ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

連続テレビ小説「ブギウギ」 (第43回・2023/11/29) 感想

連続テレビ小説「ブギウギ」

NHK総合・連続テレビ小説『ブギウギ』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramYouTube

第43回第9週『カカシみたいなワテ』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


スズ子(趣里)は、弟子にしてほしいと飛び込んできた小林小夜(富田望生)の面倒を見ることになった。梅吉(柳葉敏郎)といつの間にか打ち解けあっていた小夜。スズ子は小夜に梅吉の世話をするようにとお願いするのだが…。楽団では、徴兵で人員はどんどん減ってしまっていた。スズ子も相変わらず三尺四方の枠の中でおとなしく歌うことしかできず、客は退屈し、空席が目立つようになっていた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:足立紳(過去作/六畳間のピアノマン,拾われた男 Lost Man Found) 第1~8
   櫻井剛(過去作/表参道高校合唱部!,あなたのブツが、ここに) 9
演出:福井充広(過去作/てるてる,家族純情きらり,ミス・ジコチョー) 第1,3,8
   二見大輔(過去作/半分、青い。,なつぞら,カムカムエブリバディ)
   泉並敬眞(過去作/まんぷく,スカーレット,カムカムエブリバディ) 第2,7,9
   鈴木航(過去作/あさが来た,べっぴんさん,スカーレット) 第4,5
   盆子原誠(過去作/カーネーション,とと姉ちゃん,おちょやん) 第6
音楽:服部隆之(過去作/王様のレストラン,翔太の寿司,のだめカンタービレ,HERO)
歌劇音楽:甲斐正人(過去作/映画「蒲田行進曲」(松竹/1982)劇伴担当)
舞台演出:荻田浩一(過去作/元宝塚歌劇団所属の演出家)
ロゴ・OP映像:牧野惇(過去作/東京パラリンピックのオ-プニング映像)
主題歌:中納良恵・さかいゆう・趣里「ハッピー☆ブギ」
語り:高瀬耕造(NHK大阪アナウンサー)
「土曜日版」ナレーション:北郷三穂子(NHK大阪アナウンサー)
制作統括:福岡利武(なつぞら,青天を衝け)
     櫻井壮一(過去作/おちょやん,あなたのブツが、ここに)
※敬称略



「称賛三昧の感想」を読みに来られた読者様へ前置き…

ウチのブログに来てくれて、ありがとさん。
(私のブログに来てくれて、ありがとうございます。)

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、ウチが管理人のみっきーやで!
(「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、私が管理人のみっきーです!)

「称賛三昧の感想」を読みに来られた読者様がいたら最初にお断りしておく。

私は、何が何でも… とか、PV稼ぎが目的で称賛しているわけではない。

あくまでも、本当に良いと思うから称賛してきただけ。

従って、「オヤッ?」と感じたときは、丁寧に言及する… それだけのこと。

その上で、私の “ドラマ愛” として受け止めてくださいませ。

仕事も家も問題山積で、悩みが尽きないスズ子… の15分間

益々、世の中の空気や風紀に押さるスズ子(趣里)。

文字どおり、ステージ上では行き場をなくし、三尺四方の内側で “カカシ” のように棒立ちで歌うようになった。

楽団では、徴兵で人員はどんどん減っていく。

舞台演出も思うようにできず、客は退屈し、空席が目立つようになっていた。

客足の減少、梅丸楽劇団の解散を心配するスズ子。

一方で、福島出身の弟子入り志願者・小林小夜(富田望生)と父・梅吉(柳葉敏郎)は疑似親子のよう。

とにかく、仕事も家も問題山積で、悩みが尽きないスズ子… の15分間だった。

"劇場と下宿"を"大きな社会と小さな社会"に見立てた構図

サブキャラクターの使い方、シチュエーションのいかし方、一難去ってまた一難の流れのスムーズさ。

いずれも、実に丁寧に積み重ねられているし、しっかりと描かれている… とは思う。

様々な考え方、それぞれ人生があって、複雑に交錯する社会に押しつぶされそうになっている主人公が明瞭に描写されている。

さすがにコミカルさは封印されたが。
「劇場と下宿」を「大きな社会と小さな社会」に見立てた構図による時代の描写も悪くない。

そう、決して悪くないのだ。

「劇中の時代」でなくても起こるんじゃないの!

でも、どうして今回は、私がこんなにも遠回りな称賛しかしないのか!?

