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下剋上球児 (第1話/初回25分拡大・2023/10/15) 感想 ※やはり前作「VIVAVT」の"ドラム"はチューバッカがモチーフだった

下剋上球児

TBSテレビ系・日曜劇場『下剋上球児』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagramTikTok

第1話/初回25分拡大『弱小野球部が甲子園を目指す 3年間の軌跡と裏に隠された秘密』の感想。



2016年3月。三重県立越山高校の社会科教師・南雲(鈴木亮平)は32歳で大学へ再入学し教師になった変わり種。次年度から野球部の顧問兼監督を打診されるが、拒んでいた。そんな折、赴任してきた家庭科教師・山住(黒木華)が野球部強化のためスカウト活動を開始。さらに、地元の有力者・犬塚(小日向文世)の孫で名門クラブチームのエース・翔(中沢元紀)の入学も決まる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原案:菊地高弘『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』
脚本:奥寺佐渡子(過去作/夜行観覧車、Nのために、最愛)
演出:塚原あゆ子(過去作/アンナチュラル、MIU404、最愛) 1
   山室大輔(過去作/天皇の料理番、テセウスの船、アトムの童)
   濱野大輝(過去作/ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と)
音楽:jizue(過去作/劇伴担当なし?)
主題歌:Superfly
アニメーション:石浜真史(過去作/ホリミヤ(OP)、SPY×FAMILY(OP1))
アニメーション制作:CloverWorks(過去作/SPY×FAMILYシリーズ、ホリミウヤ-piece-)
※敬称略



「それを言ったらおしまいよ」というのを書いておく

感想の冒頭から、「それを言ったらおしまいよ」というのを書いておく。

内容は、この「TBS 日曜劇場」枠でもよく放送されている、サクセスストーリーであり、スポ根ものだ。

更に、の類で野球をネタにした作品の名作は、古今東西山ほどある。

例えるまでもないが。

1989年公開の米国映画『フィールド・オブ・ドリームス』(Field of Dreams)は、野球をネタに、1960年代のアメリカを象徴するかのごとく、夢や希望、家族の絆などの美しきものを描いた名作ファンタージとして評価が高い。

本劇中に登場した『大塚ドリームグランド』の名称にも、ちょっとオマージュを感じるし。

ネタ、原案、スタッフ、キャストだけで、大失敗はおろか失敗すらない…

更に、「それを言ったらおしまいよ」を続けると。

いつもどおりに、主人公に過去あり、因縁あり、諸事情あり… だ。

更な更に、読むだけでも面白い『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』という 赤色下線マーカー太字(強調・刺激・興奮・警告)

あくまでも原案であり、作り手たちはそこからインスパイアされた “フィクション” ということだが。

10年連続で県大会初戦敗退の弱小校で、昔は県内一の “荒れた高校” が甲子園に初出場するまでのひと夏の実話ベースの物語。

2018年夏の甲子園に初出場した三重県立白山高校が、“リアル・ルーキーズ” さながらのミラクルの連続で勝ち進むノンフィクション作品だ。

更に更に更に。

『Nのために』、『最愛』等を手掛けた奥寺佐渡子氏が脚本担当。(過去作/夜行観覧車、Nのために、最愛)

『アンナチュラル』、『MIU404』、『最愛』の演出を手掛けた塚原あゆ子氏がメイン監督を務める。

俳優陣については、“ほぼ日曜劇場レギュラー” といっても過言ではない安定感抜群の布陣が揃っている。

ネタ、原案、スタッフ、キャストを見ただけで、大失敗はおろか、失敗すらないと思う。

問題、懸念材料があるとすれば…

まあ、問題があるとすれば、いや “連ドラ” として唯一の懸念材料があるとすれば。

どこをメインに、何を中心に描き進めるか? だと思う。

過去なのか、現在なのか、未来なのかも、そうだし。

主人公の進退、過去の因縁、球児たち、学校、私生活、地方などなど。

メインに描こうと思えばメインになりそうなパーツが山ほどある。

その中から、何を選び出すのかで、作品の方向性、指向性など変わるはず。

そうなると、視聴者を選ぶ作品になる可能性もある。

とはいえ、間違いないのは、野球ネタ、サクセスもの、俳優への苦手感がなければ楽しめると思う。

まあ、一部の演出を含めて、こういう王道路線だからこそ好みが分かれるのも、いつもどおりだから… である。

私の "大好物" がやってきた… かも!

