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連続テレビ小説「ブギウギ」 (第41回・2023/11/27) 感想

連続テレビ小説「ブギウギ」

NHK総合・連続テレビ小説『ブギウギ』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramYouTube

第41回第9週『カカシみたいなワテ』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


スズ子(趣里)と梅吉(柳葉敏郎)が東京で一緒に暮らし始めて1年、梅吉は何をするわけでもなく酒を飲むだけの毎日を過ごしていた。一方、梅丸楽劇団は変わらざるを得なくなっていた。日中戦争が始まって3年、贅沢を禁止する法律が施行され、楽団は警察の指導のもと、派手な演目や演出、演奏を全て取りやめることとなる。スズ子も歌い方が軽薄だと言われ、三尺四方の枠の中から動かずに歌うようにと指示されてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:足立紳(過去作/六畳間のピアノマン,拾われた男 Lost Man Found) 第1~8
   櫻井剛(過去作/表参道高校合唱部!,あなたのブツが、ここに) 9
演出:福井充広(過去作/てるてる,家族純情きらり,ミス・ジコチョー) 第1,3,8
   二見大輔(過去作/半分、青い。,なつぞら,カムカムエブリバディ)
   泉並敬眞(過去作/まんぷく,スカーレット,カムカムエブリバディ) 第2,7,9
   鈴木航(過去作/あさが来た,べっぴんさん,スカーレット) 第4,5
   盆子原誠(過去作/カーネーション,とと姉ちゃん,おちょやん) 第6
音楽:服部隆之(過去作/王様のレストラン,翔太の寿司,のだめカンタービレ,HERO)
歌劇音楽:甲斐正人(過去作/映画「蒲田行進曲」(松竹/1982)劇伴担当)
舞台演出:荻田浩一(過去作/元宝塚歌劇団所属の演出家)
ロゴ・OP映像:牧野惇(過去作/東京パラリンピックのオ-プニング映像)
主題歌:中納良恵・さかいゆう・趣里「ハッピー☆ブギ」
語り:高瀬耕造(NHK大阪アナウンサー)
「土曜日版」ナレーション:北郷三穂子(NHK大阪アナウンサー)
制作統括:福岡利武(なつぞら,青天を衝け)
     櫻井壮一(過去作/おちょやん,あなたのブツが、ここに)
※敬称略



時間経過を、アバンと「本編」に切り分けたのはうまい!

ウチのブログに来てくれて、ありがとさん。
(私のブログに来てくれて、ありがとうございます。)

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、ウチが管理人のみっきーやで!
(「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、私が管理人のみっきーです!)

先週末で母・ツヤ(水川あさみ)が亡くなった週明け月曜日だ。

時は、昭和15年(1940)夏。

N「スズ子が梅吉を暮らし始めて1年がたちました」


約1分50秒間のアバンタイトルで、まずはアッサリ気味に「1年の時間経過」の説明だ。

ここが「うまいな」と思うのは、あれこれと時間経過した要素を盛り込まなかったこと。

むしろ、単純に、スズ子(趣里)と梅吉(柳葉敏郎)が東京で一緒に暮らし始めて1年たったこと。

当初は脚本を書いていたが、今は飲んだくれの生活を送っていることだけが説明された。

やはり、今作は「スズ子の物語」であって「花田家の物語」「梅吉の物語」ではないのだ。

そのことを切り分けたのが、メインタイトル映像という構成になっていた。

脚本家を"雰囲気が大きく変わるタイミング"で交代させる

タイトル映像中のクレジットで、脚本家の交代が判明した。

今週から、櫻井剛氏が担当だ、

阿部サダヲと芦田愛菜主演ドラマ『マルモのおきて』(フジ/2011~)
芳根京子主演ドラマ『表参道高校合唱部!(TBS/2015)
仁村紗和主演ドラマ『あなたのブツが、ここに』(NHK/2022)
など話題作のメインライターを務めた実績がある。

