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連続テレビ小説「ブギウギ」 (第49回・2023/12/7) 感想

連続テレビ小説「ブギウギ」

NHK総合・連続テレビ小説『ブギウギ』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramYouTube

第49回第10週『大空の弟』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


羽鳥善一(草彅剛)が企画した合同コンサートは、ブルースの女王・茨田りつ子(菊地凛子)とスウィングの女王・福来スズ子(趣里)の共演が評判を呼び、客席は満員。梅吉(柳葉敏郎)もカメを連れて客席にいた。いよいよ開演、りつ子のこん身のスピーチ、そして「雨のブルース」が響き渡る。迎えたスズ子の出番。六郎(黒崎煌代)を思うスズ子のために羽鳥が描き下ろした「大空の弟」をたずさえ、スズ子はステージへと歩みを進める
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:足立紳(過去作/六畳間のピアノマン,拾われた男 Lost Man Found) 第1~8
   櫻井剛(過去作/表参道高校合唱部!,あなたのブツが、ここに) 第9,10
演出:福井充広(過去作/てるてる,家族純情きらり,ミス・ジコチョー) 第1,3,8
   二見大輔(過去作/半分、青い。,なつぞら,カムカムエブリバディ)
   泉並敬眞(過去作/まんぷく,スカーレット,カムカムエブリバディ) 第2,7,9
   鈴木航(過去作/あさが来た,べっぴんさん,スカーレット) 第4,5
   盆子原誠(過去作/カーネーション,とと姉ちゃん,おちょやん) 第6,10
音楽:服部隆之(過去作/王様のレストラン,翔太の寿司,のだめカンタービレ,HERO)
歌劇音楽:甲斐正人(過去作/映画「蒲田行進曲」(松竹/1982)劇伴担当)
舞台演出:荻田浩一(過去作/元宝塚歌劇団所属の演出家)
ロゴ・OP映像:牧野惇(過去作/東京パラリンピックのオ-プニング映像)
主題歌:中納良恵・さかいゆう・趣里「ハッピー☆ブギ」
語り:高瀬耕造(NHK大阪アナウンサー)
「土曜日版」ナレーション:北郷三穂子(NHK大阪アナウンサー)
制作統括:福岡利武(なつぞら,青天を衝け)
     櫻井壮一(過去作/おちょやん,あなたのブツが、ここに)
※敬称略



六郎の回想シーンが少ないのは、お涙頂戴にしたくない<演出意図>か?

ウチのブログに来てくれて、ありがとさん。
(私のブログに来てくれて、ありがとうございます。)

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、ウチが管理人のみっきーやで!
(「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、私が管理人のみっきーです!)

前回、前々回分の非公開希望コメントで、「苦悩するスズ子の場面に “六郎の回想シーン” が極端に少ないのは、お涙頂戴にしたくない<演出意図>でしょうか?」との質問をいただいていました。

