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正直不動産2 (第7話・2024/2/20) 感想

2024/02/21 20:47 記事更新
正直不動産2

NHK・ドラマ10『正直不動産2』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)YouTube

第7話〔全10話〕『禁断の果実』の感想。

なお、原作となった漫画・大谷アキラ(漫画) 夏原武(原案) 水野光博(脚本)「正直不動産」は、既刊19巻(2023年12月現在)を完読



永瀬(山下智久)は「光友銀行」の美波(泉里香)に頼まれ、恋人のふりをして彼女の祖母・早苗(三谷侑未)に会うことになる。そんな中、永瀬と月下(福原遥)は、孫娘のためにタワーマンション購入を望む高齢女性に予算的に難しいと伝える。早苗が永瀬との待ち合わせ場所に現れない一方、神木(ディーン・フジオカ)はある高齢女性客に欠陥マンションを売ろうとしていた。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------


原作:漫画・大谷アキラ(漫画) 夏原武(原案) 水野光博(脚本)「正直不動産」
脚本:根本ノンジ(過去作/正直不動産,相棒シリーズ,フルーツ宅配便,ハコヅメ) 2024SP,第1,2,5
   清水匡(過去作/僕の姉ちゃん) 第3,6
   木滝りま(過去作/カナカナ,青春シンデレラ)) 第4,7
演出:川村泰祐(過去作/正直不動産,ドS刑事,屋根裏の恋人) 2024SP,第1,2,5
   金澤友也(過去作/正直不動産,ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~) 第3,4,6
   下向英輝(過去作/カナカナ,青春シンデレラ) 7
音楽:佐橋俊彦(過去作/正直不動産,ちりとてちん,テミスの剣,集団左遷!!,行列の女神)
主題歌:小田和正「so far so good」
※敬称略

人によっては、悪意が違法過ぎて釈然としないと感じたか?

今回で良かったのは、久し振りに神木(ディーン・フジオカ)が裏で活躍するエピソードだったこと。

折角、『2』の序盤から “悪役” を強調してきたのに、最近出番がなかったから。

人によっては、悪意が違法行為過ぎて釈然としないと感じたと思う。

ただ、擁護するつもりは微塵もないが。

第一に「ドラマなんだから」ってことだ。

第二に、今回のメインは神木ではなく花澤(倉科カナ)なのだ。

その花澤も後述するが、堂々と宅建法違反をやっちゃった。

従って、神木にあれくらい “悪意がある” と描かないと、話が成立しないのだ。

今回が描こうとしたのは、「花澤=ミネルヴァ不動産」

では、いつもどおりにもどこから褒めようか。

ヒュ~ ← <正直風>のつもり(笑)

今回で気になったのが、その花澤だ。

脚本や演出が、言いたいことは分かる(原作も同様だが)

今回で、今作が描こうとしたのは、次の一文に集約される。

花澤=ミネルヴァ不動産

神木が自腹で、花澤のカモをネコババするだけで良かった…

『1』から見続けてきた人なら分かると思う。

「登坂不動産 VS ミネルヴァ不動産」を徹底的に描いていたころの『1』のミネルヴァ不動産は、やってはいけない、言語道断、問答無用の言動の見本市状態だったのだ。

それによって、私たちも “不動産取引トラブルあるある” を学べた。

だから、今回の花澤も、マッチングアプリで獲物を狙い撃ちし、手付金を貸し付けて契約を取るという、いわば『1』で社長・鵤聖人(高橋克典)が社員に強制していたことを、花澤が自主的やることで、<悪がはびこる>を表現したのだ。

だからこそ、正義の象徴である登坂不動産や、‘さいちん’こと正直過ぎる不動産営業マン・永瀬財地(山下智久)が際立つ。

であるから、鵤社長が、花澤に貸した 500万の返済を要求しなかったことも、“ドラマ” としてはなかなか良い。

その意味では、鵤社長の出番が減り、ミネルヴァの社員が前面に出るエピソードの、最終章前の一区切りの位置づけだったと思う。

そのこと自体は 、“連ドラ” としての構成から考えると、今後の「神木 VS 花澤」「月下 VS 花澤」にも興味が湧いたので良いとは思う。

で、神木の違法行為も “ドラマ” だし、鵤社長が花澤をとがめないのも “ドラマ” だからスルーしたとしても。

基本的に『2』になってから、花澤がここまで不誠実を通り越して悪のオンパレード状態には描かれていなかったから、ちょっと “連ドラ” としてやり過ぎたと感じてしまった。

これ、花澤がカモに手付金を渡す前に、神木が自腹でカモをネコババするだけで “らしさ” は出たし、違和感も払しょくできたと思うが。

もっと前から、花澤が崖っぷち状態なのを強調しておけば…

違和感の要因は、次のことも無関係ではないかもしれない。

このドラマは、原作(漫画)の登場順とは違った順序で再構成されている。
ここまでは、ネタバレにならないと思う。

従って、かなり厳密に、精密に、緻密に、連ドラとしての構成をやらないと、連ドラとしての時系列などへの違和感が生じやすいのだ。

もっと、連ドラとしての時系列などへの違和感に配慮すれば、更に共感できる内容になったと思う。

いや、『2』が始まってから、花澤が崖っぷち状態なのを強調しておくだけで良かったと思う。

そうすれば、第5話の ひん死状態のラーメン店を救うくだりで、花澤は切羽詰まっているけど顧客重視は忘れていないと分かるし。

花澤が手付金で契約する前に神木が横取りしちゃえば、ここまで違和感はなかったと思う。

今期の連ドラなんて、毎回ビミョーな作品ばかりだから、ここまで描けていれば良作なのは言うまでもないが。

番組開始直後のファーストカットに注目!

