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連続テレビ小説「ブギウギ」 (第28回・2023/11/8) 感想

連続テレビ小説「ブギウギ」

NHK総合・連続テレビ小説『ブギウギ』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramYouTube

第28回第6週『バドジズってなんや?』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


羽鳥善一(草彅剛)とスズ子(趣里)のマンツーマンレッスンが始まった。ところが、羽鳥はスズ子の歌に満足せず、歌の出だしばかり500回以上繰り返し歌わせる。具体的な指示を出すこと無く、「ジャズだよ」と言うばかりの羽鳥にスズ子は困惑する。一方、秋山(伊原六花)も中山(小栗基裕)ら男性ダンサーに混じった練習に体力の違いを感じていた。大きな期待と小さな不安を胸に飛び込んだ東京の舞台、ふたりの行く末は?
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:足立紳(過去作/六畳間のピアノマン,拾われた男 Lost Man Found) 第1~6
   櫻井剛(過去作/表参道高校合唱部!,あなたのブツが、ここに)
演出:福井充広(過去作/てるてる,家族純情きらり,ミス・ジコチョー) 第1,3
   二見大輔(過去作/半分、青い。,なつぞら,カムカムエブリバディ)
   泉並敬眞(過去作/まんぷく,スカーレット,カムカムエブリバディ) 第2
   鈴木航(過去作/あさが来た,べっぴんさん,スカーレット) 第4,5
   盆子原誠(過去作/カーネーション,とと姉ちゃん,おちょやん) 6
音楽:服部隆之(過去作/王様のレストラン,翔太の寿司,のだめカンタービレ,HERO)
歌劇音楽:甲斐正人(過去作/映画「蒲田行進曲」(松竹/1982)劇伴担当)
舞台演出:荻田浩一(過去作/元宝塚歌劇団所属の演出家)
ロゴ・OP映像:牧野惇(過去作/東京パラリンピックのオ-プニング映像)
主題歌:中納良恵・さかいゆう・趣里「ハッピー☆ブギ」
語り:高瀬耕造(NHK大阪アナウンサー)
「土曜日版」ナレーション:北郷三穂子(NHK大阪アナウンサー)
制作統括:福岡利武(なつぞら,青天を衝け)
     櫻井壮一(過去作/おちょやん,あなたのブツが、ここに)
※敬称略



質問「スズ子の"外国人好き"以前にありましたか?」の答え

ウチのブログに来てくれて、ありがとさん。
(私のブログに来てくれて、ありがとうございます。)

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、ウチが管理人のみっきーやで!
(「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、私が管理人のみっきーです!)

今回の感想の前に、前回分で質問コメントがあったので、その回答を。

前回の終盤のおでん屋、スズ子(趣里)と秋山(伊原六花)が羽鳥善一(草彅剛)のうわさ話をするくだり。

スズ子「ワテ 昔から 外国の人が好きやねん。ペリー 好きやったし」


質問は、「スズ子の “外国人好き” って、以前にありましたか?」で。

答えは、第1週『ワテ、歌うで!』の第3回にあった。

子ども同士の言い合いがあって、その後一人で湯船につかっていた鈴子(澤井梨丘)。

舞台を茶の間に移して、髪を乾かしなら母・ツヤ(水川あさみ)とのやり取りだ。

鈴子「お母ちゃんは ワテぐらいの頃 何になりたかったん?」
ツヤ「う~ん これになりたいいうんはなかったけど…
 外国に行ってみたいとは思うてたよ」
鈴子「外国!?」
ツヤ「うん。海の近くで育ったやろ?
 向こうには どんな国があるんやろう思てたんよ。
 どんな人たちが住んでるんやろうって」
鈴子「ペリーやろ!
ツヤ「うん!」
鈴子「ワテも行きたいわ!かっこええもんな 外国の人
ツヤ「何や シュッとしてな」
※字幕ママ


ちゃんと、前回と同じ「ペリー」の肖像写真も使われた。

もちろん、この程度のことは「回収」とは言わないし。

「見事な回収でした」なんて褒めようなら言ったら、プロの脚本家に失礼だ。

ただ、ようやく西洋の文化が日本に根付こうとしている時代が舞台だから、このような “時代” を感じさせつつ、主人公の “憧れ” を印象付けるのは良いことだと思う。

毎回微妙に謳い方を変える趣里さんの歌唱と演技力がスゴイ

さて… スゴイ!

