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下剋上球児 (第6話・2023/11/19) 感想

下剋上球児

TBSテレビ系・日曜劇場『下剋上球児』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramTikTok

第6話『先生と仲間のために悲願の初勝利を…!』の感想。



野球部員の発案で寛大な処分を求める署名活動が行われ、嘆願書が提出される中、南雲(鈴木亮平)の事件の処分が決定した。南雲は丹羽(小泉孝太郎)や犬塚(小日向文世)に謝罪をしようとするが相手にされず、就職活動も苦戦。そんな折、南雲は青空(番家天嵩)と共に、東京の美香(井川遥)となぎさ(倉田瑛茉)に会いに行く。そこに突然、美香の元夫・晴哉(大倉孝二)が現れる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原案:菊地高弘『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』
脚本:奥寺佐渡子(過去作/夜行観覧,Nのために,最愛)
演出:塚原あゆ子(過去作/アンナチュラル,MIU404,最愛) 第1~3,6
   山室大輔(過去作/天皇の料理番,テセウスの船,アトムの童) 第4,5
   濱野大輝(過去作/ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と)
音楽:jizue(過去作/劇伴担当なし?)
主題歌:Superfly
アニメーション:石浜真史(過去作/ホリミヤ(OP),SPY×FAMILY(OP1))
アニメーション制作:CloverWorks(過去作/SPY×FAMILYシリーズ,ホリミウヤ-piece-)
※敬称略



まえがき

・好意的に見ている人
・推しが出ているから見ている人
・こういうドラマが好きな人
・「今回も手厳しいのかな?」と不安な人
★読まないほうがいいです(願)

上記に該当しない人は、自己責任でどうぞ!
喜んで、お迎えいたします(笑)

大犯罪ではないが、主人公が悔いるほどの失敗なのだから…

フィクションだし、ドラマだから、許容範囲は広めにはとっているが。

流石に今回は不可思議というか、ちょっと納得いかない描写が多くて。

例えば、例の「考察系こじらせ教師の再生ドラマ」のくだりだ。

最もよく分からなかったのが、曖昧な解決で先に進んだことだ。

「不起訴=生徒たちにとってはなかったこと」で、再就職先にだけ影響って?

罰を受けろとか、罪を償えというつもりはない、ドラマなんだから。

でも、主人公が悔いるほどの失敗なのだから、流石にもう少し顛末は丁寧に描く必要があるのでは?

だから先日も書いたのだ。

無免許でなくても、実家が… とか、両親が… とか、息子のお受験が… でいいから、三重県を離れなくてはならない理由をでっちあげるだけ良かったのでは? と。

「前回のつづき」から "連ドラ" の基本では?

更によく分からないのが、なぜ単純に「前回のつづき」から、第7話を始めなかったのか? だ。

そもそも、「前回のつづき」から “連ドラ” だと思うが。

で、ぎりぎりの「前回のつづき」が、南雲(鈴木亮平)と根室(兵頭功海)のくだりが、キャッチボールからって?(苦笑)

それも、15分近くになってから!

部員たちの南雲への思いを描く順序が逆のような?

う~ん、今回の構成、いや前回と今回の構成の順序が間違ってやしないか?

南雲が監督を辞めたのを受けて、すぐにでも部員たちが南雲を慕って自宅に押し寄せてよかったと思う。

それこそ、なし崩し的に合宿状態になって、丹羽校長(小泉孝太郎)に怒られて自宅に戻り。

考えた挙句に、署名と嘆願書のほうが、流れがスムーズだし、説得力もあると思うが。

この<私の提案>の構成にすると、更に良いことがある。

今作で最も欠落している部分が薄まり、次の部分が強調されるのだ。

 ●下剋上球児たちをしっかりと描くこと
 ●野球部によるトラブルになること
 ●部員たちの南雲への思いをストレートに描くこと

贔屓目で見ていなければ分かると思うが。

今回に限って書いても、トラブルが、「南雲の就職先が決まらない」「誰が監督をやるの?」「作戦はどうするの?」がメインで。

更に、「山住(黒木華)の過去は淫行なの?」「妻・美香(井川遥)は戻ってくるの?」。

更にラストでは、地元の有力者・犬塚樹生(小日向文世)の病気?

こんなトラブルばかり描いているが。

「スポ根アニメ風野球学園ドラマ」なら、高校球児、野球部、野球部員でトラブルをつくるべきでは?

部員たちが南雲を慕う描写が中途半端すぎる

ほかにもよく分からないのは、南雲と部員たちの言動の描き方だ。

そもそも、野球部が練習しなさすぎ!

いつもコンビニにたむろっては、ぺちゃくちゃとおしゃべりタイム。

ここまでグラウンドで練習しないのなら、コンビニに南雲を呼んで、もぐもぐタイムで指導してもらえば? と(笑)

部員たちが南雲を慕う描写が中途半端なのに、「監督はやってほしい」は描く意味がもう分からないのだが。

一体、今作で何を描きたいのだろう???

あとがき

今回で良かったのは、試合のシーンにそれなりの尺と労力を使って描いたこと。

でも、南雲先生、ウーロンハイ飲んで飲酒運転してましたよね。

ある意味、ニセ教師より悪質ですが。

昨夜、小泉孝太郎さんが自身のラジオ番組、bayfm『Antenna K』で、撮影が残り1か月を切ったとお話されていました。

今作は恐らく「延長戦の末の劇的サヨナラ勝利」はないと思いますが。

最終回まで『日曜劇場』の名に恥じないドラマを作って放送してほしいです。

すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”


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『先生と仲間のために悲願の初勝利を…!』
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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