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土曜ドラマ「ガラパゴス」〔全4回〕 (最終話・2023/11/25) 感想

ガラパゴス

NHK・土曜ドラマ『ガラパゴス』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)

最終話〔全4回〕『後編:働く。生きる。誰もが幸せになっていいはずだ。』の感想。

※2023年2月、BSプレミアム・BS4Kで放送した特集ドラマ『ガラパゴス』の再編集版(未鑑賞)。
※原作:小説・相場英雄『ガラパゴス』は未読。



捜査一課・継続捜査班の刑事・田川信一(織田裕二)と鑑識課の木幡祐香(桜庭ななみ)は、仲野定文(満島真之介)の死をめぐる捜査の大詰めの局面を迎えようとしていた。そして警察内でも、鳥居(伊藤英明)の周囲では大きく事が動き始めていた。田川はついに鳥居と対峙することになる。仲野が身を置いた派遣労働の現場に何が起こっていたのか? 鳥居が手を染める悪事とは何か? いよいよすべてが明らかになる!
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:小説・相場英雄『ガラパゴス』
脚本:戸田山雅司(過去作/科捜研の女シリーズ、スペシャリスト、刑事ゼロ)
演出:若松節朗(過去作/振り返れば奴がいる、救命病棟24時、やまとなでしこ)
音楽:住友紀人(過去作/恋ノチカラ、南くんの恋人、アンフェア、やまとなでしこ) ※敬称略

背筋が凍る思いで見たのが7分過ぎのある場面

原作は未読。
2023年2月6日と2月13日にNHK BSで放送された「特集ドラマ版」は未鑑賞。

“ドラマ” として、背筋が凍る思いで見たのが7分過ぎのある場面だ。

父親の拓真がヒラガ自動車の「エクセスL」で事故を起こし死去している、事故の遺族・宮城島篤(鈴之助)を訪れた捜査一課・継続捜査班の刑事・田川信一(織田裕二)と鑑識課の木幡祐香(桜庭ななみ)が、保険証書に “あの6桁の数字” を見つけたシーンだ。

「780816」


沖縄出身の派遣労働者・仲野(満島真之介)の遺体発見現場で、田川が浴槽と受け皿の僅かな隙間に見つけた紙切れに書かれていた数字だ。

たった “6桁の数字” が事件の本当の真相へ、田川と木幡の警察官としての矜持を再燃させ、一気に動かしていく。

更に、監察の介入もあって、どんどん真相にたどり着くのかと思いきや。

“ドラマ” らしく、一度は人材派遣大手の森社長(髙嶋政宏)や自動車メーカーの松崎(鶴見辰吾)、更に警察幹部の横やりが入って、事件の捜査はとん挫しそうになるが…

むしろ、その裏工作が田川の刑事魂に火をつけ、事件の真相が暴かれる。

「地上波の4回連ドラ」として放送した価値が大いにある

今春にBSで放送された「特集ドラマ版」は前後編だったそうだが(原作本も上下巻)。

今回は<全4回>構成となって、私は「起承転結」としての分かりやすさ、気軽に見られる "連ドラ" として、4構成のほうが良かったと思う。

前回の感想で書いたことと真逆になってしまうかもしれないが。

今どきは、テレビや映画鑑賞、読書やレジャーまでも “コスパ” や “タイパ” が当然で。

だから、一人でも多くの人に見てほしいドラマは、「一度見逃したら終わり」でなく、「だったら来週は見てみよう」「見逃しで見てみよう」と、口コミが広がりやすい連ドラ構成のほうが良いと思う。

恐らく、NHKも同様に思ったからこそ、「地上波の4回連ドラ」にしたと思うし、それは大成功とはいえないかもしれないが、放送した価値が大いにあると思う。

もがき苦しみながら生きる姿を描くことこそ"ドラマ"の本質

今作を見て、様々な社会問題、経済問題、労働問題を論議するのは当然のことだ。

しかし、ここでは “ドラマ” としての感想を中心に書く。

今作は、警察ドラマ、刑事ドラマであると同時に。社会派ドラマ、ヒューマンドラマの一面も持ち合わせている。

いや、主人公の刑事が、次のセリフのように生き抜くしかなかった殺害された被害者の生き様を描いた人間ドラマだと思う。

田川「あえぎながらも 必死に生きようとしていました」


被告・長内保(上地雄輔)の弁護人として証言した田川の言葉だ。

今作に登場するすべての働く人たちが、まぎれもなく “あえぎながらも 必死に生きようとした” 結果が、この悲惨な事件の発端であり、結末でもある。

「あいつが、あえぎながら?」「あいつが、必死に生きた?」との異論反論もあるだろう。

しかし、今の時代に限らず、善悪の違いはあるにせよ、基本的に人は必死に生きていると思う。

もちろん、そうでない人もいるが。

でも、今作の世界に登場する誰もが、個々の事情、立場、状況を守りたいがために、あれこれ必死にもがく。

そのもがき苦しみながら生きる姿を描くことこそ、人間の本質を描くことであり、それが “ドラマ”) だと思う。

あとがき

ルポルタージュ(現地報道)とドキュメンタリー(事実報道)とフィクション(虚構)のいいとこどりをしたドラマで興味深かったです。

現実社会の恐ろしさと同時に、未来への絶望と光が複雑に交錯したドラマ。

現代日本において、あってはならない残酷で哀しい殺害動機に胸が詰まりました。

「骨太の刑事ドラマ」なんて軽々な評価では済ませない 見ごたえ十分の “人間ドラマ” を久しぶりに堪能した気分です。

すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”


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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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