私なりの解釈があるので答えてみようと思います。

元気なころの弟・六郎(黒崎煌代)の回想シーンをインサートカット(途中に挿入するカット)として使用するのは、多くの映像作品がやることです。

回想を使うことで<容易に>スズ子(趣里)の悲しみや苦しみが表現できちゃうので。

更に、「六郎、かわいそう…」と視聴者に思わせるのも<容易>なので、お涙頂戴的な描写と揶揄された可能性もある。

だから、脚本は別にして、演出家が入れなかった可能性は大いにあると思います。

ここからが、私見。

私は、必要以上に「六郎の回想」を入れなかったのは、『大空の弟』がスズ子にとってはかけがえのない “六郎を謳(うた)った歌=宝物”であると同時に。

軍歌は苦手と言っていた羽鳥善一(草彅剛)にとっては、戦争で亡くなった若者への想いを込めた歌であり。

戦争への最大の皮肉と批判を込めた過激な軍歌(歌詞に○○と伏せ字を多用している点など)であることも強調したかったからだと推測しています。

簡単にいえば、「スズ子を再起させるための曲だけ」に見せない、表現しないために、<前回と前々回では>あまり回想を入れなかったと思います。

白色系ワンピースとハイヒールでステージに現れたスズ子

合同コンサートの幕開けは、茨田りつ子(菊地凛子)からの満員のお客様と羽鳥への感謝の辞。

そして、りつ子の “プロ歌手としての矜持” の宣言だ。

りつ子「歌うことは 生きること。
 何があろうと そのことに変わりはありません」


そして、先輩として『雨のブルース』で緊張しているであろう客を温め、スズ子へ舞台を引き継いだ。

ステージ上手(かみて:客席から向かって右側)からピンスポットの中を、スズ子が白色系のワンピースとハイヒールでゆっくり歩いてセンターマイクへ。

客席のチズ(ふせえり)と夫・吾郎(隈本晃俊)、そして父・梅吉(柳葉敏郎)と六郎のカメがステージを見守る…

ピアノのイントロに合わせて、ステージバックの白いジョーゼットがきらめく…

今回のステージングでは「白」が強調されていた。

「白」は純白や純真を象徴する色だが。

白装束(しろしょうぞく)は、仏式の葬儀の際に亡くなった人に着せる白い衣装のことだ。

死装束(しにしょうぞく)や経帷子(きょうかたびら)とも呼ばれる。

要するに、白装束は、死者が浄土へ旅立つための衣装なのだ。

そのような意味を持つ「白い衣装をまとったスズ子」に、人知れず強い思いがあったことが伝わってきた。

もちろん、様々なことに対して「初心に戻る」… は、あると思う。

ステージシーンの撮影のときに録音されている音源だから

こういう見方は野暮を承知で書いてみる。

『大空の弟』と『ラッパと娘』は、恐らくこのステージシーンの撮影のときに録音されている音源だと思う。

その音源にエコーやリバーブなどの音響加工をして、編集した映像に貼り付けていると思う。

特に『大空の弟』では微妙にリップシンク(唇と音がピタリと合致すること)していないのは、同じ場面を幾度か撮影した中から最善のカットを選び出して再編集しているからで、映像としての完成度を得難いと思えばやむを得ないことだ。

しかし、音源に残る空気感はそのまま残っているし、こちらにも伝わってくる。

更に、スタジオ録音でなく、ステージ撮影の際の音源だから伝わってきたものがある。

それは、面前のお客様に向けて歌うだけでなく。

六郎をイメージして歌うスズ子だからこその、より深い感情的な歌唱表現だ。

地声と裏声に切り替わることでの感情表現や、涙をこらえつつ声を詰まらせ震えるところなど。

今風にいうなら‘エモい曲’‘エモい歌手’に見えた、聞こえたってことだ。

そして、この演出、この演技、この歌唱があるから、六郎の回想シーンも歌唱中には不要だってことだと思う。

余計な部分が一切なし 15分間全編"歌うことは 生きること"

