ヤング ブラック・ジャック (4/23) 感想
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4/23に日テレで放送されたドラマ『ヤング ブラック・ジャック(公式)』の感想。土曜は仕事だったので、録画にて鑑賞。
オリジナル・ストーリーのドラマとして…
「法外な手術代を請求する無免許医師」と言う一般的な視聴者の『ブラック・ジャック』のイメージを、何となく理屈付けしたようなオリジナル・ストーリーはこんなものだろう。ただ、三人もの脚本家で書いた作品とは思えないが…
また、公式にあるような「その全てが今夜、明らかになる」ことは無かった。これは半年後の続編としての連続ドラマで描くと言うことなのだろう。
特殊メイク、手術、爆発…。所々、ウソっぽくて安っぽい…
間時生/ブラック・ジャック(岡田将生)の特殊メイクの不自然さ。きっと理由があるのだろうがよくわからない。ちなみに特殊メイク担当は、飯田文江氏(エム・イー・ユー)。日テレのドラマ『ギネ 産婦人科の女たち』で新生児なんかのモデルを作ったりした方。
それに医療ドラマなのに、手術シーンがイマイチ以上につまらなかった。天下のB・Jの青年時代とは言え、臓器移植手術なのに薄汚い部屋で、あののんびりした速度で、作り物感ありありの臓器など、ウソっぽくて安っぽい。今時は『医龍』程度の術シーンがテレビドラマの標準レベルだと思うのだが…。それに黒髪から白髪になるシーン…もう止めよう。
『原作』でなく、『原案』として、オリジナルにすれば…
手塚治虫先生の原作『ブラック・ジャック』には、名言が多い。そして個性的で愛されるキャラクター揃いなのが、多くのファンが未だにリスペクトする理由だと思う。その2点において、本作は中途半端にパクった印象だった。
敢えて「オリジナル」を前面に出すのなら、B・Jと言うキャラクター設定だけを手塚作品より拝借しました的な「原案」とした方がスッキリしたのでは?それなら、名台詞の改悪?も聞かずに済んだのに…
最後まで間延びの演出と編集で、薄味の二時間ドラマでした。我が家に3倍速再生があれば使いたかったくらい。無理に引き伸ばすなら、最初から連続ドラマの第1話にした方が良かったようなお話だと思います。
ドラマ『左目探偵EYE』同様に、三か月後に連続ドラマ化するんでしょうね。その際は、見てみたいと思います。
















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