当ブログ的には「いつ交代するのか?」は大きな注目だった。

やはり、第二次世界大戦を盛り込む朝ドラは、戦争の描き方、戦前、戦中、戦後で雰囲気がガラリと変わることが多いから、交代のタイミングが気になっていたのだ。

で、蓋が開いてみたら、「大きな時代の変化のとき」での交代だった。

今後も時間経過を挟んで “雰囲気が大きく変わるタイミング” で交代するのは良いチャレンジだと思う。

戦争の盛り込みをやり過ぎなかった

本編の感想だ。

アバンでアッサリ風味で「1年の時間経過」をして。

メインタイトル明けに、丁寧に「時代の大きな変化」を盛り込んできた。

これ、主人公の事情や環境が、主人公自身が理由で変化したなら別だが。

戦争が理由で主人公の身の回りが変化したのだから、ここは丁寧に描く必要がある。

しかし、あまり盛り込みすぎると、私も毎週見ている… これまで闇に埋もれていた真実を解き明かす新感覚歴史番組『歴史探偵』みたいになってしまう。

やりすぎれば、更に『大河ドラマ』の焼き直しにもなりかねない。

「見れば分かる」ようにすることをやりすぎないのは英断

そこで、今作が選んだ作戦、構成がなかなかのものだった。

まず、梅吉の今、スズ子の置かれた環境、梅丸楽劇団の立ち位置については、ほぼ説明なし。

これをいっては元子もないが、朝ドラではお馴染みの感じの “戦争の足音” の表現だ。

いや、むしろ、過度な説明をしなくても視聴者が分かるであろうことは省略したのが良いと思うのだ。

ここをネチネチとやると、「またやるの?」「まだやるの!」となりがちな部分だから。

やはり、映像作品なのだから「見れば分かる」ようにすることと、そこをやりすぎないのは英断だと思う。

『カカシみたいなワテ』の見せ方、魅せ方に注目!

そこよりも、褒めたいのは。

いいや、昨今の朝ドラの中でも秀逸だと思ったのが、今週のサブタイトルである『カカシみたいなワテ』の見せ方、魅せ方だ。

贅沢を禁止する法律が施行され、楽団は警察の指導のもと、派手な演目や演出、演奏を全て取りやめることとなった。

スズ子も踊りながら動き回りながらの歌い方が軽薄だと言われ、三尺四方(約90cm×90cm)の枠の中から動かずに歌うようにと指示されてしまう。

この、悩みつつ、難儀しつつ、もやもやしながらパフォーマンスするスズ子、警察の調べに応じるスズ子を、ちょっぴりコミカルに描いたこと。

私は、特筆すべき点だと思う。

なぜなら、戦争については千差万別な思いがあるし、様々な映像があって、とかく比較されやすいし、好みが強く反映される部分だから、NHKならなおさら、無難に通過すると思ったのだ。

しかし見てみれば、笑いあり涙あり… だけでなく、歌あり踊りあり、破天荒と反省の繰り返し… などなど、今作らしい要素が詰まっていた。

その上、“この手” の演出や演技は、本当にセンスが問われる、ものをいう部分だから、消極的にもなりがちのはずだ。

でも、今回の…

●昭和世代なら知っているであろう『タモリ・たけし・さんまBIG3 世紀のゴルフマッチ』での「英語禁止ホール」を彷彿された稽古室での敵性語禁止のくだり

●ステージ上の白枠からのはみ出しダンス

●きゃりーぱみゅぱみゅの曲「♪つけまつける」が思い浮かぶ取調室でのスズ子と警官のコント

これらの脚本、演出、演技は、いい塩梅で乗り切った(と、私は思う)

やりすぎは、必ず批判対象になるだろうから難しい判断だっただろう。

しかし、おおむね、多くの視聴者は「今作らしい」と受け取ったと思う(そう、思いたい)

更にうまく見せて魅せたのが、茨田りつ子

更にうまく見せて魅せたのが、茨田りつ子(菊地凛子)だ。

りつ子のステージ場面は敢えて作らず見せずで、先でのお楽しみだろうか、隠したままにしておいて。

一瞬のすれ違いを使ったスズ子とのやり取りと、取調室での毅然とした態度だけで “プロ歌手としてのプライド” を表現した。

普段と変わらない衣装とメイクで登場しても、ちょっとした言動だけで “りつ子の誇り、気格、貫禄” が伝わってきた。

「見せすぎない」をうまく利用したくだりとして評価したい。

3つの世界の"重なり"が増えて、今作の世界観が広がった

当ブログ的に、どうしても触れておきたいこと。

それは、今回で、またまた「主人公が生きている世界」と「主人公が生かされている世界」と「主人公が生きているから成立する世界」の “重なり” が増えて、世界が広がったことだ。

