11人もいる! (第2話 10/29) 感想
10/21からテレ朝で始まったドラマ『11人もいる!』(公式)の第2話『宮藤官九郎×大家族亡き母のバースデー』の感想。
落差があり過ぎないか?(その1)
「幽霊メグミ(広末涼子)と才悟(加藤清史郎)」のパートとその他のパート、また、一男(神木隆之介)とその他の登場人物に、落差があり過ぎないだろうか。
メグミに「足湯じゃなくて男湯でしょ」と突っ込む才悟とか、他にもこの二人のパートは台詞も切れが良いし、笑えるしほろっとさせるし、脚本家がノリノリで書いているのがわかる。逆にそれ以外のパートは普通のホームドラマのノリって感じ。
落差があり過ぎないか?(その2)
また、10人家族の中で一男が突出し過ぎて、まるで別のギャグドラマの様相。クドカンの脚本は、こう言う突出したキャラが特徴なのだが、特に他の弟妹は普通だし、実(田辺誠一)と恵(光浦靖子)の両親も頑張ってはいるが、一男には勝てない。
営業的に神木君を前面に出したいのだろうが、もう少し抑えたキャラでも良いような。
もう少し…
二人の「めぐみ」を活躍させてはどうだろう?クドカン脚本の『うぬぼれ刑事』で好演した光浦さんが、今回も「いいお母さん」を好演している。また、広末さんは今までに無いキャラで『ヤスコとケンジ』の椿エリカっぽい弾けた演技で面白い。
もう12人にも膨れ上がったのだから、小ネタや無関係なエピソードを散りばめるなら、もっと恵とメグミを活かして一家を束ねたらどうだろう。どうもチグハグさが気になってしまう…
第1話もそうでしたが、エンディングから読後感がさわやかで温かくて、流石クドカンはいい所に落とし所を持ってきますね。それだけに、もっといろいろ期待しちゃいます。次週も期待します。
【これまでの感想】
第1話
うぬぼれ刑事 DVD-BOX 長瀬智也 , 生田斗真 (出演), 宮藤官九郎(脚本)
ヤスコとケンジ DVD-BOX 松岡昌宏 , 広末涼子 (出演)
秘密 デジタルリマスター版 2枚組(本編ブルーレイ+特典DVD) 広末涼子 , 小林薫 (出演)
テレビ朝日 ドラマ「11人もいる!」オリジナルサウンドトラック 井筒昭雄
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