さて、「本編」の感想に戻ろう。

『大空の弟』を見事に唄い終えたスズ子が、拍手喝さいの中で膝から崩れ落ち、うずくまる。

羽鳥「福来君 しっかりしなさい」


スズ子が顔を上げると、そこには梅吉のスーツを着た坊主頭の六郎がにっこりうなずく…

六郎が消えると、静かな観客席…

その客席を見つめ、ふと我に返ったように善一に振り返り合図するスズ子…

そして、全身全霊を込めて『ラッパと娘』を息を吹き返したように歌いきる…

正に、15分間余計な部分が一切なしの、全編 “歌うことは 生きること” だ。

今作らしく、「スウィングの女王」のきっかけとなった『ラッパと娘』。

弟の死の苦悩から再起するきっかけとなった『大空の弟』。

2曲の歌を唄うことで、スズ子の生き様、生きる姿をきっちりと描いた。

更に評価したいのは、スズ子にしかできない、スズ子だからこその「情感」「情念」「気分」「悲喜交々」を使いきり、描ききったことだ。

歌で、歌うことで、主人公を描き、物語を紡ぐ。

更に、その歌唱シーンに説得力がある。

本当に良くできた、戦争を含めた昭和のエンターテインメント業界の裏側を描く “ドラマ” だ。

あとがき

朝ドラで戦争を扱う場合、様々な人が見るので、かなり神経質にならざるを得ませんよね。

今作では、戦争によって少しずつエンターテインメント業界が規制を受けて歌えなくなる主人公の苦悩に、母の病死や弟の戦死の悲哀を重ねているので、多少重苦しさはありましたが。

うまく作られていると思うのは、きちんと「何があろうと、歌えばハッピーになれるんだ!」「歌えば、前に進むことができる!」に帰着している点です。

スズ子の持ち前の明るい笑顔。真っ直ぐな心、天真爛漫な性格を余すところなく活用しつつ。

周囲のサブキャラ “らしさ” も最大編に引き出した一週間だったと思います。

あれっ、明日は何をやるんでしょう???

コンサートのクロージングと、おでん屋さんかな… 楽しみです。

おまけ

小林小夜(富田望生)、いいキャラクターですね。

語ってよし、笑顔もよし、泣き顔もよし。

朝ドラ『なつぞら』(NHK/2019年度前期)、ドラマ『教場 シリーズ』(フジ/2020-)から富田望生さんの個性が好きで。

今期は、『ブギウギ』と、『コタツがない家』(日テレ/2023)に出演中。

今作の付き人役、『コタツ…』の新婦役も、思いやりがあって、自分勝手な所もあるけど憎めない人。

今の富田さんにはピッタリだと思うので、ぜひとも『コタツ…』も見てみてください。

みっきー's ブギウギ(第7回)

12月7日は「クリスマスツリーの日」です。

明治19年(1886)12月7日、横浜の高級スーパーマーケット「明治屋」に日本初のクリスマスツリーが飾られたことで制定されたそうです。

私、クリスマスが大好きで、11月中にお料理とクリスマスケーキ(ブッシュ・ド・ノエルと決めてます!)や予約済みです(笑)

いちばん思い出に残る大好きなクリスマスツリーは。やはり東京ディズニーシーのクリスマスツリー。

最近は年に数回しかインパ(インパーク=入園)しませんが、コロナ禍以前は、15年ちかく年パス保持者でしたから、週1ペースでインパしてました(笑)

今から10年前の12月24日、クリスマスイブの「TDR30周年」のクリスマスツリー

写真は、今から10年前の12月24日、クリスマスイブの「TDR30周年」のクリスマスツリー。

写真にゲストが写っていないのは、私がこのエリアで最後の一人だったからです。

当時は閉園間際までバーで飲んでましたので(苦笑)

皆様にも、思い出深いクリスマスツリー、ありませんか?

結びに

ほんなら、また来てな。
それでは、また来てね。

すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”


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【これまでの感想】

第1週『ワテ、歌うで!』
1 2 3 4 5 
第2週『笑う門には福来る』
6 7 8 9 10 
第3週『桃色争議や!』
11 12 13 14 15 
第4週『ワテ、香川に行くで』
16 17 18 19 20 
第5週『ほんまの家族や』
21 22 23 24 25 
第6週『バドジズってなんや?』
26 27 28 29 30 
第7週『義理と恋とワテ』
31 32 33 34 35 
第8週『ワテのお母ちゃん』
36 37 38 39 40 

朝ドラ「ブギウギ」の"♪楽しい~お方もぉ~~~"もCD化! 劇中歌を集めた「福来スズ子 傑作集」発売決定  新窓で開きます

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朝ドラ「ブギウギ」の“花田家”と“はな湯”の[史実]を知ると<ドラマ>の奥深さが更に見えてくる! 新窓で開きます

第9週『カカシみたいなワテ』
41 42 43 44 45 
第10週『大空の弟』
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連続テレビ小説『ブギウギ』第49回

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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