さて、褒めよう。

ヒュ~ヒュ~ ← <正直風>のつもり(笑)

今回の演出で意外だったのが、番組開始直後のファーストカットが「花澤のアップ」だったことだ。

これまで『2』のファーストカットは、次のようになる。

 ●第1話:永瀬のタワマン全景
 ●第2話:永瀬のアパートのドア
 ●第3話:ペンシル戸建ての二階バルコニー
 ●第4話:永瀬のアップ
 ●第5話:永瀬の学生時代の黒板
 ●第6話:登坂社長(草刈正雄)が行くバー店内

主人公・永瀬以外で、ファーストカットに採用された登場人物はいないのだ。

繰り返しになるが、それだけ今回が『花澤=ミネルヴァ不動産』を強調した内容だったということだ。

更に、花澤が食べるカットで始まった。

食欲とは、「食べたい」「空腹を満たしたい」との欲求のことだ。

食べることは、エネルギーの補給であり、エネルギーの源でもある。

それを利用して、絶賛婚活中の綿村博士(前野朋哉) を花澤が “食い物にする” “餌食にする” を描いたのは面白いアイデアだ。

「モリアーティ西荻窪」は「犯罪界のナポレオン」に由来?

花澤が綿村に売りつけたマンションが「モリアーティ西荻窪」。

モリアーティは、太陽系の小惑星帯に存在する小惑星の名前。

小惑星の名付けの由来は、シャーロック・ホームズシリーズの登場人物、ジェームズ・モリアーティに因んで命名された。

ホームズシリーズにおける最大の悪役で、ロンドンに暗躍する悪党一味の統領、別名「犯罪界のナポレオン」。

21歳で「小惑星の力学」という論文を書いた、知的水準の高い元数学教授でもある。

知的能力の高い元大学教授の表の顔と、ロンドンの裏社会のボスの裏の顔を併せ持つ最凶キャラなのだ。

ここまで書けば、「モリアーティ西荻窪」の‘モリアーティ’に、鵤社長を重ねたネーミングであることは間違いない)と思う。

「きれいにまとめた」とは、こういうのを差す

今回の脚本で良かったのは、例えば終盤の光友銀行八起支店融資担当・榎本美波(泉里香)と美波の祖母・榎本早苗(三谷侑未)のやり取り。

早苗「美波の気持ちも考えねで
 ばっちゃん一人 先走って
 勝手に動き回って… わりがったな」
美波「ううん。ばっちゃんの気持ぢは
 すんげえうれしがったよ」


祖母を喜ばせようと先走った孫と、その真逆の祖母、正に似た者同士の祖母と孫の人情モノとしても良くできているし。

男を見る目があるという共通点も「へば」も肉じゃがの味も「来ちゃった」も、恋バナ、ホームドラマとして楽しいし。

「きれいにまとめた」とは、こういうのを差すのだと思う。

夕方、ばっちゃんは公園で弁当を食べようとしていた…?

もう、何も言うことはないのでまとめよう。

ヒュ~ヒュ~ヒュ~ ← <正直風>のつもり(笑)

気にならない人は気にならないけど、気になる人は気になること。

18分ごろからの公園のシーン。

保育時間が終わる時間設定だから、16~17時ごろで、見た目もしっかり “夕景” になっていた。
※再度見たところ、保育時間は関係ないように見えましたので時間設定は訂正しました(謝)

でも、夕方に、早苗ばっちゃんは公園のベンチで弁当を食べようとしていた… ってこと?

撮影時期が晩秋か初冬で、太陽光の色温度が下がるのは早いため、午後1時過ぎだとカメラを通すと夕方に映ってしまったのだろう。

映像的には、ほのぼのしたアットホーム雰囲気や、理想を語る花澤がふと我に返るもの悲しさにもバッチリ合っているから悪くないが。

肉じゃがに言及しない(チラッと見えたが)のなら、和菓子職人・石田努(山崎努)の店の和菓子でも良かったような。

まっ、小さなことだが。

あとがき

今回は、いつも以上にあれこれ書きました。

全体的には、花澤含めたミネルヴァの悪戯を強調したことで、さいちん含めた正直営業チームとのハラハラドキドキを楽しむ内容になったと思います。

更に、さいちんと美波の恋バナの入れからもあざとくなく、むしろ「先が気になる展開」に留めたのも巧みな構成だなぁと思います。

ヒュ~ヒュ~ ← <正直風>のつもり(笑)

単純に不動産トラブルあるあるだけでなく、しっかりと主人公であるさいちんが早苗ばっちゃんを救出したうえで。

神木を殴ろうとする美波を止めて…

永瀬「私は不動産屋の営業です。
 大切な人の家族を 不動産で不幸にはさせない」


ちゃんと、さいちんが不動産営業を目指した心境に帰着しつつ、自分の新しい家族につながる予感も漂わせ、主人公らしさを強調しましたしね。

ヒュ~~ヒュ~~~ ← <正直風>のつもり(笑)

ホント、「先が見たくなる連ドラ」になっていると思います。

最後に、前回の第6話の感想に<91回(投稿時点)>も Web拍手をいただき、ありがとうございます

また、SNSで当ブログをご紹介してくださった方々へも感謝いたします。


すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”


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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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