バラ色の聖戦 (第5話 10/02) 感想
9/4からテレ朝で始まったドラマ『バラ色の聖戦』(公式)の第5話『最終章 天才主婦モデル追放!! 衝撃スキャンダル発覚 涙の引退セレモニー』の感想。なお、こやまゆかり氏の漫画作品は未読。
いくら何でも展開が速すぎる!
冒頭のナレーションで、「世界的オーデションでも注目を集めるプロのモデルに成長した」とあったから、「おい!いつそうなった?」と突っ込みを入れてしまった今回。
この部分の脚本だけでも、本作が全6話と言う“回数の少なさゆえのジレンマ”を乗り越えられずに屈服したのがわかる。トントン拍子を描くなら、せめてそう見えるように描いてもらわないと、いくら何でも作り手の都合に合わせて展開を決め過ぎる。
真琴も旦那も“行き当たりばったり”で…
真琴(吹石一恵)自身の「主婦、妻、母」意識が軽薄な設定が最大の問題。やはりこのドラマのテーマを想像すると、もっと真琴自身のモデルへの執着心や、家庭を大切にする愛情を描くべきだし、夫・敦司(長谷川朝晴)の考え方に背骨を通すべき。
これでは、真琴が自己満足のためにモデルをやりたい気持ちと、旦那が家長として君臨したい気持ちがぶつかってるようにしか見えない。そんなテーマでは無いと思うが…
私には、モデルの真琴がヘマをしているイメージしかないのに、劇中では立身出世しちゃってるんですよね。そこに合点がいかないから、当初はムカついた紗良(芦名星)を、今や応援しちゃってます。これって本来の面白さではないですよね。
たしか第3話からナレーションが吹石さんから、プロのナレーター・佐竹海莉さんに変更されて不思議に思ったのですが、こう言うことだったんですね。きっと最終回も頭のナレで一気に進展させて終わるのでしょうが、せめて辻褄を合わせてハッピーエンドで締めくくって欲しいです。
今回も下記で、広い意味で「変身願望」の映画をご紹介します。
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/3040/

















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