夏の恋は虹色に輝く (第8話 9/6) 感想
7/19からフジテレビで始まった『夏の恋は虹色に輝く』の第8話『海に誓う約束』の感想。
第8話で、大雅と詩織の距離感作って結ばれるって遅くない?
ワークショップと春樹(塚本高史)のおかげで、大雅(松本潤)と詩織(竹内結子)に適度な距離感を作ったことで、何とか最後のラブシーンと虹につなげた第8話。事前情報では、残り2話だから、これからさほどのハードルが二人に襲い掛かるとは思えない。せめて第5~6話だったら、山あり谷ありを楽しめたと思う。ただ、前回の感想で、"第7話からで十分な内容の連続ドラマ"と書いた。それを考えると、ちょうど折り返しってことなのだが(笑)
魅力的な脇役陣をもっと活かすと良いのに…
折角、大雅と詩織の恋の結末を描くために配置された魅力的な脇役たちが、どうも活かしきれてないように感じる。この辺が、もっと恋バナに面白く絡むと良いのに、無駄で遠回りなエピソードで終わっているようで残念。特に、青木社長(松重豊)と宮瀬桜(桐谷美玲)が活躍しないと、二世俳優と言う部分が薄くなるし、楠航太郎(伊東四朗)ももったいない。
詩織の情緒不安定風な挙動不審っぷりってどうなんだろ?
以前の頂いたコメントでも、26歳の大雅の純粋っぷりに賛否両論あったが、30歳の詩織の情緒不安定な感じの挙動不審っぷりを皆さんはどう感じてるのか。詩織がシングルマザーって設定が必然としても、あと5歳は年齢設定を引き下げた方が素直に感情移入できると思う。これは、松本さんと竹内さんの演技力云々よりも、脚本・演出にも原因があると思うが。
基本的に脚本や演出に工夫が足りない!
今回の副題が『海に誓う約束』。ロケは私も良く知る"千葉県館山市の平砂浦海岸"。天気も良いし、波も穏やか。春樹(塚本高史)もスタンバイして、亡き夫(そっくりな声)に新たな誓いをすると言う、第8話としては、最後のキスシーンより重要と言える場面。
なのに、カット割りがいかにもって感じ。折角の美しい長い砂浜は1~2カット程度で、あとの背景は青空に海か草むらのカットバックだけ。様々な制約もあると思うが、もう少しじ~んとさせるような工夫があっても良かったかな。
また、第8話となれば、視聴者は大よその展開は読めるわけで、特に大雅と詩織の恋の駆け引きやラブシーンにもったいぶった様なカットが多いように感じる。様々な視聴者に過剰な情報提供せざるを得ないのはわかるが、もう少しすっきり描いても楽しめると思う…
やっと普通な恋愛ドラマになってきましたね。まだまだスッキリしてはいませんが、あと2話ですから、小さな山と谷を乗り越えていくんでしょう。ここまで、ちょっと長かったですが、この流れで行けば、最後まで楽しめそうです。
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「夏の恋は虹色に輝く」オリジナル・サウンドトラック
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