家政婦のミタ (第1話 10/12) 感想
10/12から日テレで始まったドラマ『家政婦のミタ』(公式)の第1話『崩壊寸前の家庭にやって来た笑顔を忘れた氷の女…』の感想。
これで、初回視聴率が19・5%とは(驚)
本編の感想を書く前に、スポニチの記事『みんながミタ!?松嶋菜々子 2年ぶり主演ドラマは19・5%』を見て驚いた。『家政婦のミタ』ってタイトルと、松嶋菜々子さんの無表情な映像の番宣で物見遊山な視聴者が多かったかもしれないし、裏番組に目玉が無かったとは言え、視聴率が19・5%とは驚き。
前作『ブルドクター』の最終回が16・4%だったのは驚愕したが、日テレの水10って、仕上がりに関係なく視聴率が取れる枠になったの?
タイトルですべって、内容は肩透かし…。あとはネタ次第。
正直、タイトルがすべってるから観るつもりは無かったのだが、初回は視聴ってことで。
前半?の55分位までは、三田灯(松嶋菜々子)のターミネーター風の雰囲気と音楽で謎めいた雰囲気だったのに、結局、“人生は感情が邪魔して本筋を見失うことがある”って感じのありがちなホームドラマなまとめで、なんか肩透かしを喰らった感じ。
もし、そうだとすれば、今後の展開は、部外者で無感情のミタが、この妙に内向的で感情的な家族を変えるだけってのは見えちゃうから、あとはネタ次第か?
大人の事情がプンプンする…
まず、ミタが無表情で(照明も)暗いのは、演技力の○さ&お肌の○化隠しなのかとか、家族の構成が如何にも作り物って感じだし、宅急便が朝7時に来たりと突っ込みどころ満載。
何よりミタを動かすためにいろいろ注文を出すが、最後の5分以外は、言われたことしかしないって、単なる“ガキの使い”レベル。
今回も詰めの甘い遊川和彦氏の脚本や、その場の雰囲気だけの猪股隆一氏の演出だけでなく、企画自体に大人の事情がプンプンする。この大人の事情だけで引っ張ると、結局は『リバウンド』と同じ運命を辿るような…
番宣の割りに意外と普通のホームドラマでがっかり。しかし、それ以上に父親が家族のことに対して他人事過ぎて、阿須田家に感情移入できませんでした。出来たら、1話完結にして、毎週派遣先の家族を修復するミタの方が面白かったのではと思ったり。一応、次週も観てみます。
今回は、本作を観て、「この雰囲気どこかで観たよなぁ」って感じの作品を紹介します(笑)
斉藤さん DVD-BOX 観月ありさ, ミムラ (出演)
女王の教室 DVD-BOX 天海祐希, 羽田美智子 (出演)
リバウンド DVD-BOX 相武紗季, 速水もこみち (出演)
ハケンの品格 DVD-BOX 篠原涼子.加藤あい.小泉孝太郎.大泉洋 (出演)★
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/3057/
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