ゆりあ先生の赤い糸 (第5話・2023/11/16) 感想 ※原作の結末のネタバレあり注意!

テレビ朝日系・木曜ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』
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第5話『愛人vs妻 深夜の肉弾戦!』の感想。
なお、原作の漫画・入江喜和『ゆりあ先生の赤い糸』は、全巻を既読。
みちる(松岡茉優)らの同居に不満な志生里(宮澤エマ)がやって来た。ところが節子(三田佳子)はまに(白山乃愛)ら姉妹とすっかり仲良しで、志生里は文句をこぼす。ゆりあ(菅野美穂)は、まにたちと菓子作りを始め、まにが興味を持っている様子のバレエ教室の見学にも誘う。その一方で、優弥(木戸大聖)にも作った菓子を渡しに行くが、その逢瀬(おうせ)を稟久(鈴鹿央士)が目撃する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:漫画・入江喜和『ゆりあ先生の赤い糸』
脚本:橋部敦子(過去作/救命病棟24時1,2、僕シリーズ3部作、6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱)
演出:金井紘(過去作/ラジエーションハウス1,2、信長協奏曲、ザ・トラベルナース) 第1~3話
星野和成(過去作/イチケイのカラス、未来への10カウント、シッコウ~と私と執行官~) 第5話
竹園元(過去作/セミオトコ、モコミ、となりのチカラ、6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱) 第4話
音楽:菅野祐悟(過去作/テセウスの船、危険なビーナス、罠の戦争)
主題歌:矢井田瞳「アイノロイ」
※敬称略
それなりにちゃんと "ホームドラマ" にはなっている
“連ドラ” としてではなく、あくまでも単発の “ドラマ” として。
微妙にではあるが、今回のみ、吾良(田中哲司)を中心とした世界が描写されるようになった。
前回までは、主人公・ゆりあ(菅野美穂)と若き便利屋・優弥(木戸大聖)の不倫劇に傾倒して行ったから、もしかすると、方向修正するのかも?
その上、それなりにちゃんと “ホームドラマ” にはなっているし。
まあ、今作への期待はこんなものしかない(苦笑)
シリアスならシリアス、コミカルならコミカルに
ますます、好きな人は好きだし、苦手な人は苦手な作風になっているが。
作り手は承知でやっているのだから不問。
ただ個人的には、“ドラマ” としての見せ方、魅せ方で失敗していると思う。
例えば今回の夫・吾良の意識が少し戻るくだり。
シリアスならシリアス、コミカルならコミカルに、きっちり振り切ったほうが良かったと思う。
そこが中途半端だから、作品全体をネタして良いのかどうかも曖昧になるのでは?
まあ、演出が3人目になって、ますます第1,2話のようなメリハリがなくなり、べた~っ、じとって感じになっているのも気になるが。
"原作と実写ドラマは別物"だから原作との違いを楽しみたい
さて。
毎回のように「私は、結末はこうなってほしい」との非公開希望コメントが多い。
私に非公開で要望を書かれても困るのだ。
で、もう折り返しの第5話になったから、思い切って原作の結末のネタバレを書いておく。
そうすれば、この先を見るか見ないか自己判断できると思うから。
因みに、以前にも書いたとおり、私は、今作の結末は別のものになることを期待して見ている。
それ以前に「原作と実写ドラマ版は別物」と考えているから、原作の結末との違いを楽しみたい)とさえ思う。
ここからネタバレ
ゆりあは、姉の蘭が乳がんの疑いがあると知り、一緒に検診を受ける。
蘭は問題なしだったが、ゆりあは乳がんと診断される。
ゆりあは、ゆうや(原作は‘平仮名表記’)に伝えるべきか悩んだ結果、不倫関係をやめる。
ゆりあの乳がん治療は病院で手術後、周囲の支えを受けながら回復し、家に戻る。
ゆりあが帰宅したタイミングで、稟久が経営が傾いている実家の旅館に戻る。
そして、だいぶ回復した吾良が稟久のもとへ行き、経営を助ける。
ゆりあは吾良がいなくなった自宅を改装しカフェにした。
庭の手入れを便利屋に頼むと、それはゆうやが独立した会社だった。
この時、ゆうやは元妻の里菜と再婚していたが、また半年後に離婚。
ゆりあとゆうやは抱き合いましたとさ。
あとがき
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
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