南極大陸 (第3話 10/30) 感想
10/16からTBSで始まったドラマ『南極大陸』(公式)の第3話『奇跡の犬たち』の感想。本作とは直接無関係だが、高倉健主演映画『南極物語』は鑑賞済み。
ただただ皆で叫んでるだけで終了…
サブタイトルのタロジロなんてどうでも良いじゃんって内容の第3話。先週あれだけエンディングで盛り上げた四方を氷に塞がれてしまった宗谷も、冒頭数分であっさり計画変更で解決。
その後は、(実際はどうだったか知らないが)隊員たちの危機管理の甘さ故のトラブルが順番に襲い掛かる。それに合わせて、隊員たちがただ叫んでるだけの印象しか残らなかった。なら、『完成!昭和基地』で良いじゃん?
タロジロを描く気あるの?
本作の主役がタロジロでなく、倉持(木村拓哉)なのは百も承知。それだからこそ、もっとタロジロを意識的に描いてもらわないと、神出鬼没の倉持に全部持っていかれちゃう。
いくら倉持が「南極は生きている」と連呼しても、今の内に「タロジロは生きている」って部分を表現しておかないと、史実に基づくなら、感動は巻き起こらないと思うのだが。まあ、最後に倉持が泣き叫べば良いって話か?
似たような表現ばかりでつまらない…
南極だし、倉持だし、犬だし、似たような絵面になるのはしょうがない。しかし、間繋ぎとしか思えないような、あのスローモーションと哀愁漂うメロディーの表現ばかりでつまらない。
もうクランクアップしている作品に、何を言っても始まらないが、演出の福澤克雄氏は昨年放送された『99年の愛~JAPANESE AMERICANS~』の担当。あの時は、戦時中と現代パートの差し込み方が酷かった。そして、今回は南極と日本の差し込み方がダメ。折角の緊張感が冷めちゃう。どうして?
回を追う毎に、グダグダ路線に拍車が掛かってると思います。きっと年末までこのペースで引き延ばして、暮れに感動で終了でしょう。史実なんだから、妙な思わせ振りな予告編や演出をしても、多くの人が知ってるわけだから、もっと視聴者を楽しませる演出や脚本を期待したかったです。来週に僅かな期待を込めて…
TBS開局60周年 99年の愛 ~ジャパニーズアメリカンズ (最終夜 11/07) 感想
南極越冬隊 タロジロの真実 [文庫] 北村 泰一 (著)
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