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連続テレビ小説「ブギウギ」 (第25回・2023/11/3) 感想

連続テレビ小説「ブギウギ」

NHK総合・連続テレビ小説『ブギウギ』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramYouTube

第25回第5週『ほんまの家族や』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


スズ子(趣里)たちは、大和礼子(蒼井優)が出産後に病院でなくなったと知らされる。スズ子はお別れの会で、大和が梅丸少女歌劇団に入団以来ずっと会っていなかった、大和の両親と出会う。一方、スズ子は東京行きの件でツヤ(水川あさみ)と相変わらずわだかまりを抱えていた。ツヤは、スズ子が東京に行ってしまったら帰ってこなくなるのではないかと心配しており、梅吉(柳葉敏郎)にどうするべきなのか相談する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:足立紳(過去作/六畳間のピアノマン,拾われた男 Lost Man Found) 第1~5
   櫻井剛(過去作/表参道高校合唱部!,あなたのブツが、ここに)
演出:福井充広(過去作/てるてる,家族純情きらり,ミス・ジコチョー) 第1,3
   二見大輔(過去作/半分、青い。,なつぞら,カムカムエブリバディ)
   泉並敬眞(過去作/まんぷく,スカーレット,カムカムエブリバディ) 第2
   鈴木航(過去作/あさが来た,べっぴんさん,スカーレット) 第4,5
   盆子原誠(過去作/カーネーション,とと姉ちゃん,おちょやん)
音楽:服部隆之(過去作/王様のレストラン,翔太の寿司,のだめカンタービレ,HERO)
歌劇音楽:甲斐正人(過去作/映画「蒲田行進曲」(松竹/1982)劇伴担当)
舞台演出:荻田浩一(過去作/元宝塚歌劇団所属の演出家)
ロゴ・OP映像:牧野惇(過去作/東京パラリンピックのオ-プニング映像)
主題歌:中納良恵・さかいゆう・趣里「ハッピー☆ブギ」
語り:高瀬耕造(NHK大阪アナウンサー)
「土曜日版」ナレーション:北郷三穂子(NHK大阪アナウンサー)
制作統括:福岡利武(なつぞら,青天を衝け)
     櫻井壮一(過去作/おちょやん,あなたのブツが、ここに)
※敬称略



今週は「アバンタイトル無しにしたら?」と思っていたら…

ウチのブログに来てくれて、ありがとさん。
(私のブログに来てくれて、ありがとうございます。)

「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、ウチが管理人のみっきーやで!
(「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、私が管理人のみっきーです!)

