「口と足で描く芸術家協会」って大丈夫?
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それは、突然送り付けられてきた!
少し分厚い封筒が、突然送られてきた。宛名は、私の名前と住所。差出人を見ると『口と足で描く芸術家協会』と身に覚えのない団体名。「また、ユニセフの類の“送り付け詐欺”か?」と封を開けてみた。
見本を直接送らせて頂きます…
中には、B5サイズの2011年のカレンダーと、振込人に私の名前と住所が記入済みの振込用紙、そして、こんな文面の手書き風印刷の手紙が入っていた。
あなた様に、
初めまして、突然のお便りで驚かれたことと思います。少し読みにくいかもしれませんがこの手紙は、私、南 栄一が口にペンをくわえて書いています。高校生の時に柔道の試合で首を折り、肩から下全身がマヒしているからです。
(中略)絵の水準を見て頂けるようカレンダーは見本を直接送らせて頂きますが、あなた様には購入や返品、保管の義務はありません。(以上抜粋)
「口と足で描く芸術家出版」と言う有限会社…
私はこの手のものは、最初から信用しない訳だが、一応『口と足で描く芸術家協会』なる組織をググってみた。どうやらここが公式サイトらしい。活動内容は特に疑う要素は無いように思う。
ただ、TOPページを見ると、『MFPA 口と足で描く芸術家出版 有限会社』と同一組織らしい。出版するために出版会社を経営していると言うことか?
善意と取るか、悪意と取るか?
あくまで私の考えとして、“例え善意団体としても、方法には違和感を覚える”と言わざるを得ない。
なぜなら、一方的に送り付ける印刷物の紙の無駄だけでなく、郵便代金等を考えれば、もっと善良で良質で低コストな方法があると思うから、それをしない組織に賛同するのは私は難しい。
もしも、私の友人から相談されたら…
世界では、この手のモノを送付して寄付を仰ぐと言う方法が多いのは事実。だが、日本では訪問販売され馴染まず、事故が絶えない風土だから、この一方的な方法はどうかと思う。
もちろん、作品を気にいって活動に賛同して購入する人を責めようとは思わない。ただ、私の友人から相談されたら、「放置したら?」と答えると思う…。
今回は、実際に昨年末と先月に知人から相談があったのを受けて、記事にしようか悩みましたが、同じようにお悩みの方に役立てばと思い、記事にしました。
ですから、私は『口と足で描く芸術家協会』を否定しているわけではありません。
作品も素晴らしいものがあります。ならば、わざわざ「口と足で描く」と謳う必要はないと思います。ただ、それだけです。
















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