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連続テレビ小説「ブギウギ」 (第42回・2023/11/28) 感想 ※関連番組情報と写真は3本立て!

連続テレビ小説「ブギウギ」

NHK総合・連続テレビ小説『ブギウギ』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramYouTube

第42回第9週『カカシみたいなワテ』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


警察から注意を受けたスズ子(趣里)は、三尺四方の中だけで自分の歌を表現するのは難しいと悩んでいた。警察署で自身の信念を貫く茨田りつ子(菊地凛子)の姿を目撃し、これから先自分はどうしていけばいいのだろうと、辛島部長(安井順平)に相談する。そんなスズ子が家に戻ると、梅吉(柳葉敏郎)は相変わらず泥酔して玄関の前で眠ってしまっていた。スズ子は自身の歌のことも、父のことも、どうすることもできずにいた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:足立紳(過去作/六畳間のピアノマン,拾われた男 Lost Man Found) 第1~8
   櫻井剛(過去作/表参道高校合唱部!,あなたのブツが、ここに) 9
演出:福井充広(過去作/てるてる,家族純情きらり,ミス・ジコチョー) 第1,3,8
   二見大輔(過去作/半分、青い。,なつぞら,カムカムエブリバディ)
   泉並敬眞(過去作/まんぷく,スカーレット,カムカムエブリバディ) 第2,7,9
   鈴木航(過去作/あさが来た,べっぴんさん,スカーレット) 第4,5
   盆子原誠(過去作/カーネーション,とと姉ちゃん,おちょやん) 第6
音楽:服部隆之(過去作/王様のレストラン,翔太の寿司,のだめカンタービレ,HERO)
歌劇音楽:甲斐正人(過去作/映画「蒲田行進曲」(松竹/1982)劇伴担当)
舞台演出:荻田浩一(過去作/元宝塚歌劇団所属の演出家)
ロゴ・OP映像:牧野惇(過去作/東京パラリンピックのオ-プニング映像)
主題歌:中納良恵・さかいゆう・趣里「ハッピー☆ブギ」
語り:高瀬耕造(NHK大阪アナウンサー)
「土曜日版」ナレーション:北郷三穂子(NHK大阪アナウンサー)
制作統括:福岡利武(なつぞら,青天を衝け)
     櫻井壮一(過去作/おちょやん,あなたのブツが、ここに)
※敬称略



アバンの使い方として、なかなかうまいと思う理由

ウチのブログに来てくれて、ありがとさん。
(私のブログに来てくれて、ありがとうございます。)

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、ウチが管理人のみっきーやで!
(「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、私が管理人のみっきーです!)

意外というか、やっぱりねというか。

約30秒間のアバンタイトルのことだ。

先週から時間経過し、いわゆる “戦争の足音” が強くなってきたころのことを今回も描いている。

で、意外だったのは前回のつづきから始めなかったこと

やっぱりね… は、今作が伝えたいものが、アバンで明瞭になったこと。

それは、時代に連れて “変わったもの” と “変わらぬもの”

そして、“悩みもがき苦しむ主人公・スズ子” を徹底的に描くということだ。

こうすることで、「戦争を描くドラマ」ではなく「スズ子の物語」を描くことも主張できる。

アバンの使い方として、なかなかうまいと思う。

演出家の意図を強く感じるシーンが「伝蔵のおでん屋」

今週の演出家も私好みの映像を見せて魅せてくれそうだ。

例えば、警察からの帰路途中にスズ子(趣里)と辛島部長(安井順平)が伝蔵(坂田聡)のおでん屋に立ち寄るシーン。

飲み始めのワンカットが、屋台のガラス窓越しのカットになっていた。

屋台のガラス窓越しのカッ
©NHK

ちょっと薄汚れたガラス越しにコップ酒を一気に飲むスズ子が、ソフトフォーカスで捉えられていた。

このソフトフォーカスが、辛島の「いろいろあった」を象徴すると同時に。

スズ子の「なんも できへんかった」の不甲斐なさも表現している。

そして「三尺四方なんて狭すぎるわ」と語り合う場所が。

因みに、映画やドラマ、ホテルの宴会や、お祭りなのでよく見かける屋台を「三寸屋台」と呼ぶ。

3寸は約9.09cmで、「三寸四方=9m×9m」。

結局、スズ子はステージから降りても、四角い世界から出られないもどかしさの中にいるということを…
ガラス戸とのれん、屋台の骨組みを画面に入れ込むことで表現している
と思う。

更に深読みすれば、スズ子と辛島のやり取り中に伝蔵を絡ませなかったのは…
インサートされた警察署で自身の信念を貫く茨田りつ子(菊地凛子)の姿と呼応する挿せるために違いない。

