フェルマーの料理 (第5話・2023/11/17) 感想

TBS系・金曜ドラマ『フェルマーの料理』
公式リンク:Website、X(旧Twitter)、Instagram、TicTok
第5話『母の店は奪われた…時代を変える一皿を作り出せ』の感想。
なお、原作の漫画・小林有吾「フェルマーの料理」は、未読。
蘭菜(小芝風花)の母・桜(釈由美子)は、3年前に海(志尊淳)に店を奪われたことが原因で体と心が壊れてしまった。その話に衝撃を受ける岳(高橋文哉)たち。海から厨房の花形である肉料理担当を命じられた蘭菜は「母の店を返して」と海に迫るが、海はそんな彼女に「決定的に欠けているものがある」と冷たく言い放つばかりか、店から追い出してしまう。その頃、西門(及川光博)は淡島(高橋光臣)と渋谷(仲村トオル)を訪ね、「K」に関するある提案を持ち掛けていた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:漫画・小林有吾「フェルマーの料理」
脚本:渡辺雄介(過去作/未満警察ミッドナイトランナー,Dr.チョコレート) 第1~3話
三浦希紗(過去作/死役所,明日、誰かのカノジョ) 第4,5話
演出:石井康晴(過去作/逃げ恥、オールドルーキー、ラストマン-全盲の捜査官-) 第1,2,5話
平野俊一(過去作/TOKYO MER、マイファミリー、ラストマン-全盲の捜査官-) 第3,4話
大内舞子(過去作/TOKYO MER、アトムの童、王様に捧ぐ薬指)
撮影監督:木村信也(過去作/映画「冷たい熱帯魚」「グレイトフル・デッド」「ニセコイ」「総理の夫」)
音楽:木村秀彬(過去作/ブラックペアン、グランメゾン東京、オールドルーキー、ラストマン、トリリオンゲーム)
主題歌:10-FEET「Re方程式」
※敬称略
雑感…
原作は未読。
脚本担当が、前回と同じ三浦希紗氏だからなのか。
前回以上に、今作のメイン料理である今作らしさ、主人公らしさの “味付け” が薄い(苦笑)
その割に、付け合わせのサブキャラのくだりが濃いめの味付けで。
まあ、一緒に食べればそれなりの味になる… というつもりなのかもしれないが。
前回で描いちゃったのだから、蘭菜(小芝風花)と母・桜(釈由美子)と、海(志尊淳)の因縁について描くのは分かる。
そのために、ほかのサブキャラよりも蘭菜の出番が多いのも理解はできる。
ただ、流石に主人公・岳(高橋文哉)の役割が弱すぎる。
まあ、「仲間のために」も分からなくもないが、唐突すぎやしないだろうか?
今回も! どの辺が数学、帰納法なのか…
ただ、「いろんなものを時代が変える」ってだけのような(失笑)
ただ、西門(及川光博)がレストラン「K」に来店してからのくだりは、そんなに悪くない。
特に、岳のうんちく語りと、蘭菜の変化と成長を分かりやすく描いたから。
まっ、個人的には海の次のセリフを作り手にそのままお返ししたいが…
海「もう二度と ムダなことに 時間を使うな」
あとがき
毎回、似たような “未来” を見せ続けてくれますが。
そろそろ、別の “未来” はないのかな?
流石に、飽きてきちゃった…
お知らせ
個人的には、今作に興味があるなら、数学史上最大のミステリーと呼ばれた「フェルマーの最終定理」の超難問の証明に至る苦悩の “ドラマ” のほうが面白いような(苦笑)
今期放送中の「第2シーズン」より断然楽しいのでおすすめです。
番組名:NHK総合「笑わない数学 選 フェルマーの最終定理」 放送日時:2023年11月22日(水) 午後11:00 ~ 午後11:30
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/18358/
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