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下剋上球児 (第8話・2023/12/3) 感想

下剋上球児

TBSテレビ系・日曜劇場『下剋上球児』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramTikTok

第8話『まだ終わらせない!仲間と誓う最後の夏』の感想。



2018年夏、越山高校は三重県予選で34年ぶりのベスト8に。準々決勝の相手は春の大会で勝った高校で、試合開始後も部員たちの緊張感は薄い。ところが、試合は点の取れない展開に。南雲(鈴木亮平)はプレーの雑さを危ぶみ、焦りを募らせる。一方で、南雲は星葉高校の分析班が翔(中沢元紀)と壮磨(小林虎之介)のバッテリーをスタンドから偵察していることに気付き…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原案:菊地高弘『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』
脚本:奥寺佐渡子(過去作/夜行観覧,Nのために,最愛)
演出:塚原あゆ子(過去作/アンナチュラル,MIU404,最愛) 第1~3,6
   山室大輔(過去作/天皇の料理番,テセウスの船,アトムの童) 第4,5
   濱野大輝(過去作/ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と) 第7
   棚澤孝義(過去作/半沢直樹2013,インジビジブル,ユニコーンに乗って) 8
音楽:jizue(過去作/劇伴担当なし?)
主題歌:Superfly
アニメーション:石浜真史(過去作/ホリミヤ(OP),SPY×FAMILY(OP1))
アニメーション制作:CloverWorks(過去作/SPY×FAMILYシリーズ,ホリミウヤ-piece-)
※敬称略



演出担当が "今作初担当" の棚澤孝義氏に

殆どの読者様は興味関心の対象でないと思うが。

演出担当が、今週は今作初担当の棚澤孝義氏になった。

先週まで公式サイトに名前が掲載されていなかったので少々驚いたが。

まあ、TBSに限らず、当初は高視聴率が見込める連ドラの終盤では比較的若手演出家を起用して、プライムタイムで通用するか腕試し的なことをやるのはお約束ではある。

更にこの棚澤氏は、先月終了したTBSの深夜枠「ドラマストリーム」の『君には届かない。』を担当されていた。

もしかすると、スポンサーへの忖度などで名前を伏せていたのかもしれない…

最後まで描ない「主人公の初期設定」なんて盛り込むな!!!

う~~~ん、脚本も演出も良く分からないのが。

序盤で、犬塚樹生(犬塚樹生)の視野の欠損と狭窄、南雲(鈴木亮平)の過去や南雲の妻ら家族が描かれた。

いくらサブキャラであっても “病気や死” を不用意に盛り込まれると気になるのが人のサガで。

更に、前回から世間に対しては禊(みそぎ)を済ませたことになっている南雲の違法行為も、それでいいの? だし。

大盤振る舞いの部員たちへの食事など、経済状況も気になるのだ。

しかし最後まで見れば、犬塚の病気は放置、南雲の過去はうやむやで、南雲家の面々もおまけ程度で終了

さすがに、ここまで描くつもりがないなら、最初から盛り込むべきでないのでは?

だから口が酸っぱくなるほど繰り返すのだ。

最後まで描くつもりのない、特に「主人公の初期設定」なんて盛り込むな!!! と。

内容度外視の「プロダクトプレイスメント」の悪い例

さて、上記の3つより気になったのが、予選を連勝で突破中の浮かれっぱなしの部員たちの描写が多すぎることだ。

序盤で坂道ダッシュをやって以降は、試合観戦しては愚痴を繰り返して。

そして、スポ根ドラマには不釣り合いで露骨な「プロダクトプレイスメント」。

お得意のコンビニのイートイン・スペースで “もぐもぐタイム” (苦笑)

ここでご存じない方のために、当ブログらしく解説してみる。

「プロダクトプレイスメント」とは、映画やドラマの中に宣伝したい企業の製品をセリフ等でも組み込むこと。

コマーシャルタイム以外にも少しでも多くのスポンサーを取り込む目的で始まった定番のマーケティング手法。

今作では、「ファミリーマート」が組み込まれているのは見てのとおりだ。

これ、スポンサーやテレビ局にとってはメリットが大きいが、クリエイティブする側、視聴者にとってはデメリットも多い。

その良い、いや悪い例が、そう、もぐもぐタイム” だ。

描くべき練習シーンを削ってでも、入れないといけない契約になっていると思う。

更に専門的に説明すると、「プロダクトプレイスメント」をやる専門業者がいて、制作側に割り込んでくるのだ。

だから、内容度外視になってしまうことも多い。

要するに、今回はその “悪い例” ってことだ。

脚本と映像が、かみ合っていない!

話を本編に戻そう。

簡単にいっちゃうと、黄描こうとしている(であろう)内容と、見せている(見せられている)映像から伝わることが、あり得ないくらいに乖離していると思う。

そう、言わんとしていることと、映像から伝わることが、かみ合っていない)のだ。

その良い、いや悪い例が、前半での南雲と山住(黒木華)の次のやり取りだ。

山住「一度の負けが子供らの人生に大きく影響をするのを
 私は何度も見てきました。
 あっ 私より監督の方がよう分かっとると思いますが」


ここ、脚本は “一度の負けが人生に大きく影響する” ことに、南雲の事件を重ねているのでは?

重ねたことで、南雲自身も大きなくくりの中で「下剋上球児」として再起する物語に脚本家はしたいのでは?

でも、今回の演出、映像は意識的に重ねてはいないのだ。

球児たちの場面は過去の回想シーンと重ねたのに、主人公はスルーって?

脚本家は、主人公の失敗からの再起と、ダメ野球部の再起を重ねたサクセスストーリーとして書いていると思うのだ。

でも今回の演出は、ダメ野球部のサクセスストーリーしか描いていない。

なのに、練習シーンは乏しく、くっちゃべって、もぐもぐして、詮索するばかりが強調されても… もう、いいや。

今作そのものが、今一つ積み重なっていない(失笑)

最後に、敢えて皮肉をひと言。

中盤で、丹羽校長(小泉孝太郎)の名セリフがあったから紹介したい。

丹波「どんなことでも 積み重ねですよ」


今作そのものが、今一つ積み重なっていないのだ(失笑)

練習も、作戦会議も、友情も、ご近所愛も、夫婦愛も、そして何より高校野球愛が… ってこと。

もう、第8回だから大逆転はないと思うが…

あとがき

私、下記の感想にも書いたとおり、市立船橋のファンでして、応援Tシャツ着て応援してます。

連続テレビ小説「らんまん」 (第62回・2023/6/27) 感想 新窓で開きます

なんで、こんな話をするのかといいますと。

1997年の1回戦・市船橋(千葉) 対 文徳(熊本)での、大会史上最大得点差の8点を跳ね返す “市船の大逆転劇” を見習ってほしいから。

奇しくも、ザン高の応援Tシャツと市船のTシャツは同じ緑色。

そんな縁も感じて、何とか “ドラマ” として大逆転してほしいです。

おまけ

ただ、こっち(今作)の8回の攻撃は、また騒動… か、と落胆しかありません。

せめて、選手のケガにしたらよかったのに?

こうなってしまうと、野球部でなくても、将棋部、華道部、ダンス部でもいいのでは?(失笑)

すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”


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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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