バーテンダー (第8話 最終回 4/1) 感想
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2/4からテレビ朝日で始まった『バーテンダー (公式)』の最終回『今夜完結!! 君へ捧ぐ最後のグラス…たとえ二度と逢えなくても』の感想。
なお、原作漫画は未読、原作を基にしたアニメも未見。
そうきたか?
先週、溜(相葉雅紀)がホテル・カーディナルのメイン・バーのチーフ・バーテンダーになると予想したが、何と街場のバー『イーデンホール』の店主として一人で店を切り盛りすると言う結末だった。個人的には以前からホテルのバーには、葛原(金子ノブアキ)が合うと書いてきた私だが、そうきたか?と言う感じ。
最終回なのに…
最終回なのに、溜が脇役のように思えてしまった。冒頭からトントン拍子に、会長の争議も終わって美和がカーディナルの筆頭株主で役員待遇になり、チーフ選びを加瀬(竹中直人)に託したと思ったら逆に託されて…
美和が溜に選ばなかった理由を説明するが、結局は「あなたは街場のバーで客の心を救うバーテンダーになって欲しい」と言っているような。
では「神のグラス」は?カーディナルも会長も何だったのか?先週に続いて、主役である溜の感情(特に心境の変化)が殆ど描かれていないとは残念。
勝手な想像…
今回、「アメリカン・ビューティー」が「カーディナル・スタイル」として、白い小さいバラのデコレーションがあった。白いバラの花言葉は、「尊敬・純潔・約束を守る・私はあなたに相応しい」。因みに赤いバラは、「愛情・情熱・熱烈な恋」。
これは勝手な想像だが、溜は対決用にカクテルを準備する際に最初の客に美和をイメージして作ったのではないだろうか。
しかし、実際に美和が決定権を持つことになり、ふと我にかえった溜は、自分自身のために、そして美和のために「X.Y.Z.」を作ったのではないだろうかと。だから、美和はホテルのためにカクテルを作った葛原を選んだ。そう考えれば、あの結末も何とか納得できる。
溜が作った2つのカクテル…
最後に今夜、溜が作った2種類のカクテルの説明をしよう。まずは、「アメリカン・ビューティー(カーディナル・スタイル)」の元になった「アメリカン・ビューティー」の一般的なレシピ。
●ブランデー:15ml
●ドライ・ベルモッ:15ml
●グレナデンシロップ:15ml
●オレンジジュース:15ml
●ミントリキュール(白):1dash
●ポートワイン:5ml
【作り方】ポートワイン以外を シェークしてカクテルグラスに注ぐ。最後にポートワインをフロートさ(浮か)せて出来上がり。
味は中甘口でお酒の強さは約13度。食後酒として女性にお勧め。アメリカ産の四季咲きの真紅のバラの品種名から命名された。真紅のバラが薄い赤と濃い赤のグラデーションであることから、このカクテルも二層になっている。
また、「X.Y.Z.」のレシピは、
●ホワイトラム:30ml
●コアントロー:15ml
●レモンジュース:15ml
をシェークして作るスタンダード・カクテル。バリエーションが多いのも特徴で、ベースのラムをドライ・ジンにするとホワイト・レディ、ウォッカにするとバラライカ、テキーラにするとマルガリータになる。個人的には、ホワイト・レディがお勧め。
なんかスッキリしない最終回だったように思います。ただ、最後に相葉さんのバーテンダー姿に違和感がなくなっていました。葛原スタイルが好きな私ですが、たまには溜のいるバーでほんわかと癒されるのもいいなと思いました。
今夜の『ミュージックステーション 3時間スペシャル』に嵐が出演していましたね。SPメドレーでしたが、人なつっこいお兄ちゃんたち(私より遥かに年下だが)が元気に歌って踊る姿に、全国でたくさんの人が元気付けられたと思います。
このドラマのお陰で、多くの人がカクテルやバーに興味を持ってくれたとしたら嬉しいですね。相葉さんを始め、キャストとスタッフさん、お疲れさまでした。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
















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バーテンダー 18 [コミック] 長友 健篩 (著), 城 アラキ (クリエイター)
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