11人もいる! (第5話 11/18) 感想
10/21からテレ朝で始まったドラマ『11人もいる!』(公式)の第5話『大家族は恋もテンコ盛り』の感想。
一本のドラマとすると…
私の率直な感想は、「先週より小ネタでは笑えたけど、やはり大枠で楽しめない」と言った所。私は特別な宮藤官九郎氏の脚本のファンで無いから、単純に一本の連続ドラマとして観ている。そう言う立場で考えると…
本作って、クドカン脚本らしい部分の表現(演出を含む)がちょっと微妙な仕上がりに感じてしまう。小ネタのコント的な笑いや、各エピソードへの感動ネタの含ませ方など確かに技巧的で上手いと思うが…
ここ数回を観て…
しかし、例えばここ数回を見ると、一男(神木隆之介)とソアラ(野村麻純)の話がメインの割りに、ソアラの気持ちが描かれないまま物語は先行し現在先送り状態のままだし、幽霊メグミ(広末涼子)と才悟(加藤清史郎)の本作で唯一普通の家族ドラマらしく無い部分が箸休め的な扱いになっている。
この辺が、クドカン脚本ファンは物足りなくないのかと思ったり、この放送時間枠で万民ウケを狙う必要性もわからないなと思ったり…
同時進行…
上にも書いたが、大枠で楽しめない理由は、大人数のエピソードの同時進行にあると思ってる。まず、兄弟たちの各エピソードがあり、その中から一男とソアラが分離して存在し、一男は双方を行ったり来たりする。
お陰で兄弟エピソードが対象が変わってるだけで、一男周辺の話題としてマンネリ化して見えてしまう。だから、せっかく意表をついたオチを持ってきても、全体として「またこの流れ?」って雰囲気を感じてします。何とも残念…
いっその事、今後はソアラに真田家を引っ掻き回して貰いたいなと思います。そして、子供ができたら即家族って中途半端な説得力に終止符を打って、物語を大きく前進させて欲しい。来週の柳沢慎吾さんに期待しようかな(笑)
うぬぼれ刑事 DVD-BOX 長瀬智也 , 生田斗真 (出演), 宮藤官九郎(脚本)
ヤスコとケンジ DVD-BOX 松岡昌宏 , 広末涼子 (出演)
秘密 デジタルリマスター版 2枚組(本編ブルーレイ+特典DVD) 広末涼子 , 小林薫 (出演)
テレビ朝日 ドラマ「11人もいる!」オリジナルサウンドトラック 井筒昭雄
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