私が恋愛できない理由 (第6話 11/21) 感想
10/17からフジで始まったドラマ『私が恋愛できない理由』(公式)の第6話『素直になれたら楽!? 二人きりの夜に…!?』の感想。
こりゃ、迷走どころじゃない…
何とも感想が書きにくいドラマだこと。はっきり言って、脚本がイマイチ。ここまであからさまに恵美(香里奈)と優(田中圭)の焼けぼっくりに火をつけようとさせられちゃうと、この先の展開に興味さえ沸かなくなる。
その上、主人公の女性3人(4人か?)の心が殆ど描かれず、表面的な行動だけでは、感情移入もできないから興味も沸きづらい。更に、3人が同居しているのに、物語上はすれ違ってばかりだから、『恋愛できない女性たち』の“女性たち”と言う雰囲気も皆無。
こりゃ、迷走どころじゃない。せめて最終回までに全部回収して欲しいと願うだけ…
簡単に付き合って、問題発生ですぐ別れ、自己チューばかり!
今回で一応オールリセットされて見えてきた。これは、軟弱な男に惹かれる身勝手な女たちのお話なんだ。簡単に付き合って、問題にぶつかったらすぐに別れ、行動の基準は自分だけ。その上、物語中で唯一の常識人だと思った大介(小柳友)まで、同類の予感…
特に(部外者である)ひかり(倉科カナ)の境遇が非現実的と言うかドラマ的過ぎるし、その反面ひかりと優の決断も、全く恋愛ドラマらしくなく現実的な選択で、盛り上がり無し。
と言っても、全体的にメリハリが無いのが本作の決定的な欠陥なのだが…
設定自体は悪くないのだから…
多分、企画段階では、女性3人(4人か?)のそれぞれの恋愛観の違いを同時並行で描くことで、幸せな恋愛に巡り会えない女性たちが、悩みを本音でぶつけ合って不器用ながら幸せを掴もうとするお話だったと思う。
だからこそのシェアハウスだったのに、肝心のその設定が全く活かされていないのが問題。4つの恋愛を並行に描くとは4分割画面を見せるのとは違うはず。
たった10話程度なんだから、今週は恵美の巻、来週は咲(吉高由里子)の巻とかすれば、もっと面白くなったかもしれない。設定自体は悪くないのだから…
当blogは、激しく大介を応援していたのですが、彼も随分短気と言うか諦めが早いと言うか。それでも、唯一の常識人を応援します。
このドラマって、企画書的なコンセプトは解るんですが、スタッフたちの、特に脚本家2人の「こう言うドラマを作りたい」って意気込みや職人魂みたいなのが感じられないんですよね。8月31日に夏休みの宿題を慌てて片付けてるみたいな焦りのような不安定感しか。
でも、今回で一応オールリセットされたんですから、後半戦に期待します。何と言っても『月9』なんですから!
フジテレビ系ドラマ「私が恋愛できない理由」オリジナルサウンドトラック
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