前回で、自己紹介がてら「恋のステップ」を歌う時はアテレコ(口パク)だったのに。

今回の羽鳥善一(草彅剛)の伴奏で歌うスズ子(趣里)の「ラッパと娘」の1回目の1コーラス分(それ以降も)は、ちゃんと趣里さんの歌声だった。

演技と歌唱がリンクしないといけない場面で、アテレコは不自然だから当然といえば当然なのだが。

スゴイのは、“生歌で芝居” だけでなくて。

歌の出だしばかり500回以上も繰り返し歌わされたスズ子の歌が、毎回微妙に変えてある点だ。

ここは単純に、趣里さんがスゴイと思う。

もちろん、“生歌で芝居” に拘った演出家や、歌唱指導のゆうき氏や南綾氏のバックアップのおかげもある。

前回の感想でもちょっとだけ触れたが。

今作、特に今週は何かと作り込みが細かいと思うので、今回も当ブログなりに深掘りしてみたい。

とはいえ、かなりの数があるので、幾つかに絞って解説してみようと思う。

チョコをかじる直前カメラに寄ってきたスズ子の映像に注目

中盤で、中山(小栗基裕)ら男性ダンサーに混じった練習でへとへとの秋山と、喉が枯れたスズ子が「リラックス」している場面で。

演出家の松永(新納慎也)が去り際に…

松永「チャオ!」


もう、このひと言の破壊力が凄すぎて(笑)

ここで注目してほしいのが。

チョコレートをかじる直前に、カメラに寄ってきたスズ子のカット。

スズ子の顔がゆっくりどアップになりながら、背景がどんどん広くなっていった。

この映像効果のことを「ドリーズーム」と呼ぶ。

これは、サスペンスの巨匠・ヒッチコック監督の映画『めまい』で使用された「めまいショット」のこと。

被写体に向けたカメラを台車(ドリー)に乗せ、カメラ本体を前後に移動させながら、同時にレンズをズームイン(アウト)する。

そうすると、被写体のサイズはそのままに(今回は、次のカットに合わせて若干ズームインしている)、背景の遠近感だけを変化できる。

因みにこの「めまいショット」が印象的に使われた朝ドラがある。

それは、『マッサン』(NHK/2014年度後期)の最終回の後半の祝賀会で。

年老いたマッサン(玉山鉄二)が弱々しく懐かしく『オールド・ラング・サイン』を口ずさむカットだ。

『マッサン』では、マッサンとエリーの人生の中にはいつも歌があることを印象付ける効果として使われた。

今回ではどんな効果を狙ったのか?