スズ子も、りつ子も、真摯に、真剣に向き合っているのは “戦争” なんだ… と。

演出家の意図を強く感じるシーンだった。

今後もホームドラマには欠かしてはいけない場面

場面は変わって、1年前に妻・ツヤ(水川あさみ)を病いで亡くした父・梅吉(柳葉敏郎)のくだりだ。

一見、梅吉の変化はツヤの死の影響に思われがちだが。

息子の六郎(黒崎煌代)が出征したことで「はな湯」の跡取りがいなくなり… との見方もできるわけで。

その意味では、梅吉も先週から今週、戦争で “変わったもの” であり、前回と “変わらぬもの” の象徴しての登場だ。

そして今度は、戦争で人生が “変わったもの” の代表キャラとして、手紙で弟・六郎の登場だ。

なんということのないシーンではあるが。

「主人公が生きている世界」と「主人公が生かされている世界」と「主人公が生きているから成立する世界」をつなげる重要なシーンの一つだ。

「ひとつ屋根の下で暮らした家族」のその後の描写として、今後もホームドラマには欠かしてはいけない場面だと思う。

りつ子と善一は時代が変わっても"変わらぬもの"のシンボル

「あの激辛のみっきーさんが褒めてばっかりで気味が悪い」と、思われるかもしれないが(苦笑)

出し惜しみをして後悔すると困るから、歳末直前だが大放出だ。

8分過ぎからの、茨田りつ子と羽鳥善一の脚本と演出も描き方も好きだ。

どちらも、時代が変わろうとも “変わらぬもの” のシンボルとして描かれている。

歴代の朝ドラでは、市民に益々戦争の足音が近づき、様々な統制が敷かれる民間の脅威として、「大日本婦人会」「愛国婦人会」の類が度々シンボライズされて登場する。

今作では、「大日本国防婦人会」となっていた。

それらに屈しない茨田りつ子と羽鳥善一という構図は、今作らしくて良いと思う。

いつまでも、似たような描写を繰り返したって、戦争を考えるきっかけになることはないと思う。

むしろ、これまでにない表現をすることで違和感が生まれ、「こうするべきでは?」との問題提起になると思う。

そういう意味でも、時代が変わろうとも “変わらぬもの” のシンボルを明確に登場させたのは評価したい。

トレードマーク2つを封印されてしまったブギの女王

スズ子が「3センチのつけまつ毛」の先端を切るシーンも印象的だ。

ここの[史実]はネタバレにならないと思うから書いてみる。

笠置シヅ子さんは宝塚歌劇団を身体が小さいので稽古についていけないだろうを理由に落とされた過去があるくらいに、小柄だった。

しかし、歌はうまいが小柄で地味な顔つきがステージ映えしないと思っていた。

そこで自身のトレードマークにしたのが、目をパッチリ見せる長いつけまつ毛と、ステージを所狭しと踊りながら歌うスタイルだ。

その二つを戦争で封じ込められてしまったのだ。

自伝によると、「地獄だった」「みじめだった」と。

今作のスズ子も、幼少期から “好きなこと” に突き進んできたからこそ、善一との次のやり取りが胸に詰まる)

善一「福来君 それ いいのかい?」
スズ子「よろしいんです。もう 公演止めるわけにはいきまへん」
善一「君らしくて好きだったんだけどね」
スズ子「…」
善一「うまくいかないもんだね」
スズ子「はい…」
善一「福来君 僕は楽しむよ。
 どんな時も それは変わらない。トゥリー トゥ ワン ゼロ!」


スズ子のつけまつ毛
©NHK

シリアスにコミカル要素も組み込んで"ドラマ"を紡いでいく

その後、茨田りつ子からのキッツイ一撃を食らったスズ子のもとに、福島出身の弟子入り志願者・小林小夜(富田望生)が登場。

放送前から弟子入り志願者役で富田望生さんが出演することはアナウンスされていたが、まさかこのタイミングとは!