で、「みっきー、あんたは、面白かったの? つまらなかったの?」だ(笑)

結論から言っちゃうと “大好物” がやってきた… そんな感じだ(爆)

口が酸っぱくなるほどいうが、“ドラマ” は人間を、人間の本質を描くことだ。

その視点から、ちゃんと登場人物たちを通して、“人間の生き様” を描こうとしているのが分かる。

更に “ドラマ” は主人公と主人公が生きる世界全体を描くことでもある。

その意味でも、ちゃんと主人公が周囲の人たちによって “生かされている” ように見えた。

この2点から、ドラマとしても、連ドラとしても期待が高い

世界に発信しても、誰もが楽しめるような作品を作るべき

もう一つの理由は、

それは、前作『VIVANT』などの演出を手掛けた福澤克雄監督の記事を読むと良く分かると思う。

福澤克雄監督 配信全盛期に見せたテレビの意地「安く作ってある程度…は終わりに」― スポニチ Sponichi Annex 芸能

「テレビドラマのこれからを自分で考えると、安く作ってある程度の視聴率…って言っている時代はそろそろ終わらないと。1つ、世界に出なきゃいけない」


巨額の予算を投入した海外ドラマや、どんな国の作品でも見られるネット配信全盛時代に、アンテナを通じて放送するテレビドラマが目指すもの。

すなわち、地上波ドラマも、日本国内の個人視聴率だどうだとか、再生回数が何回だとか、そういうちまちました作品づくりをやめて。

世界に発信しても、誰もが楽しめるような作品を作るべき。

という、テレビドラマ制作者の意地というか、ある種の矜持というか。

高校野球のドラマで、世界を目指すのもアリだと思う…

決して、世界規模で野球を見ると、そんなに数字は大きくない。

下記のリンクを見てもらうと良く分かるが。

野球の競技人口は世界に約3500万人|人気低迷の原因は国際大会  Daily Bookmaker.com

野球競技人口は世界3500万人で、1位のバレーボールの5億人、以下、バスケットボールが4億5千万人、卓球が3奥人と比較にならなない。

ただ、ファン人口で見ると、35億人のサッカーが断トツトップで、クリケットが25億人、バスケットボールが22億人で、野球は約5憶人で、7位の卓球8憶5千万人に次ぐ8位で、そんなに悪くない

更に、日本特有の文化といってもよい「高校野球」の珍しさもある。

従って、それなりにお金をかけて、壮大に丁寧にエネルギッシュに作り込めば、海外にも売れる作品になる可能性もある。

恐らく今のテレビ局では、『VIVANT』規模の予算でドラマを作るのは簡単ではない。

ただ、なんとか絞り出して作れば、できないことはないと思うし、そう信じたい。

というわけで、長くなったが、この作品を応援したいと思う。

山住香南子(黒木華)の存在と役回りが秀逸!

さて、長くなったので、少しだけ内容に触れてみようと思う。

とにかく驚いたのは、最初のCMが入るまでの約24分間で、一気に過去を説明したことだ。

冒頭で結末といっても良い “未来” を提示した上で、過去を説明した。

その中でも、秀逸だったのが、家庭科教諭で野球部部長の教師・山住香南子(黒木華)の存在と役回りだ。

野球好きだが女性だからという理由で… 野球へのあふれる情熱をひしひしと感じるサブキャラクターとしても良いし。

何より、香南子が自然な流れの中で説明役になっているから、説明臭さがほぼ皆無なのはお見事だ。

とにかく、全体的に物語が分かりやすく。

登場人物らも、ちょっぴりデフォルメが強くてアニメキャラ風の見せ方もあり。

随所に、スポ根アニメを彷彿させるアニメーションが挿入されたり。

視聴者を飽きさせない工夫にあふれ、メリハリもあって、私は良かったと思う。

まあ、前述のとおり、分かりやすすぎるのは、好みが分かれるポイントになるとは思うが。

私は、これくらいの塩梅がちょうど好みだ。

あとがき

とりあえず、下地は完成… って感じでしょうね。

とにかく、あまり人間関係のゴチャゴチャに踏み入らずに、しっかりと野球を描いてほしいです。

最後に、原案を書かれた菊地高弘さんの最新刊『野球ヲタ、投手コーチになる。 元プロ監督と元生物部学生コーチの京大野球部革命』が発売中です。

最下位率95%の “圧倒的弱小大学” 京都大学野球部が起こした奇跡を綴った痛快ノンフィクションで、読みましたが面白かったです。

おまけ

『VIVANT (第7話・2023/8/27) 熱め&長めの感想』で、次のことを書きました。

‘ハン・ソロ’こと野崎(阿部寛)の協力者が、‘チューバッカ’ことドラム(富栄ドラム)で。


これ、ピタリ賞でした!

「ドラムはパクりました」VIVANT福澤監督 超有名映画の人気キャラがモチーフと告白 /デイリースポーツ

やっぱり、ドラムは『スター・ウォーズ』の癒し家キャラ「チューバッカ」がネタ元でしたね。

すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”


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下剋上球児 第1話

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『弱小野球部が甲子園を目指す3年間の軌跡と裏に隠された秘密』
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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