恐らく、赤スズ子の “大きな期待と不安” を、背景に取り込まれそうなスズ子で見せつつ。

緊張が続いたレッスン風景から、ゴンベエ(宇野祥平)のどアップへ大胆に切り替えることで、メリハリを付けたかったのだろう。

この辺の撮影も、前回の冒頭での「ワンカット」と同じで。

絶対にやったほうが良いというほどのことではないが、やれば、それなりの効果が期待できる演出。

そう、チャレンジ精神という意味では、演出も俳優も、そしてスズ子と秋山も重なっていると思う。

だから、見ていて「余計なことをするな!」でなく、「無理せずガンバレ!」になるのだ。

「スズ子がいない世界」も盛り込むことが大事

ゴンベエから、舞台は大阪へ。

今後がどうなるか分からないが。

前作『らんまん』ではあまりなかった、「一方、実家では…」がちゃんと盛り込まれた。

やはり、今作は、「スズ子が生きている周辺の世界」だけで成り立ってはいないのだ。

当然、「スズ子がいない世界」が同時並行で回っているのだ。

だから、こうして、「はな湯」を盛り込むのは「ホームドラマ」としても、とても良いことだ。

更に、父・梅吉(柳葉敏郎)や弟・六郎(黒崎煌代)のキャラのおかげで、しっかりと緩急もついているし。

親と親代わり、大阪と東京の違いをうまく利用して…

そして、「ホームドラマ」として、続いては東京の下宿先は、いい流れだ。

チズ「稽古ばっかりじゃ 息が詰まって
 この人みたいに逃げ出しちまうよ」


家を出て “3日目” なのに寂しがる大阪の実家と。

“稽古初日” で疲れている二人を元気づける大阪の下宿先と。

親と親代わり、大阪と東京の違いをうまく利用して、コミカルながらホッとする場面の構築だ。

"ギャップ"ではなく、"グレードアップ"を強調してきた

そろそろ、まとめよう。

たったの15分間、いや実質的にはもっと少ないが。

レッスン、稽古の描写としては、梅丸少女歌劇団(略称・USK)時代よりも徹底的に描いた… と思う。

まあ、USKの稽古はモブ(群衆)的な映像が多かったから、<スズ子だけ>が少ないのは仕方ない。

逆に梅丸楽劇団(略称・UGD)はマンツーマンレッスンだから、描きやすいのもあろう。

特に評価したいのは、大阪時代と東京のレッスンや上から要求されることの “ギャップ” ではなく、“グレードアップ” を強調してきたことだ。

これによって、物語が、主人公の成長が、夢への第一歩が、更に進んだ印象が強くなった。

そして、ラストの「キッスの味」のにらみ合いから、空き地での歌のレッスンのコミカルからシリアスへの転換もお見事。

これくらい良くできていると、今日一日が楽しく過ごせる… というものだ。

あとがき

どうやら、松永が、羽鳥とスズ子の仲介役、通訳的な役割になりそうですね。

あの~、既に「♪楽しい~お方もぉ~~~」が脳内でヘビロテしちゃって(笑)

羽鳥がいう「バドジズ」って、主題歌の「♪なぁ~~んなのぉ この~~~ぉ リズム」や、「♪なんてクールな~リィズゥムゥ~~ゥ」の箇所みたいなことなんでしょうか(笑)

羽鳥のモデルである服部良一さんは、当時の日本歌謡界では少なかった、大人数編成で躍動感やノリを表現するスイングジャズの要素をふんだんに盛り込んだたくさんの名曲を残した人。

視聴者がスズ子と一緒に『バドジズってなんや?』を学習していくのも面白いですね。

拍手コメント返信(2023/11/8):朝ドラ「ブギウギ」(第28回)の「♪楽しい~お方もぉ~~~」について
https://director.blog.shinobi.jp/Entry/18331/

みっきーの植物図鑑(第157回)

昨日、所用で日本橋高島屋に行って来ました。
私が日本一大好きな百貨店です。

その屋上にあるのが、「バラの包みの高島屋」らしい「ローズガーデン」です。

ローズガーデン

いくつか咲いていたバラの中で最も輝いていたのがこれ。

レッド レオナルド ダ ビンチ

正確な色は「真っ赤」というより「クリムゾン色=青みを含んだ濃く明るい赤」の「レッド レオナルド ダ ビンチ」

写真の花は「赤」ですが、咲き進むとピンク色になっていきます。

どことなく紅茶の香りがするのも特徴です。

クラシックな見た目と、深みのある色で、王道の西洋バラの風格を楽しめました。

結びに

ほんなら、また来てな。
それでは、また来てね。

すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”


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【これまでの感想】

第1週『ワテ、歌うで!』
1 2 3 4 5 
第2週『笑う門には福来る』
6 7 8 9 10 
第3週『桃色争議や!』
11 12 13 14 15 
第4週『ワテ、香川に行くで』
16 17 18 19 20 
第5週『ほんまの家族や』
21 22 23 24 25 
第6週『バドジズってなんや?』
26 27

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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