「本編」の感想に入る前に…

先週から「今作の物語は、1週間に縛られていないのが良い」と書いてきた。

だから、ずっと書かなったが、だったらどこかで「冒頭でメインタイトル構成にしたら?」と思っていた。

だって、今作は番組開始直後にメインタイトルはほぼ無かったはずだから。

だから、やれば、大きな “区切り” を印象付けることができると思っていたのだ。

そして、ついに、今回が “その構成” だった。

先週から書いてきたが、やはり今週の鈴木航氏の演出は好きだし、肌に合うのだ。

「こうしたら良いのに…」が、大部分で “そうなっている” から。

というわけで、今回の構成を含めて、全体、詳細について深掘りしてみたい。

ちゃんと「主人公・スズ子の物語」になっている

まず、冒頭の「お別れの会」に、大和礼子(蒼井優)の父(上杉祥三)と母(辻葉子)が登場した。

そこを受けて、主人公・スズ子(趣里)の東京行きにわだかまりを抱える母・ツヤ(水川あさみ)と、妻の気持ちを察する梅吉(柳葉敏郎)の描写だ。

梅吉「あいつは どんだけ反対しても 絶対行きよるで 東京。
 そう育てたん… ツヤちゃんや。
 何でも自分で考えて
 生きていけるように育てる言うてたがな」


娘を信じたい、信じている気持ちと、胸の内がざわざわする不安にさいなまれるツヤを、今回はちょっぴり真面目な梅吉がやさしくフォローする。

娘を失った大和の両親を見て、ツヤと梅吉が心を動かす展開は、実にいい。

そう思えるのは。

今週の前半で、香川の家族をしっかりと描き、ツヤのスズ子への思いも丁寧に描かれたから、今の通夜の複雑な心情も、梅吉の気持ちもちゃんと伝わってきたと思う。

そして、何より良いのは、ちゃんと「主人公・スズ子の物語」になっていることだ。

「はな湯」の前で喪服のスズ子が佇む場面に注目

それを、ちょっとしたカットで魅せたのが、「はな湯」の前で喪服のスズ子が佇む場面だ。

先日、香川から帰ってきた際の「はな湯の煙突から出る煙」は、書いたとおり “実家の象徴” だった。

それがあったからこそ、今回の「煙」は、名匠・小津安二郎作品にも通じる “死の象徴” としてインサートされた。

同じ「はな湯の煙突からのぼる煙」なのに…

そして、スズ子の背後に「サザンカ(山茶花)」の植木。

“晩秋の花” であるサザンカは、真っ赤な太陽のような花と生き生きとした濃緑色の葉のコントラストが美しく、風に揺れるひたむきな花の姿が心を和ませてくれる。

また、サザンカの花の色と、直前のツヤの着物の色が重なっている。

で、今回の演出では、奥の「のれん」は風に揺れているが、サザンカは揺れていない

そして、銭湯の煙突から上がる煙は、風にゆらゆらと揺れる…

この辺の「動と静」のコントラストが、微妙に揺れ動いているスズ子とツヤの心情と呼応するから、何ともドキドキするのだ。

更に、『みっきーの植物図鑑』ではないが、こじつけると。

サザンカの花言葉は、ほかの草花が枯れてしまう冬でも明るい花を咲かせることから「ひたむきな愛」、「困難に立ち向かう」などがある。

その上で、赤いサザンカの花言葉には、「謙虚」、「あなたがもっと美しい」もある。

このことを考えると、中盤のシーンにサザンカがつながっていると思うのは、演出について考え過ぎだろうか。

完成度が高い15分だった

上記のことを踏まえて、全体を見ると。

こういう見方をするのは野暮だと思うが、脚本と演出を掘り下げるためにやってみる。

現状でスズ子の東京行きに反対しているのはツヤだけ。

だから、物語を前進させるためには、ツヤを心変わりさせるしかない。

そこで、志半ばで亡くなった大和礼子と、その両輪を利用して。

スズ子の決心をさらに強固なものにしつつ。

ツヤの心境の変化をドラマチックに描いた… ということだ。

スズ子 「ワテ、大和さんみたいになりたいんです。
 あんなふうに お客さんをくぎづけにするスターに
 なりたいんです。
 あんなふうに お客さんを励まして お客さんに励まされながら
 もっともっと 今よりももっと
 歌って踊ることが楽しゅうなりたいんです(字幕ママ)」


この流れのうまいところは、大和の両親に影響を受けるのが、親心という共通点のツヤだけでなく。

「親の期待に…」の部分としてスズ子も大きな影響を受けた展開になっていることだ。

このことによって、いつも書いているように「主人公が生かされている世界」が強調された。

物語りとして、不自然でない流れがあって、良くできていると思う。

いや、今週1週間は “ドラマ” としても “連ドラ” としても、メリハリがあって良かったし。

この「金曜日」は、1週間のまとめ、次週への期待感の創出という意味でも、完成度が高い15分だったと思う。

「大和礼子の突然の死」が、本当に必要だったのか?

さて、一つだけ気になっているのが「大和礼子の突然の死」が、本当に必要だったのか?

きっと、今作のスタッフなら「大和礼子の引責退団」でも、スズ子が東京行きを決意するくだりは描けたと思う。

「大和さんと橘さんの思いを受け継いで…」といったかたちで、大和礼子と橘アオイ(翼和希)との入団当時からの回想シーンを盛り込んで、涙涙の梅丸卒業もできたはずなのだ。

逆に、「大和礼子の突然の死」を強調するなら、もっと股野義夫(森永悠希)と赤ちゃんとの新婚生活を盛り込むこともできたはずだ。

もちろん、諸般の事情で、蒼井優さんが退場する必要があった可能性はあるが。

それだとしても。

先日の香川での産みの母・キヌ(中越典子)との劇的な再会も同じ感じだった。

それは、主人公以外のサブキャラクターの世界は、不必要に膨らませないし、描写も盛り込まないってことだ。

これは、作り手が意図的に、コンセプトとして「スズ子の物語」だけを徹底的に描こうとしている表れだと思う。

「スズ子の物語」を描くために「サブキャラの物語」を必要最小限で添える。

だから、それが結果的に「週跨ぎ」になっても、徹底的に「スズ子の物語」だけを描くことなら、やる… という、ある種の作り手の矜持のようなものだと思う。

最近は、こういう、作り手の意図、意思が伝わるドラマが少ないだけに、朝ドラがやるとは恐れ入った。

あとがき

アバンタイトル無しで、一気に描き切った構成も良かったです。

いっそ、メインタイトルも無しで、いや、超短縮版にして。

作り出した1分間で、もう少しツヤと梅吉の夫婦の会話、スズ子の大和を思い出すシーン、ステージに立つ直前のスズ子を盛り込んでほしかったです。

それにしても、これでキッチリと『ほんまの家族や』を締めくくったのは、お見事です。

みっきーの植物図鑑(第154回)

「もう、見ている人はいないかな?」と思って、前回はお休みしましたが。

お一人だけ、「もうお花の写真、投稿しないのですか?」と、コメントをくださいました。

サザンオールスターズ45周年ライブビューイングで分かった「ありがっとう!!」のホントの意味<感謝!当ブログ16周年>
でも書きましたけど。

“自分の存在を意識してくれている人がいる” という自己承認欲求を満たされるだけで、空間を超えられるってことで。

当ブログでも、手間と時間を要してまで「Web拍手」を押してくれたり、コメント投稿をしてくれる読者様がいるだけで、超うれしい!

だから、今回も「ありがっとう!! 」を伝えるために投稿します。
今後も「きれいな写真が撮れたら」になりますけど(苦笑)

前回で紹介した、農協直販所で買った15cmポット入り苗木の続編です。

エリカ・メランセラ~ディープマジェンタ~

名前はちょっと長くて「エリカ・メランセラ~ディープマジェンタ~」です。

エリカ・メランセラは、ツツジ科エリカ属で比較的耐寒性のある、小さな花がびっしり咲く「エリカ」の園芸種です。

秋咲きの園芸種として有名で、剪定しないとどんどん大きくなりますが、剪定無しでも美しい樹形が楽しめる品種です。

色によって、さまざまな名前がつきまして、これは『ディープマジェンタ(「深いマジェンタ色」の意味』です。

因みに、マジェンタ色は濃い赤紫で、次の文字の色がそれです。

マジェンタ色

因みに、紫色のエリカの花言葉は「閑静」です。

我が家のわちゃわちゃした猫の額ほどの庭に合うかどうか(笑)

結びに

ほんなら、また来てな。
それでは、また来てね。

すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”


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【これまでの感想】

第1週『ワテ、歌うで!』
1 2 3 4 5 
第2週『笑う門には福来る』
6 7 8 9 10 
第3週『桃色争議や!』
11 12 13 14 15 
第4週『ワテ、香川に行くで』
16 17 18 19 20 
第5週『ほんまの家族や』
21 22 23 24

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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