下宿屋の女将・小村チズ(ふせえり)とチズの夫・吾郎(隈本晃俊)の、梅吉への気遣い。

下宿屋の近所にあるおでん屋の主人・伝蔵(坂田聡)の、梅吉への慰め。

今週の演出は、第7週『義理と恋とワテ』を担当した泉並敬眞氏。

喫茶「バルボア」で「赤・白・青」の3色が意識した描写。

羽鳥(草彅剛)と藤村(宮本亞門)とスズ子の「センチメンタル・ダイナ」の創作過程の3人のセッション。

秋山美月(伊原六花)とスズ子の「♪せっせっせ~」を涙なみだで回収。

これらをやっただ泉並氏だから、安心して見られるように期待する。

あとがき

「ラッパと娘」の中のスキャット「バドジズ デジドダー」は敵性語じゃないのかな(笑)

脚本家が複数名体制は、最近では『エール』が成功例、『舞いあがれ!』が失敗例。

どうやら、今作は歌つながりでもある『エール』と同様に成功しそうですね ホッ

今週も全力で応援していくつもりですので、後方支援よろしくお願いいたします

みっきーの植物図鑑(第173回)

今朝、近所の気が生い茂る公園をウォーキングして見つけた花です。

シロダモ

北海道以外の全国で見られるクスノキ科の常緑小高木「シロダモ(白櫤)」の花です。

シロダモは、雄花しか咲かない木(雄木)と、雌花しか咲かない木(雌木)とが別々に存在する種で「雌雄異株」と呼びます。

今回の写真は、雄木の雄花です。

1つの花に6~8個の雄しべがあって、1~数個の黄色の小さな花がひしめき合うように咲くのが特徴です。

花言葉は「成就」「長寿」「大願」だそうですが、由来はよく分かりません。

でも、神社でよく見るので、古くから言い伝えがあると思われます。

2023年11月の満月"ビーバームーン"を見るなら27日(月)の夜! ※船橋プラネタリウムのGN-AT型投映機「コスモくん」間もなく卒業… 新窓で開きます

結びに

ほんなら、また来てな。
それでは、また来てね。

すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”


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【これまでの感想】

第1週『ワテ、歌うで!』
1 2 3 4 5 
第2週『笑う門には福来る』
6 7 8 9 10 
第3週『桃色争議や!』
11 12 13 14 15 
第4週『ワテ、香川に行くで』
16 17 18 19 20 
第5週『ほんまの家族や』
21 22 23 24 25 
第6週『バドジズってなんや?』
26 27 28 29 30 
第7週『義理と恋とワテ』
31 32 33 34 35 
第8週『ワテのお母ちゃん』
36 37 38 39 40 

朝ドラ「ブギウギ」の"♪楽しい~お方もぉ~~~"もCD化! 劇中歌を集めた「福来スズ子 傑作集」発売決定  新窓で開きます
"史実"朝ドラ「ブギウギ」笠置シヅ子の東宝移籍騒動ミステリー 新窓で開きます
朝ドラ「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.1★2023/12/20発売!!  新窓で開きます
朝ドラ「ブギウギ」の“花田家”と“はな湯”の[史実]を知ると<ドラマ>の奥深さが更に見えてくる! 新窓で開きます

第9週『カカシみたいなワテ』

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連続テレビ小説『ブギウギ』第41回

内容昭和15年夏、スズ子(趣里)と梅吉(柳葉敏郎)が東京で暮らし始めて1年。何をするでも無く、梅吉は酒を飲んで過ごす毎日。戦争が始まって3年。スズ子の梅丸楽劇団も、警察の指導で、派手な演出を取りやめることになってしまう。そのうえ、スズ子の歌い方は軽薄だと、三尺四方の中で動かず歌うようにと。。。敬称略作、櫻井剛さん演出、泉並敬眞さんついに。。。脚本が交代である。タイミング的に、どこなんだろう?...
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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