私は、スズ子が何らかの決断をした次の展開に合わせて登場すると思っていたから、意外過ぎた。

しかし、小夜の次のセリフを聞いて、少しだけなるほどなと。

小夜「福来スズ子さんみてえな歌手になるのが夢なんだ!」


もしも、スズ子が “福来スズ子さんみてえな歌手” が何であるかを客観視する機会を与える<創作上のキャラクター>なら興味深い

そして、脚本家が交代したことは前回に書いたが。

櫻井剛氏も、シリアス一辺倒ではなく、コミカル要素も組み込んで、“ドラマ” を紡いでいくようだ。

戦争の時代にコミカル要素を入れることには賛否両論あるだろう。

しかし、何事もやってみるチャレンジ精神こそが、この混迷、低迷する日本のドラマ業界に旋風を吹かせると思うから…
やる気があるなら、やれる技量があるなら、惜しまずやるべきだ。

あとがき

小夜の「行くとこもねえ! 銭っこもねえ!」が。

吉幾三さんの大ヒット曲『俺ら東京さ行くだ』の歌詞「テレビも無え ラジオも無え 車もそれほど走って無え」みたいで面白かったです。

やはり、毎朝見る作品なので、重苦しいのばかりでは息が詰まります。

あとは、さじ加減次第なので、引き続き応援しようと思います。

『ブギウギ』関連の番組情報

番組名『うたコン 生放送!』石川・大竹・天童・堀内・三山・ブギウギ新納も!
放送日時:NHK総合 11/28(火) 20:00 ~ 20:45
概要外国帰りのやり手演出家・松永大星を演じた新納慎也さんが「ラッパと娘」「東京の屋根の下」

番組名『あさイチ』朝ドラ「ブギウギ」のモデルとなったOSK日本歌劇団に潜入
放送日時:NHK総合 11/30(木) 08:15 ~ 09:55
概要架空の歌劇団・梅丸少女歌劇団(USK)のモデル、がOSK日本歌劇団に潜入。番組には劇団員も多数登場予定

みっきーの植物図鑑(第174回) ※ほか2本

今日は、大放出の3本立てなので、サクサクと進みますね。

まずは先日訪問した、‘歴博’こと国立民族歴史博物館の「くらしの植物苑」での写真です。

ナタマメ

マメ科の1年草で「ナタマメ(鉈豆)」の実が詰まったサヤ(鞘)です。

刀豆(トウズ、ナタマメ)、帯刀(タテワキ)とも呼ばれています。

マメ科1年草としては最大級で、丈は5メートル以上、サヤも40~60センチまで大きく太く成長します。

写真のナタマメにはサヤの中に「白い実」が入っており、ほかにも「赤い実」が成る品種もあります。

そして、白と赤のナタマメを一度塩漬けし塩抜きして、ほかの野菜と漬け込んだのが…

カレーライスでおなじみの「福神漬け」の “あれ” です。

2枚目は、昨夜の満月「ビーバームーン」の写真です。

ビーバームーン

昨夜の夕方撮ったのですが、信じていただくしかないです(笑)

まっ、今回は一つも満月に関するコメントはありませんでしたけど(涙)

3枚目は、毎月恒例の成田の銘菓・黒平まんじゅう」の季節限定品

みそまんじゅう

成田市のお隣の佐倉市にある「ヤマニみそ」さんの味噌が皮と白あんに練り込んである11月限定「みそまんじゅう」。
※ちょっと香ばしくておいしかったです…

妻の実家の母に持っていきましたが、「今月も食べられてよかった」って。
来月の季節限定も食べられますように…

ということで、今回は『植物図鑑』のほかに、私が「リズムウキウキ 心ズキズキ ワクワク」した『Today'S ブギウギ』をお届けしました。

こっちも、続けます?(苦笑)
リクエストがあれば… ってことで。

結びに

ほんなら、また来てな。
それでは、また来てね。

すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”


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【これまでの感想】

第1週『ワテ、歌うで!』
1 2 3 4 5 
第2週『笑う門には福来る』
6 7 8 9 10 
第3週『桃色争議や!』
11 12 13 14 15 
第4週『ワテ、香川に行くで』
16 17 18 19 20 
第5週『ほんまの家族や』
21 22 23 24 25 
第6週『バドジズってなんや?』
26 27 28 29 30 
第7週『義理と恋とワテ』
31 32 33 34 35 
第8週『ワテのお母ちゃん』
36 37 38 39 40 

朝ドラ「ブギウギ」の"♪楽しい~お方もぉ~~~"もCD化! 劇中歌を集めた「福来スズ子 傑作集」発売決定  新窓で開きます
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第9週『カカシみたいなワテ』
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連続テレビ小説『ブギウギ』第42回

内容三尺四方の中で歌を歌うよう警察から指導されたスズ子(趣里)だが、公演中に、そこから飛び出して歌ったことで、公演は中止に。警察から注意を受けてしまう。その警察で、同じように注意を受けながらも、信念を貫く茨田りつ子(菊地凛子)を目撃したスズ子は、どうすれば良いか悩み、辛島部長(安井順平)に相談する。一方で、家に帰ると、梅吉(柳葉敏郎)が泥酔して、玄関先で眠っていた。どうにかしたいスズ子だが。...
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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