答えは、次の一言に尽きる。

劇団やスズ子への世間の批判の声の高まり…

弟子入りもどきの小夜の同居…

梅吉と小夜の泥酔での大騒ぎ…

これらって、「劇中の時代=太平洋戦争 開戦1年前」でなくても起こるんじゃないの! ってことだ。

「次回に期待します」と、あとがきに書いて終わってもよいのだが。

なぜ、そう感じるのかには、私なりの理由があるので書いてみる。

開始4分40秒、映像やセリフで一切"戦争を感じなかった…

一つめのマイナス要素は、開始4分40秒、次の辛島(安井順平)のセリフまで、映像でもセリフでも一切 “戦争” を感じなかったことだ。

辛島「土井君に 赤紙が届いた」


このセリフで、ようやく “あの時代” であることが分かる。

確かに、視聴者のほぼ全員が “あの時代” だと理解しているとは思う。

思うが、今回から見る人もいることを想定して作ることが、一人でも新規の視聴者を増やすことにつながるのだ。

そこを諦めないでほしい… だって、決して視聴率だけ見れば高くはないのだから。

以前から楽劇団やスズ子への批判があったことになって…

二つめのマイナス要素は、次の辛島のセリフだ。

辛島「以前から 大衆の一部にも
 梅丸の公演は不真面目だ何だと  非難する声はあったんだ」


このセリフにより、セリフのとおりで、以前から楽劇団やスズ子への批判があったことになってしまった。

もしかすると、この先で「梅丸楽劇団の解散」があって、その理由を<戦争だけでない>と、したかった可能性はある。
※[史実]は別にして、今作の先の展開は知らないが

それでも、視覚的に、大量の批判の投書を見せてしまうと印象が強くなるから、うまくやったらよかったと思う。

スズ子と梅吉の親子げんかに、"あの時代"を盛り込むだけで

私は、次のように思う。

序盤で、劇団員への召集令状を描いて、世間の批判を描いた直後なのだから。

スズ子と梅吉の親子げんかのくだりに、“あの時代” を盛り込むだけでたいぶ印象が良くなったと思う。

例えば、「劇団は戦争でたいへんなんだ!」「六郎のことを考えて!」みたいなセリフを組み込むとか。

それだけで、小夜の「オレ 12の春 奉公に出されで」ーのセリフも、小夜がカメを持ち上げた意味も違って見えたと思う。

<私だって本当は"小夜"のようにお父ちゃんに甘えたい…>

いやいや、“あの時代” であることが強調されることで、私が今回で最も秀逸だった “このシーン” が創出する意味合いも深まったと思うのだ。

それが、ラストシーンである、台所で洗い物をするスズ子に歩み寄る下宿屋の女将・小村チズ(ふせえり)とのやり取りだ。

スズ子「お母ちゃんに会いたいんは ワテも一緒やのに」
チズ「拭こうかね」


何となく、チズの「拭こうかね」がアドリブで、頷くスズ子は臨機応変に対応し、オーケーカットになったような気がするが。

それはさておき。

前段の親子げんかに “あの時代” の要素を盛り込んでおけば、チズのぽろりとこぼす次のスズ子のセリフに、別の意味が加わると思うのだ。

スズ子「ワテ お父ちゃんのことばっかり 構ってられへんねん!
 お母ちゃんとは違うんやから」


それは、<私だって、本当は‘小夜’のようにお父ちゃんに甘えたい…>の意味合いだ。

時代が時代だからから、今のうちにお父ちゃんに甘えたい… そんな自立しちゃった長女の “切ない娘ごころ” だ。

それが十分に表現された上で、チズがスズ子の肩をポンポンポンと優しく叩いたあとのふたりの背中が “ツヤとスズ子” に重なり。

“母と娘” につながったと思う。

これまでが良すぎたから、物足りなさを感じてしまう

決して、悪くない。

悪くないのだが、これまでが良すぎたから、今週の脚本と演出に物足りなさを感じてしまうのだ。

もちろん、必要以上に “あの時代” を強調するのは、くどいし暗くなると思う。

しかし、今週の物語は「太平洋戦争 開戦1年前」だからそこの、切実なストーリー)だ。

すべてを戦争であきらめざるを得ない時代の少し前。

まだ、自分たちのやりよう、思い方次第で、何とかなるんじゃないかと思えた時代。

そこを強調しないと、時代設定した意味が薄まる。

恐らく、「土曜日版」では後付けのナレーションで巧みに捕捉してくるとは思う。

でも、やれるなら「本編」でやってほしいのだ。

あとがき(その1)

今回は、敢えて “ドラマ愛” を前面に押し出してみました。

もしかすると、今回の私の感想は深掘りし過ぎで。

脚本も演出も、既にスズ子の心の内側は「福来スズ子の次」を見据えており。

変わりつつあることを表現している可能性はあります。

小夜も、このまま退場するとは思えないので、次週まで見ないと真意は分からないかも…

あとがき(その2)

