待してみます…

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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話

     

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