南極大陸 (第2話 10/23) 感想
10/16からTBSで始まったドラマ『南極大陸』(公式)の第2話『到達! 南極大陸』の感想。本作とは直接無関係だが、高倉健主演映画『南極物語』は鑑賞済み。
久利生公平に続いて、ついに古代進も登場!
終盤の演説シーンにはあの名作『HERO』の久利生公平が登場するのが定番かと思いきや、今週は中盤の登場でオヤッと思ったら、終盤の越冬隊決定のくだりあたりから、ついにあの迷作『SPACE BATTLESHIP ヤマト』のじっと闘志を秘める主人公古代進が登場。
更に、幾ら1艘の船の中の話とは言え、もはや“事件を呼ぶ男”と言わんばかりに、常に問題発生現場に倉持(木村拓哉)が。いくらなんでももう少し何とかならいものか?
暴風雨も分娩もグッドタイミングの荒技で感動を生めるのか?
まあ、暴風も分娩も船の揺れも漏水も、すべてがグッドタイミング。これでもかっていざこざ、もめ事、悶着、面倒、問題、紛争、障害(Wikiより)を詰め込んでも、ただ船員がもがいてるだけにしか見えなかった。
ここで描かなければいけなかったのは、苦難を乗り越え一致団結した越冬隊の基盤だと思う。それが事件のオンパレードでメリハリなし。海に「凪(なぎ)」と「しけ」があるように、穏やかな時を描いてこそ苦難が引き立つのに。せめてクリスマスの乾杯くらいきちんとさせてやれよと思う…
史実は史実、ドラマはドラマとして
確かに実際は、今回のようにトラブル続きだったのかもしれない。しかし、本作は再現ドラマでないはず。ならば、もっと豪華キャストたちを有効に使って、ドタバタ劇でない感動作を作れないものだろうか…
第1話はまあまあかなと思ったのですが、さすが『日曜劇場』枠ですね。安定したグダグダ路線をすぐに作っちゃう。今週からフジで新ドラマが始まってるのに、こんなんでいいんでしょうかね。それと木村さん、いろんな意味で頑張れ!(苦笑)
【これまでの感想】
第1話
南極越冬隊 タロジロの真実 [文庫] 北村 泰一 (著)
南極物語 [DVD] 蔵原惟繕 (出演), 高倉健 (出演)
南極物語 [DVD] ポール・ウォーカー (出演),高倉健主演映画のハリウッド・リメイク
南極料理人 [DVD] 堺雅人, 生瀬勝久 (出演)
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/3089/
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