最後に一つ、演出的な視点で。

ラストカット、中央のスズ子とチズが立つ明るい部分というか。

柱で仕切られた部分(下図の白枠部分)が「黄金比」になっています。

中央のスズ子とチズが立つ明るい部分
©NHK

全体の構図の中で「黄金比」は “ここだけ” でした。

全部が不安定な縦横比の中で、“ここだけ” が抜群の安定感の黄金比。

だから、“変わりつつあるスズ子” を訴えたいのかなと思うわけです。

みっきーの植物図鑑(第175回)

きのう訪問した、‘歴博’こと国立民族歴史博物館の「くらしの植物苑」での写真です。

先日までは特別企画「伝統の古典菊」でしたが、今回は「冬の華・サザンカ」です。

冬の華・サザンカ

日本原産のサザンカは、ツバキとともに冬枯れの季節に庭を彩る数少ない植物。

開催初日の昨日(11/28)に早速行ってきましたので、数回に分けてご紹介します。
※2023年11月28日(火)~2024年1月28日(日)

朝日鶴

今回は、サザンカ群に属する「朝日鶴(あさひづる)」という品種です。

朝日のような清々しい雰囲気と、花弁が鶴に似ていますね。

白色のサザンカ(山茶花)の花言葉は、「愛嬌」「あなたは私の愛を退ける」です。

弟子志願の小夜を思い浮かべたので、ご紹介しました。

みっきー's ブギウギ(第2回)

誰からもリクエストは来てませんが、勝手に『みっきー's ブギウギ』始めます!(汗)

今日は、11月29日で「いい肉の日」です。

そこで、今年10月末、なじみのフレンチレスランでいただいたジビエ料理の写真。

『フランス産山鳩のロースト ソースサルミ』です。

フランス産山鳩のロースト ソースサルミ

「ソースサルミ」とは、砕いた鳩のガラ・内臓・血で作る濃厚ソース。

このお店では、「薄め、普通、濃い目」の3種類をお客様が選択するシステムになっています。

みっきー夫婦の場合は「超特濃」で作ってもらっています(笑)

肉はほぼレアのまま、血の色のソースでいただくわけです(よだれが…)

ああ、また、ジビエでブギウギしたいです!

結びに

ほんなら、また来てな。
それでは、また来てね。

すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”


管理人・みっきーが お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入していただけます!

【Amazon.co.jp限定特典】
  ★Amazon → メガジャケット

管理人・みっきーが お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入していただけます!

【限定特典】
  ★Amazon → 通常盤の2倍のメガジャケ

管理人・みっきーが お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入していただけます!



「楽天市場」からのおすすめ商品や企画


「Amazon」からの最新のお知らせ

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/18386/


【これまでの感想】

第1週『ワテ、歌うで!』
1 2 3 4 5 
第2週『笑う門には福来る』
6 7 8 9 10 
第3週『桃色争議や!』
11 12 13 14 15 
第4週『ワテ、香川に行くで』
16 17 18 19 20 
第5週『ほんまの家族や』
21 22 23 24 25 
第6週『バドジズってなんや?』
26 27 28 29 30 
第7週『義理と恋とワテ』
31 32 33 34 35 
第8週『ワテのお母ちゃん』
36 37 38 39 40 

朝ドラ「ブギウギ」の"♪楽しい~お方もぉ~~~"もCD化! 劇中歌を集めた「福来スズ子 傑作集」発売決定  新窓で開きます
"史実"朝ドラ「ブギウギ」笠置シヅ子の東宝移籍騒動ミステリー 新窓で開きます
朝ドラ「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.1★2023/12/20発売!!  新窓で開きます
朝ドラ「ブギウギ」の“花田家”と“はな湯”の[史実]を知ると<ドラマ>の奥深さが更に見えてくる! 新窓で開きます

第9週『カカシみたいなワテ』
41 42 

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

連続テレビ小説『ブギウギ』第43回

内容小林小夜(富田望生)が弟子にして欲しいとスズ子(趣里)のもとにやって来る。驚きながらも、小夜の面倒を見ることになり。心配していた梅吉(柳葉敏郎)とも、すぐに打ち解け、世話を任せることに。一方、楽団では徴兵で人が減り、スズ子も三尺四方で歌うことを強いられ、思うような演出が出来なくなったこともあり、観客が減り始めていた。このままだと解散になると辛島部長(安井順平)。敬称略作、櫻井剛さん追い詰...
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: